宮応かつゆきの日本改革ブログ

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オスプレイ厚木基地飛来通告、対応に追われる。 「7・15オスプレイ来るな!緊急抗議集会」開催

2014年07月11日 | 基地・オスプレイ

 防衛省は9日、大和市、綾瀬市などに「7月15日(火)、米海兵隊MV-22オスプレイ1機が人員輸送のため厚木飛行場に立ち寄り、キャンプ富士へ飛来する。 18日(金)にキャンプ富士を発ち、普天間基地へ帰投する可能性がある」と連絡して来ました。

 10日に、厚木基地周辺住民の会、県平和委員会、安保廃棄神奈川県実行委員会、新日本婦人の会県本部、神奈川県労連、日本共産党神奈川県委員会などが打ち合わせを行い、緊急の抗議行動を行うことで合意しました。

 オスプレイの飛来が予定されている7月15日(火)には、11時からの基地司令部への抗議要請、同日午後2時から、大和駅近くの「やまと公園」で「オスクレイ来るな!緊急抗議集会』を開催、その後、厚木基地北側を通り、相鉄線相模大塚駅までデモ行進することを確認しました。

 また、11日(金)には、基地司令官等への抗議要請を平和、民主諸団体、日本共産党基地周辺自治体議員団が行います。

 14日(月)午前には、「緊急集会実行委員会」として、防衛省要請、午後には、大和、綾瀬両市を訪問し、意見交換を行うことにしています。

 「しんぶん赤旗」11日付は、「オスプレイ列島縦断計画」の見出しで、15日~20日にかけて、MV-22オスプレイが普天間から厚木⇒キャンプ富士、横田⇒札幌へと展開する計画を明らかにしています。

 オスプレイの東日本への飛来ははじめてです。 オスプレイの訓練拠点を一気に全国に拡大する狙いです。

 同紙の池田 晋記者は、今回のオスプレイの展開について次のように指摘しています。

 「今回の厚木、キャンプ富士、横田の各米軍基地への飛来計画は、東日本における訓練拠点を模索する動きの一環とみられます。 日本政府としては、沖縄県外への飛来・訓練を増やすことで、名護市辺野古への新基地建設が最大の争点となる11月の県知事選へ向け、『基地負担の軽減』をアピールする狙いがあります」

 「また、政府は今後5年間で17機のオスプレイを陸上自衛隊に導入・配備する計画で、訓練を国民に慣れさせる狙いもあります。 本土訓練の拡大と自衛隊へのオスプレイ導入は、負担の『分担』ではなく、配備撤回という沖縄の本来の願いに反し、全国を危険な訓練場に変えるものです」

 「7・15 オスプレイ来るな! 緊急抗議集会」は、同日午後2時からです。 デモ行進は、集会終了後の午後2時45分頃、「やまと公園」を出発する予定です。 平日の緊急行動ですが、大勢の方々のご参加をお願いします。