鶴橋。
アーケードとこの狭さが良い。
そして、洋品店、キムチのにおい。
21:00、電話の主は、学生時代の友人。
特に用事は無いとのことで、近況を報告しあう。
10数年、うつ病であると聞いた。少し驚いた。今も病院に通っているという。
会社でも、1年のうちに、3人が精神疾患で職場を去った。
昨年、厚生労働省は、精神疾患を、がん、脳卒中、心臓病、糖尿病と合わせて
「5大疾病」と位置づけ、重点対策を行うことを決めたそうである。
精神疾患は、西原理恵子に言葉を借りると
「病気としての位が低い」のだそうである。病気扱いされにくいというのだ。
たしかに、自覚症状、客観的判断とも素人では分かりづらい。しかし、顕在化している
患者数だけでも、他の4疾病よりもかなり上回っている。2008年時点で、323万人、潜在数を
含めると、国民の数パーセントが罹患しているという状況である。
入院などで、時間の損失、そして、生命をおびやかすという病気としての重さも、他の4疾病に
ひけをとるものではない。
忌野清志郎の ラクにいこうぜ は、TVコマーシャルで流れていた。
「幸せになりたいけど頑張りたくない」
そう、がんばっちゃダメ。頑張らなくてもできるように考えないと。
人間が、ガンバって、できることなんて、タカが知れているのだ。
久しぶりに、楽しかった学生時代がよみがえった。何度もありがとうと言って受話器を置いた。
キャプテン・ビーフハート、なんとなく名前の語感から、いわゆるアメリカンロック、
そう、ブルーススプリングスティーンとか、ヒューイルイスとか、ケニーロギンスみたいな
ものと思っていた。まったくデタラメなカン違い。
これを聞いてみようと思ったのは、数年前、子供を歯医者につれて行った待合室で、
GQジャパンだっとと思うが、雑誌の特集で、「親子で聞きたい音楽」だった。
やっぱりアメリカンロックをイメージした。
なので、このマヌケなジャケットも、そのユルさを想像させることを助長した。
「型にはまらない」って、音楽のみならず、芸術全般でよく使われる表現ではあるが、
これは、「はめる型すらない」。
楽器は、奏でるものではなく、鳴らすモノなのだ。歌っているのではなく吠えているのだ。
優しい、癒される音楽ではない。激しく、乱暴な音。では、なぜ「親子で聞きたい」のか。
それは、創造性だと理解した。過去や既成を無いものとし、この時点から、できることをやる。
最初は、バラバラでめちゃくちゃな演奏に聞こえる。しかし、それぞれの音は、ぶつかり合い
ながら、調和し、響きあう。調和とは、なれあいではなく、本来、こういうものだ。美しい。
岡本太郎の言う、「キレイなものはダメなんだ。美しいとキレイは違うんだ。」 その音がする。
何度でも、聞くたびに新しい。得難い音楽である。
あんなに天気が良かったのに。
しかも無風。風力0。これ以上ないテニス日和に張りきってコートへ自転車で。
なんと、霜が溶けて、水たまりになっていて、中止になりました。
久しぶりに息子と公園でボール蹴りました。
いつのまにやら、ずいぶんと強いボールが帰ってきますし、リフティングもサマになってました。
充実の1時間。少し汗かきました。
今朝の朝日新聞、GLOBEの記事。
世界で数人しかいない女性トップレーサーとのこと。
大学時代にスキー部の遠征費用を稼ぐため、レースクイーンのバイトをしたとき、
レーサーを志したのだそう。
しかし、そのとき、普通免許も持っていなかったとのこと。
海外のF3なんかで活躍したが、体調を壊し、結婚を機にレースを離れ、子供に英語を教えている
とのこと。
今年、1月にレース復帰、ドバイの24時間耐久レースに出場、今年6月には、ル・マン24時間耐久
レースに出るらしい。38才。
すごい人がいるもんだ。 しかも見ての通りの美人。
そういえば、息子の英語の先生も、元カーレーサーで、1月にドバイのレースに出ると言ってたなぁ。
そういえば、美人って言ってたなぁ。