息子が学習支援をしてくださる放課後等デイサービスに通い始めて一ヶ月余り。
修学旅行後、なかなか学校へは通えない日が続いていますが、週に二回の放課後等デイサービスと、週一回の「脳神経リハビリテーションセンター」には通っています。
「脳神経リハビリテーションセンター」に通うようになってからは、もうすぐ一年。
週一回だけなのですが、当初はその一回に通うことも困難でした。
息子の意思で通い始めた所ですが、家を出る直前に息子の調子が悪くなって欠席することがよくありました。
欠席の連絡を本人が電話ですることになり、その電話で振替で通う日を決めるようになり、だんだんと通える日が増えてきました。
40分という短い時間ですが、毎週、同じ先生と話をしたりトレーニングをすることで息子が安心して過ごせる場所になっていって、「脳神経リハビリテーションセンター」に通えているということ自体が息子の自信の一つになっていると感じます。
一年前、「脳神経リハビリテーションセンター」に通うために通所受給者証を取得したとき、月に23日までの通所給付費が決定しました。
学校へ通えない息子の居場所を探して、フリースクール等を見学に行ったこともありましたが、その頃はまだ、息子がどこかに通えるような状態ではなかったようです。
あれから一年・・・。
息子が「勉強したい!」という意欲を見せたことで、再びフリースクールやいくつかの児童発達支援放課後等デイサービスを検討することになりました。
「がやがやした感じは嫌。」
「何するか分かれへんのはしんどいから、勉強だけのところがいい。」
という息子の意見から、学習支援に特化した放課後等デイサービスへ通うことになりました。
体験のときの面談で、
「英語を勉強したい。」
「小学生のときは、算数が好きやった。」
と息子が話したので、英語と数学を基礎から勉強していこうということになりました。
面談の中で、
「中二のときは、テレビを観るのもマンガを読むことも出来なかった。」
という話になり、先生に
「それはどうして?」
と聞かれ、息子は、
「自分が最低、最悪な状況の中で、お笑いとか見ても笑えないっていうか、『なんか違う』『自分はこんな状況やのに』って感じで、全然頭に入ってこなかった。」
と、話していました。
「でも、今は違う。
面白いときには笑えるようになった。」
と。
だから、前に進めるようになったのかな。
ここでは、
「基礎、基本的な学習を積み上げて、自信をつけていこう。」
ということが目標になっていて、生活支援として、
「色々な先生の話を聞こう。」
という風に個別支援計画には書かれています。
火曜日の英語は、その日によって先生が代わるようですが、金曜日の数学は同じ先生が教えてくださっています。
勉強以外の話の方が息子には興味があるようで、先生がオーストラリアに短期留学したときの話など、迎えに行った車の中で事細かに私に話してくれました。
日本の常識が世界の非常識だったり、息子にとって世界が少し広がる機会になったようです。
現状は週2回ですが、本人が希望すれば月に18回まで通えるので、テスト前に教えてほしい問題があるときなど、自分で連絡して通っています。(親の送迎は必要ですが…)
慣れてくれば、週4回通えるといいなと思っていますが、通うべきものを欠席するよりは、プラスして通える今の状態の方が、息子にとってはいいのかもしれません。
多くの人に支えられて、息子が歩いていく一歩一歩。
当たり前のことが当たり前にできる幸せ。
「面白いときには笑えるようになった。」
ことが、本当に良かった。
息子くん 頑張ってますね!
毎回 素晴らしい子だな~て思いながら拝見してます。
自分でしっかり 向上心を持っているな~て。
脳リハビリステーションて名前、はじめて聞きました!
こういう時こそ、良い環境で 信頼出来る大人達の支えって大きいですよね!
次女にも つくってあげたかったな...
今、次女は 高校生になって、中学までの学習が出来ていないので、苦労している様子です。
基礎だけでもやらせておけば違ったんだろうな...と思います。
(当時はやれる状態でもなかったけれど)
息子くん、ゆっくりでも 基礎勉強が出来るって 良い事だと思います!
まだまだ 時間はあるから 焦らずに 好きな教科だけでも 頑張ってほしいな!
お母さん、送迎も大変だと思いますが、息子くん共々 無理なさらない程度に 頑張って下さいね!
一歩一歩という感じですが、ようやくここまで来ました。
息子の出来ないことをあげればきりがありません。
もどかしい思いをすることも多々ありますが、頑張ろうと思って、息子が前を向いていることは間違いありません。
息子だけでなく私も多くの人に支えられて、やっと、息子と向き合うことが出来ている気がします。
2020さんは愛情と栄養たっぷりのお料理でご家族を支えられていて、いつも美味しそうだなぁと、ブログを拝見しています。
2020さんもお体を大事にしてくださいね。
やりたい!という思いに至った息子さん、素晴らしいです✨
それにしても、最近は学習や運動に特化した放課後デイとかできて羨ましい限りです。
ブログをご覧くださり、ありがとうございます!
放課後デイ、どんどん増えて、最近は本当に色々なところがありますね。
息子が通っている事業所は、どちらも発達障害のお子さんを育てておられる方が代表をされています。
こういう場所があったら、子どもも親も助かるのに…。
と、考えられたのが原点だそうです。