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外国人地方選挙権を巡る憲法基礎論覚書(Ⅵ・完)

2009年11月28日 06時16分28秒 | 日々感じたこととか
◎国民主権と民主主義-両面価値的存在位相 国民主権は歴史的には君主主権の対抗イデオロギーとして成立した。他方、宗教戦争の悲惨を反芻する中で形成された国民主権は、宗教という共約不可能な価値を巡る不倶戴天の敵とも平和的共存できる、そんな社会秩序を希求するイデオロギーでもあった。つまり、国民主権は、君主主権を批判するオフェンスの側面と、「無秩序よりも最悪の秩序が望ましい」とする、法的安定性の浸透を期す . . . 本文を読む