病院での発達検査・WISC-Ⅲを受けた結果、息子は、「広汎性発達障害」と診断されました。
知的障害はありません。
検査結果をいただくことが出来なかったので、記憶していることを述べると、
「記憶」はかなり高かったのですが、「理解」や「処理速度」がぐんと低く、検査結果のでこぼこが示すように、出来ることと出来ないことの差が大きいので、本人のしんどさや周囲の戸惑いに繋がり、適切な指導がないと悪い方に引っ張られやすいということでした。
また、自我が発達していないので、自分で自分のことが分からずにしんどい思いをしているとも言われました。
「実のなっている木」を描く検査があったのですが、見せてもらった息子の絵は、紙のほとんどを使って木の幹を描き、枝や葉っぱがなく、「み」と文字で書いているだけでした。
そこから、息子は、想像したり、見通しを立てることが困難で、指示を受けても、どうすればいいのか自分で考えて行動することが難しいということでした。
支援学級の話が出ているのなら、支援を受ける方が良いと言われました。
「広汎性発達障害」は「自閉症」なので、普通に授業を受けていても、頭に入りにくく、1対1で確認しながら教えてもらった方がいい。
もし、支援学級に入らないのであれば、親がしっかり教えるか、個人で見てもらえる塾で教えてもらうなどのサポートが必要である。
・・・などというような説明を受けました。
診断を聞く前から、おそらく「発達障害」であろうと感じていたので、ショックはありませんでした。
それでも、時々思ってしまう「障害を否定する気持ち」を、ようやく粉々に打ち砕くことが出来ました。
一瞬、高次脳機能障害を持つ父と過ごした日々が頭をかすめ、
「さぁ、これから、息子と頑張るからね」と、決意することが出来ました。
私の覚悟は、ずっとずっと前から決まっていたはずです。
息子を授かった時から、「必ず、幸せにする」と!
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