英語と書評 de 海馬之玄関

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手に入らない書籍のこと――サンタさん、これ欲しいんですけど・・・

2017年12月22日 11時40分10秒 | 徒然日記

 

 

これはほとんど「Twitter」です。

 

仕事柄、必要な資料は、和書・洋書、統計データ等

大体いつでもアクセスできるようにはしています。

 

だって、OED先生、および、Wikipedia(但し、英語版)とそこのリンクでもって

当座必要な情報の7割りがたはOKでしょう。これ見栄かな。見栄ですよね。

はい、もとい、9割6分くらいはいける、鴨。

まぁー、わたしの場合はですが。

 

そうなると、手に入らない情報は――ある個人から聞くしかないとか、

現地に行かないと埒があかないとか、地域史等の稀少本とかは除いて、

買う気があったのならばという意味ですが、一般向けに書籍の形式で一度は

世に出た類いの書籍の情報に限れば――、少なくとも、わたしの場合というか

日本ではかなり類型化されると思います。


そう、まぁー、国立国会図書館まで通う労力を厭わなければ、そりゃー、

なんとかなるものもあるけれど、それも大変。

しかも、それでもむつかしいものもある。

 

例えば・・・。結論行きます。

この記事「Twitter」ですからね(笑)。

 

>過去の40年分くらいの「六法全書」

>1983年から2003年までの、読者投稿画像が売りの

 Hな雑誌8タイトル全部

>旺文社と学研の「中学◆年生」シリーズの

 1973年から1985年まで全部 

 

例えば、刑法234条の2「電子計算機損壊等業務妨害罪」が新設された前後4-5年の日本社会の状況を知るためには、ネットで現在の同条を見たり、当時の衆参の法務委員会での議事録を読んでもほとんどなーんもわかりません。まして、厳密には今でも民法典に条文本条のない「譲渡担保」法制の推移を考える際には本当に昔しの六法は宝です。そう、「旧法令集」という名のある旧法規を集めたものではなくて、雑多な法規が同一平面(? 同一の直方体)の六法の中に収められているのが肝要ということ。


>図書館とかで当時の新聞記事を読む(笑)。

 

最悪。

それ最悪の一手です。


はい、

彼等リベラルメディアは都合のよいことしか紙面に残していませんから。

きっぱり。


だから、刑法といわず、その他の法規も共時的に確認できる当時の「六法全書」を系統立てて読むのは有効。これ、電子辞書ではなくて--当該の調べたい英単語やイディオムだけではなくその前後左右のご近所さんともお近づきになれるかもしれない--紙の辞書が、少なくとも、英語学習のある時期には死活的に重要なのとパラレル、鴨。

・言論の自由を市民の手に取り戻せ
:日本の(リベラル)ジャーナリズムは不要、否、有害だ!
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c7d0b8a081d2c153a9331218334039f6


ことほど左様に、ご存じの方も多いと思いますが、週刊マンガ雑誌は、否、月刊でさえ

よほどの幸運が重ならなければ、10年前のものもを半年分を通しで

入手するのは難しいです。amazon大明神の力を借りても、神保町に

日さんしても。まあ、25冊に50万円の予算をつけても、成否は運。

同様に、エロ本、アニメや料理・育児の雑誌も厳しい。

 

出版社にかけあう? 

 

その出版社が倒産していなかったとしても20年前の雑誌、

どこも系統立て保管なんかしてません。きっぱり。

だって、一応、わたし元大手出版社のシニアディレクター

でもありますから。自慢じゃないけど恥ずかしながら、 

そう断言します。

 

つまり、最新の情報はネットでいつでも見れるのに、

ある事件が起きたときの社会の全体像を確認したいときに、

一次資料が系統立ては存在しないのですよ

 

実際、例えば、ルーズソックス(「ブーツソックス」「ルースソックス」)が

いつからどこで流行り始めたのか?

 

1987~1989の横浜説・横須賀説・札幌説・仙台説・千葉説等々諸説ありますが、

実は、誰もわからない。まして、「夫婦別姓」なり「南京茶番事件」なるものの

この社会におけるイメージの広がりの様相の確認においておや。


だから、声の大きなリベラル派のいかさま情報が

堂堂とまかり通っている。この日本では。

 

サンタさん、なんとかしてください!

 

おわり

 



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