本日はナイター。
ちょっと寒いかなと思ったが、意外と暑かった。
明日はイベント参加のため大阪へ。
最後のおさらいのため、スタジオへ。
玄関開けたら歩いて5分。
近いって素晴らしい。
セッティング完了。
今夜は高蔵寺花音。
おとといも見た東京在住のシンガーソングライター、朱音さんのライブ。
どうしてもまた見たくてたまらなかった。
ギターはフィンガーピッキングでサムピックも無し。
だから独特の音色。弦に対する当たりが柔らかいので、ハープみたいなきれいな音がする。
曲ごとにいろんな奏法を惜しみなく繰り出して、それでいてリズムがまったくブレない。
匠である。
石川県の日本海沿岸で生まれ育ったとのこと。
北の厳しい海の鳴る音が聞こえた。
切ない歌詞がはかない夢のようなメロディに乗り、タイトなビートに刻まれて雪のごとく降り注ぐ。
朱音さんは境界に立っているのだと思う。
ギターを持ってこちらを見て歌っているその後ろには誰も知らない時空が広がっているのだろう。
漆黒の空に真白い星がまたたいているのだろう。
そして夜更け過ぎ、輝く電飾のパレードを見送った。
帰りに御器所のなんやでライブ観戦。
チャーリーはパンク。
Aメロを叩き付けて短い曲でブッ飛ばす。
なかなか気合が入っているがどこかほんわかしている。
ほのぼのパンク。
そして、新井薬師自警団のギタリスト、ナッチョ。
朱音さんをサポート。
久しぶりに聞いたナッチョのギター、あのころと同じ音色でうれしくなった。
シングルコイルでどの帯域もあまり強調しない引き算の音作り。
朱音さんの歌を引き立てる。
こういう風に弾ける人は本当にうまい人だと思う。
朱音さんの歌、ギターも良かった。
哀愁よりも奥深い、怨恨とか怨念とかそういった感じを心地よく聞かせてくれた。
東京がホームらしい。
また来てほしいと思った。
CDも買った。
外は秋の夜で今日は中秋の名月だった。
きっと夢に出てくるなあ。