開けてはいけないドアをまた開けてしまった。
23:40。歓送会の2次会まで行ってしまった。
もう、外で飲まなくなって久しい私とて、オフィシャルの飲み会だけは行きますよ。義務だから。基本は1次会で姿を消すことにしていました。
かつては、ビール1杯のつもりが朝までというのが定番でした。でも、人間は変わるのだよ。そして、僕も変わったのだよ。
「今日はとことんいくんやろ?」
そう、俺は変わったが、まわりの奴らが変わっちゃいないのだ。
カラオケBOXでマイクを振りまわしたとか、
部長さんに「俺の酒が飲めねーのか」とからんだとか、
直属の上司に「あんたは俺の上に立つ器じゃねー」と言ったとか、
電車で乗り過ごしてタクシー(9,000)で何回帰ったとか、
路上で寝てて、早朝、警察官に起こされたとか、
ここじゃ言えないあんなこととか...。
昔の話じゃねーかよー。
明らかに、奴らは、新しい伝説を待っている。
開けてはいけないドアは行き着けのバーである。
といっても最近は一年に一度、行くかどうかといったところだ。
客はいなかった。
「終電何時か知ってます?」
マスターは知らなかった。
ケイタイで...手元がすでに怪しい。そして電池が切れた。
終電に間に合わない理由が出来てしまった。
飲んだ、そしてマスターと話した。内容は全く覚えていない。
気が着けば、タクシーの中で、もう一度気が着いたら、土曜の13:00、
Yシャツにノーパンでカーペットの上だ。週間プレーボーイのグラビアか。
全く動けない、水を飲んでも吐きそうだ。
何とかシャワー、そしてカレーうどんを食べに行く、15:00だ。
ピアノのレッスン日、しかも今年初、30分練習してから向かった。
気持ち悪くて途中で切り上げた。正直に二日酔いでと告げる。
ほんとにひどい二日酔いでした。
失ったもの
無駄に飲んだビーフィーター¥2,000、
タクシー代、¥3,000、
やめときゃよかったピアノのレッスン¥1,200、
ぼろぼろになったこの心、プライスレス。
THE END
23:40。歓送会の2次会まで行ってしまった。
もう、外で飲まなくなって久しい私とて、オフィシャルの飲み会だけは行きますよ。義務だから。基本は1次会で姿を消すことにしていました。
かつては、ビール1杯のつもりが朝までというのが定番でした。でも、人間は変わるのだよ。そして、僕も変わったのだよ。
「今日はとことんいくんやろ?」
そう、俺は変わったが、まわりの奴らが変わっちゃいないのだ。
カラオケBOXでマイクを振りまわしたとか、
部長さんに「俺の酒が飲めねーのか」とからんだとか、
直属の上司に「あんたは俺の上に立つ器じゃねー」と言ったとか、
電車で乗り過ごしてタクシー(9,000)で何回帰ったとか、
路上で寝てて、早朝、警察官に起こされたとか、
ここじゃ言えないあんなこととか...。
昔の話じゃねーかよー。
明らかに、奴らは、新しい伝説を待っている。
開けてはいけないドアは行き着けのバーである。
といっても最近は一年に一度、行くかどうかといったところだ。
客はいなかった。
「終電何時か知ってます?」
マスターは知らなかった。
ケイタイで...手元がすでに怪しい。そして電池が切れた。
終電に間に合わない理由が出来てしまった。
飲んだ、そしてマスターと話した。内容は全く覚えていない。
気が着けば、タクシーの中で、もう一度気が着いたら、土曜の13:00、
Yシャツにノーパンでカーペットの上だ。週間プレーボーイのグラビアか。
全く動けない、水を飲んでも吐きそうだ。
何とかシャワー、そしてカレーうどんを食べに行く、15:00だ。
ピアノのレッスン日、しかも今年初、30分練習してから向かった。
気持ち悪くて途中で切り上げた。正直に二日酔いでと告げる。
ほんとにひどい二日酔いでした。
失ったもの
無駄に飲んだビーフィーター¥2,000、
タクシー代、¥3,000、
やめときゃよかったピアノのレッスン¥1,200、
ぼろぼろになったこの心、プライスレス。
THE END