たとえば、音楽に興味がなかったり、エレキギターにシビれたり、そんなことのない平凡な日々だったらとか。
そうでなければ、特別な才能に恵まれて、ガットギターですべてを表現できたとしたなら、
かつて邪道であるとさげすんだ安い機械に夢をたくすなどなかりせに。
オクターバーだけは、いつか使ってみたいと思ったのは、ローザルクセンブルグの
玉城さんが使ってたから。しかし、センスがものを言うのよね。
意を決して買ってはみたけど、ドクターミュージックのプロフェッショナリズムで作った
アクリル板のボードに、ギリギリ、収まるか否か。
前のライブでも使わなかった、ロシア製のワウを外すか。
チューナーはクリップで十分か。
そもそも、オクターバーはライブで音楽的に使えるのか、高かったけど。
理想と現実、真実と捏造、本気と遊び、似ているようで少し違う。
違えようで、よく似ている。
tc electronic の SUB'N'UP は、ギターでパイプオルガンの音が出せるのです。
邪道が蛇の道ならば、キングコブラの牙こそ道すれ。
エレキ、アコースティック、ガットとか。
クラシックギターとかフラメンコギターとか。