城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

大ダワに登る 22.1.23

2022-01-23 15:32:23 | 山登り
 揖斐川町川上地区から夜叉ヶ池方面に右折すると、すぐに夜叉龍神社が雪の中埋まるように建っていた。

 犬を二匹連れた地元のおじさんと少し話す

神社前の駐車場で準備をしていると隣の車に見慣れた顔があった。OSKのN氏、岩登りや山スキーが大好きで今日も戸粕(三等三角点1076.84m)に単独で山スキーに来たとのこと。我々が目指すのは、戸粕の坂内川を挟んで西側の通称大ダワ(点名は川上、二等三角点1067.55m)。どちらが帰ってくるのが早いかなどと言いながら別れた。大ダワに最初に登ったのは、3年前の2月11日でその時は雪が少なく、最初の半分くらいは雪がほとんどなく、ブッシュが出ていた。やっと雪が出てきて、約4時間かけて山頂を踏んだ。

 今回のメンバーは、ダブルOさん、Yさん、Kさんとおじさんの5人。スノーシューやワカンをそれぞれ着けて7時45分頃出発。曇っているが、風はない。すぐにトレースがあることを発見し、これを使わせていただくことになる。これで今日の登頂はほぼ間違いないことになった。トレースがあってもいきなりの急登は大変。最初はYさんが先頭、それが終了すると細い尾根を登り、すぐにもう少し広い尾根の登りとなる。Kさんが先頭となりどんどん登って行く。先行の登山者の歩幅は大きく、かなり大柄だったようだ。やがて、右手の方に蕎麦粒山が見えてくる。健脚のOさんが先頭になる。今年新調したスノーシュー(すでに伊吹弥高尾根、戸粕、ツルベに使用)で快調に登って行く。やがて最後の登り、これが急だった。


 8:33

 9:04 蕎麦粒山

 9:31

 最後尾がおじさん この日先頭を務めることはなかった(申し訳ない) Oさん提供

 登り切れば、あとは緩やかな斜面が広がっている。

 山頂まで緩やかな道が続く

まさしくスノーシューの世界だ。それでもトレースを外れると深く埋まる。緩斜面の先にある大ダワに10時55分に到着、登山口から3時間と少し。トレースのおかげで予想よりも早く着いた。曇り空ながら山頂からは金糞岳、伊吹山、琵琶湖竹生島などがよく見える。体力のある登山者はここから土蔵岳(約1時間から1時間半)までさらに進む。車が二台あるなら八草トンネル付近に降りる周回コースも面白いかもしれない(昨年我々はトンネル付近から土蔵岳を往復したが、体力的にこの周回コースは無理。)山頂も無風でゆっくりと昼食、それでもしばらくすると冷えてくる。今朝登山口付近の気温はマイナス6度、登り始め指が少し痛かった。

 大ダワの標識 3年前はもっと上の方についていたので、この冬は相当雪が多い

 山頂からの金糞岳

 左伊吹山、右金糞岳

 スノーシューはワカンと比べると下りは苦手だ、しかし、今回下りについては踏み固めた道を降りずに、新雪の中を降りてゆくのはワカンに劣らないことを確認することができた。ただし、雪の表面が凍結してくると事情は違う。Oさんが言うようにスノーシューが使えるのは、2月まで。その後は壺足とアイゼンだと。駐車場に13時10分に到着、下りは1時間40分だった。戸粕に行ったN氏はまだ帰ってきていなかった。山スキーは急斜面の登りでは大きなジグザグになり、スノーシューより時間がかかる。

 真正面に蕎麦粒山 下山時

コースタイム 登山口7:45→大ダワ10:55~11:30→登山口13:10


 大ダワの位置は左上の「1067.5」と表記してあるところです
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