夏休みの宿題で、毎年最も頭を悩ませるのが「理科の自由研究」と「工作」。
テーマが自由なほど何をするのか考えるのが大変で、やりたいことや興味を持つものがある子はすごいなぁと思います。
例年、最後まで残りがちな自由研究ですが、なんと今年はもう済ませました
塾で「理科の実験教室」というイベントがあって、息子はそれに参加したのです。
まさに夏休みの自由研究のために開かれたようなこのイベント、
・カラーペンの色を分解しよう
・べっこうあめを作ろう
・消えるコインのなぞ
という項目で、3つの実験を行ったそうです。
息子には、あらかじめ、
「自由研究に役立つかもしれないから、しっかり聞いてきてね。」
と、念押しをして送り出しました。
実は、夏休み中には、市民会館や公民館、植物園など色んな施設で子ども達が参加する実験や工作などのイベントが行われています。
低学年の頃は親の同伴が可能だったので参加することもありましたが、息子一人となると難しいところがあって参加をあきらめていました。
限られた時間の中で、限られた指導員さん、しかも、初対面では息子の困難なことを伝えるのは難しく、こうしたイベントはハードルが高いと感じたからです。
今回、息子のお世話になっている塾のイベントなので、塾に通う感覚で息子も安心して参加することが出来ました。
息子の記憶が薄れないうちにと、さっさと自由研究に取り組んだ次第です。
テーマは、「色の分解」。
「ペーパークロマトグラフィー」の実験です。
白いコーヒーフィルターと水を使って水性インクの色を分けるのですが、我が家で使っているコーヒーフィルターは薄茶色。
近所のお店を何軒も回りましたが、1種類しか置いていないお店はみな薄茶色のフィルターでした。
それもそのはず、やっと見つけた白のフィルターは薄茶色の倍以上のお値段がしました。
今回の実験で一番手間取っていたのは、コーヒーフィルターで帯を作ること。
2cm×10cmくらいの帯を10枚程作るのですが、息子はハサミをうまく使えないので、この簡単な作業にものすごく時間がかかりました。
しかも、出来上がった帯はガタガタのトゲトゲ。
トゲトゲ部分は私が切って帯状に整えましたが、今回、自由研究で私が手を貸した作業はこれだけです。
所々で「こうしてみたら」というアドバイスはしましたが、実験もまとめも息子が自分でやり遂げました。
実験の最後は、ペーパークロマトグラフィーを使った模様作り。
丸く切ったコーヒーフィルターの中心から少し離れたところにカラーペンで円を描いて、中心部が尖るようにフィルターを折って先だけ水に付けると、花のような色紙が出来上がります。
息子が楽しそうに作っているのを見て、思わず私も丸フィルターをたくさん作って、この色遊びを楽しみました。
何はともあれ、早々に自由研究が終わって、ホッとしました。
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