ときどき、人のたくさんあつまるところに行きたくなる
ときどきだれもいないところへ行きたくなる
プラスチック、アスファルト、コンクリート、プレハブ、スレート、蛍光灯
黒いビニールの電線
そして横切る高速道路
深呼吸して
ここが新しいふるさとになる
サクラチル
昨年に比べて入賞写真のクオリティが上がっていた。
偶然ではなくて、撮影意図が感じられる好作品が並んでいた。
少し自分の過剰な自信を恥じた。
仮装コンテストなど。
ピンスポがほしかったなぁ。
子供がらみのイベントは盛り上がるね。
しかし、せっかくの集客を商店街の収益につなげる工夫が乏しいように思った。
たとえば、コンテストの投票券を物品に付けて販売するとかどうだろう。
テレビで、外国人が試写会を見て爆笑してたので、どうしても見たくなった。
いくつかのショートストーリーが関連しながら、一つの物語となってゆく。
謝ることをしない外国人にとって、この作品は衝撃だろうなと思う。
ナンセンスの極致、くだらない、とてもくだらないのに、突拍子もないストーリーなのに泣けてくる。
これを面白いと発想した官九郎、そして見事な演技でこのキテレツな映画に感動を与えた俳優陣。
不寛容社会に対する風刺、伝えるということの難しさへのチャレンジ。
映画という表現の可能性を感じた。
大名古屋ビルヂング
もっとも名古屋らしい建造物だった
ビルディングじゃだめ
あくまでもビルヂング
都会になることを望まなかった都市の象徴だった
さようなら
大きな建造物が作る大きな陰
光が影を作る
光が強く美しいほど作る影もまたそれほどに美しい
光は有限であり、影は永遠
どこまでも続いてゆく
黒い闇に支配されるまでの刹那の淡い陰の色を覚えていよう
名古屋駅周辺は工事中。
古いビルを壊して新しいビルを作っている。
もう、人口は減少してゆくわけだし、ビルじゃなくて森を作ったらどうだろうか。