未来からやってきたのか。
金曜日に続いてまた、得三へ。
小川美潮。
初めてLIVEを見た。
CD 「4 to 3」 が91年。もう22年前か。
素晴らしいライブでした。
歌手として、技術的にとても高度なことをやっていると思うが、そんなことはほとんど感じさせない。
歌の世界にどんどん引き込まれてゆく。
この人の歌も、身体からではなくて、もっと深いどこかから響いている。
美潮さんの深い森の奥に、大きな水のかたまりが浮いていて、それは、オレンジ色で、中にいろんなものが、
まるで世の中のミニチュアみたいに詰まっていて、そこから歌が聞こえてくる。
そして、こっちにもやっぱり森があって、同じような水の玉があって、それはたとえば、紫色で、そこに美潮さん
のオレンジ色が混ざってきて、今までに見たこともないきれいな色になって、どんどんいろんな色に変化してゆく。
心から心に音楽が届くというのは、たとえて言えばそういう感じじゃないかな、なんて思いながら。
「はじめて」というタイトルの歌を聴きながら、今までにあったいろんなこと思い出して、そんな歌詞だから、
でも、そのいろんなことは、良いことばかりじゃないけど、ひとつひとつ、素直に受け入れられるような気持ち
になった。
得三にてライブ。
内田勘太郎登場。
クロスロード。ボトルネックスライド。ギターという楽器をここまで弾ききる演奏者は、世界中にも
そうはいまい。ヴァーチュオゾ。いや、もう人間国宝。
沖縄の2人は、なんとなく名前知ってる程度で、あまり期待はしてなかった。というより、勘太郎の
ブルースをもっと聞きたいと思っていた。
そう、その歌が始まるまでは。
いや、驚きました。まずは、下地勇の「嫌んなった」。憂歌団の歌。
なんという声。少しハスキーで、低音がよく響く。素晴らしい表現力。
そして、宮古の方言で歌うオリジナル曲のオリジナリティ。
で、新良幸人。もう最初の1小節で、ノックアウト。クリヤーな美しい、そして力強い声。
たとえるなら、オーロラのような歌。単純な旋律の無いロングトーンがきらきらと光りながら揺らぐのです。
人間の声って、こんなに素晴らしいんだと思い知らされた。
その声の出どころは、口からでも、のどからでも、腹の底からでもない。
その声は、大地と海から響いているのだ。沖縄の太陽の下、光り輝く海、緑の大地。
そして、歌と勘太郎のギターがとけあっていく。
なんとぜいたくな音楽だろう。
素晴らしい。幸せな気分の夜。
学生のころ、こんな電気スタンドが流行した。
アルマイト仕上げのシルバー色のは安かったけど、これは、ちょっと高かったけど、頑張って買った。
昨日まで、キッチリ使わせてもらいましたよ。
さようなら。
こんにちは。
Zライト。もう絶滅種かと思っていた。家電店にも置いてなかったが楽天で発見した。
今の机の配置だと、クランプを付ける余地がないが、オプションで、置台があったので、一緒に購入。
やっぱ、デザインが素晴らしい。
見ていて気持ちよいもの。
末永くつかわせてもらうよ。