私たちはだれもが、凸凹や曲がった人生ではなく、まっすぐな人生を歩みたい、と願っているのではないでしょうか。取り分け現在は対処しにくい危機の時代ですから、気落ちしてしまったり、将来に対する確かな希望に堅く立つことができない、と感じられる方もいらっしゃるかも知れません(テモテ第二3:1~5)。偉大な創造者エホバ神は、私たちを益することを教え、その教えを学び守り行うなら平安と義が満ちる人生となることを保証してくださっています(イザヤ48:17,18)。聖書の箴言(しんげん)の書には、私たちの歩む道筋がまっすぐになる秘訣を次のように教えています。
「我子よ、わたし(エホバ)の律法を忘れてはならない。あなたの心がわたしのおきてを守り行うように。そうすれば、長い日々と命の年と平和があなたに加えられるからである。愛ある親切と真実があなたから離れることがないように。それをあなたののどに結べ。それをあなたの心の書き板に書き記して、神(エホバ)と地の人の目に恵みと良い洞察力を得よ。心をつくしてエホバに依り頼め。自分の理解に頼ってはならない。あなたのすべての道において神(エホバ)を認めよ。そうすれば、神(エホバ)自身があなたの道筋をまっすぐにしてくださる。
自分の目から見て賢い者となってはならない。エホバを恐れ、悪から遠ざかれ」(箴言3:1~7)。
上の箴言(しんげん)の書の3章1節から7節までに、まっすぐな人生、つまりまっすぐな道筋を歩むための秘訣が記さています。どうすれば、まっすぐな人生・道筋を歩むことができるのでしょうか。①エホバの律法・み言葉聖書を日々学び、学んだ事柄を黙想し、守り行うことです(詩編1;2,3)。そのようにして、神エホバの教えを忘れないようにするのです。②神エホバの教えの愛ある親切と真実を、心の書き板に書き記し、神エホバと心の正しい人々の「めぐみと良い洞察力」を得ることです。③心をつくしていつでも神エホバに全き信仰を置き依り頼むことです。そうすれば、神エホバご自身が私たちの歩む道筋をまっすぐにしてくださり、平安と義が豊かな人生になるでしょう(イザヤ48:17,18)。
人間は、往々にして自分を賢い者として自分の限られた知恵に頼る傾向があります。感謝すべきことに神エホバは、私たち人間を「神の像(かたち)」に創造して頂いていますので(創世記1:26,27)、神エホバの言葉を学び、祈りのうちに神エホバに依り頼む生き方をすることができるのです。悪から遠く離れ、真剣な努力をして神エホバの教えに応じ、信仰に徳を、徳に知識を、知識に自制を、自制に忍耐を、忍耐に敬虔な専心を、敬虔な専心に兄弟の愛情を、兄弟の愛情に愛を加えて、日々ご意志を行なう方々は幸いです(ペテロ第二3:5~7)。
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家々に 伝道の街 春の風 今日の一句
鉢植えの「大輪のガザニア」