港に着くとバスが待っていました。
まもなくして気がつきました。
「あっ雪」
関西と九州はこんなに違うのですね。
7時20分頃、奈良県と三重県との峠あたりでしょか
初日の出に遭遇しました。
バスの中からの撮影ですので、ちょっと見にくいのですが、
まばゆい!
伊勢につく頃には、すっかり明るくなりました。
外宮、内宮とお参りです。
まず宇治橋の鳥居をくぐり宇治橋を渡るとそこは、
森閑とした空気に包まれます。
五十鈴川参道の途中に五十鈴川の川べりに出ます。
そこはもっと神秘的で水は清流で空気が澄み切っているようです。
なんだか森の精が住んでいるような気配さえしてきます。
そこで心身を清め玉砂利を踏みしめていくと御正宮(ごしょうぐう)
が見えてきますが、そこから先が遅々として進みません。
近くて遠いってこのことのようです。
20年に1度の式年遷宮が25年にあります。
1昨年にお参りしたときは、新御敷地(しんみしきち)は
その旨を記した看板が立てられていただけの更地でしたが、
今年は更地もみえないように木板で囲いがしてあって中を
うかがい知ることはできませんでした。
もうまもなく工事もはじまることでしょう。
新御敷地というのは、御正宮の隣なので、
(御正宮は撮影禁止)
隣はどちらかは、いつも更地ということなのでしょうね。
なんとも不思議です。
森の中にあるあちこちの建物もそうですが、
これはヒノキでしょうか、木肌そのままなので、とっても
質素な自然な感じで神様がほんとうに住んでいるような
気持ちにさえなってきます。
神聖な空気をいっぱい吸い込んで、宇治橋を渡るとそこは、
又もとの現代に戻ったのでした。
つづく
ごきげんよう!