『再出発の英文法』のリンク付き目次を記事が搭載されているgooブログに欲しいという希望を何人かの読者からいただきました。嬉しいです。何につけ反応があるというのはブログ管理者として嬉しい。元気がでます。個人のブログとはいえ「客商売」。ご要望に応えさせていただきます。この記事が少しでも『再出発の英文法』を読んでいただく上で読者の皆様のストレスを軽減できるようなら、そして「英語大好きだよ」と一人でも多く . . . 本文を読む
今回のテーマは「省略」「挿入」「同格」。これらはすべてセンテンス内部の語順ルールの<例外のパターン>です。しかし、語の配列の<例外>ではあるが、それらはパターン化されている<ルール>であり、いつどこで誰が使用したとも一義的にセンテンスの意味内容が確定する語の配列のルール、畢竟、英文法体系の一部なのです。具体的に例文で確認してみましょう。
When young, Ms. Shimokitazaw . . . 本文を読む
[0]『再出発の英文法』の対象と目的この一連の記事は、中学校・高校で英語を一通り学んだけれど今では綺麗さっぱり忘れてしまったという社会人・大学生・大学院生を主な読者と想定して書き上げました。英語は苦手というか「苦手でさえない」という方。けれど、英語ができないとこれからはどうも不便な時代になっていると薄々感じている、そんな<真面目な英語嫌いの大人>が私のお目当ての読者です。現在の日本で「英語力が本当 . . . 本文を読む
[1]パンクチュエーションの重要性 ◆パンクチュエーションとはなんでしょうか 『再出発の英文法』最終回のテーマは「パンクチュエーション」(punctuation)です。「パンクチュエーション」とは句読点の使い方。簡単に言えば、「ピリオド・疑問符・びっくりマーク」「カンマ」「コロン・セミコロン」「括弧」「ダッシュ」等々、アルファベット以外の記号の使い方のこと。この前のセンテンスに3個使った「・」や . . . 本文を読む
[1]「5文型」は日本だけで通じる文法用語◆5文型論の歴史日本では英文法の参考書の多くには所謂「5文型」が書かれています。しかし、「5文型」で英語のセンテンスを理解する手法は極めてローカルなものであり、現在では日本だけで使われているものと言っても過言ではありません。実際、アメリカ人の友人やイギリス人の先生に「このセンテンスは第5文型ですよね」とか聞いたとしても、その方が日本の英語教育の専門家でもな . . . 本文を読む
[1]動詞の意味 今回のテーマは「動詞」です。ところで、「動詞」ってなんでしょうか? はい。動詞とは「主語の行動」「主語の変化」を表す単語です。この「行動」と「変化」に「なにもしないこと」や「無変化」も含めれば、動詞をこう定義しても満更間違いではないでしょう。例えば、 Violet -san takes an exam of Bookkeeping next month. (バイオレットさん . . . 本文を読む
[1]目的語と補語
今回のテーマは「目的語」と「補語」です。まずは、基本的な理解をおさらいしておきましょう。
●目的語
目的語は、「~を」とか「~に」という動作の対象を表すもので、「目的語=Object」の「O」として英語の五つの文型の中の三つの文型で使われます。つまり、第3文型・第4文型・第5文型のセンテンスでは目的語は不可欠の要素。
第3文型:S→V→O
We purchased c . . . 本文を読む
[1]不定詞
今回のこのカテゴリー「再出発の英文法」のテーマは「不定詞」です。不定詞は大学受験英語でもTOEIC/TOEFLでも最重要論点の一つですが、今ひとつ自信が持てないという方も多い論点。例えば、「英文法嫌い」の方の中には英文法の参考書などで、
<不定詞の説明>
不定詞は「前置詞の to +動詞の原形(=「to +V原形」の形を取り、センテンスの中で名詞として使われる名詞的用法、形容詞 . . . 本文を読む
[1]呼応
今回のテーマは、日本人が苦手な英語表現の中でも「渋い論点」、「一致」や「呼応」と呼ばれているもの。これら(「一致」=agreement, 「呼応」=concord)と言うとなにか浮世離れした文法話しと感じられるかもしれませんが、これらは「主語と述語動詞の一致」や「名詞とそれを受ける代名詞の一致」のルールを含んでおりTOEFLやTOEICの最頻出論点と言っても過言ではありません。述語 . . . 本文を読む