ＨＯＴ ＯＬＤ

　忙しかった。やっと来た休日。
フクイサイクルへ買い物。ボーナスセール中。パナのチューブ、安いので３本買う。あとは見るだけ。冬物アパレル、ウィンドブレーク・ジャージがほしい。アソスは￥３０，０００、パールイズミは￥９，０００。パール、一昔前はずいぶんダサかったのに、デザインもこなれてきてるなぁ。ボーナスでなんとかしたいなぁ。

　片道４５分、安いが遠いのが玉にキズだがいいこともある。運転しながらラジオを聞くのが常で、とある言葉が耳にとまる。
「太陽が昇ったら」
さらにドライブを続けていると、ついでにメロディーも浮かんだ。ちょっとヨーロピアンエレガンスなサウンドになりそうな予感。乞うご期待。

　さて、リカーマウンテンで今月のリカーを。
久しぶりにゆっくり楽しんでショッピングする。
冬を楽しむために、ホットのもとを。芋は白波と黒伊佐錦。そして、サントリーオールド。なぜかホットウィスキーといえばＯＬＤなんだな。昔は車でいえば、クラウンかセドリックの格だったのに、ずいぶん手頃になったな。しかも今のは４３度、あの頃の度数だ。

　大学生のころ、バーボンの味を覚えた。そのころ、日本の中流家庭の精一杯の贅沢ウィスキーだったＯＬＤ。学生はサントリーホワイトまでしか飲んではいけなかったのです。子供のころに覚えたＯＬＤの味は、バーボンの鮮烈さに過去の記憶へと葬られたのです。若者は強烈なのが好きですからね。

　大人になったある日、週刊誌のコラムにＯＬＤを見つけたのです。
「寿司屋で出せるウィスキー」
ＯＬＤの穏やかで、落ち着いた味わいは、実は和食に合わせることを前提につくられたらしいです。ジャパニーズウィスキー万歳。

　今、ストーブの上でたぎるお湯をウィスキーに注ぎました。
「夜が来る」のメロディーが聞こえてきました。

エンペラー

　息子が通う小学校の正門の近くの校庭の花壇に、美しい花を見つけた。
背丈が３ｍにもなるだろうか、紫色の美しい花を見上げた。
　園芸を始めてから、とにかく花だの実だの葉だの、目に入るそういったものが気になってしようがない。ぼーっと見過ごしていたものたちが輝いて見えてしまう。

　息子に、先生になんという花か聞いてくるように言っといた翌日、
「皇帝ダリヤ」。よくぞ覚えておったな。ほめてつかわす。

　図書館で手にした園芸雑誌にたまたま出てましたし、先日の新聞のコラムに写真入りで出てた。流行ってるのかな。

　南米が原産で４ｍほどに達するそうである。
近所でもところどころで目にします。季節的にも今なのかな。力強い大きな花を見上げるわけです。

　見上げる花、そして名前は”皇帝”、なんともイマジネイションを刺激されるのです。

第３

　久しぶりにピアノのレッスンに行った。すっかり月イチな感じになってます。
先生が開口一番
「弘法市の演奏見ましたよ。」
お教室は野外ＬＩＶＥ会場となった駐車場の２軒となりだ。そうだったのか。
「バンドされてるんですか？」
ま、ＭＣでそういうフリをしましたからね。
簡単にマリーの活動状況を説明しておきました。
ああ、勝川が第３の故郷になってゆくのだな。

　私がロックを演奏するのがとても意外だったそうです。でも
「素晴らしかったです。」
とおっしゃっていただきました。

　パブリックスペースで演奏する意義は、演奏者にそもそも興味のない人たち、不特定多数に聞いていただけるということですが、なかなか感想などフィードバックを頂くには至らないことがしばしばである。そんな意味でも、今回のソロは有意義だったなと思うのです。

　マリー＆ファナーズが表現したいのはその詞なのです。メロディーもアレンジもエモーションもすべて詞に起因しています。
ですからソロでも、マリー＆ファナーズの５０％は伝えることができると考えています。

　でも、マリー＆ファナーズは４人、それぞれのスパイスを持ち寄って作るカレーライス。Ｓ＆Ｂでもハウスでもオリエンタルでもメタルインドカレーでも自由軒でも出せない味がそこにはあるのです。

　準備中。新曲、仕込み中。

あっ

　休日は誠にあっけない。あれもこれもしたい、しなければならない、半分もできればいいほうである。

　パソコンにかかわっていると、時間なんていくらあっても足りない。
なんか、ネットにつながりにくいのは、ＫＤＤＩメタルプラスからコミュファ光に乗り変えてからだ。ワイヤレスとの絡みもありそうだ。勉強中です。
　そして、メールの設定も変えた。そしたら送信も受信もできなくなったのでコミュファのサーヒースセンターへＴＥＬ。やっぱダメ。メーラーをマイクロソフトアウトルックからＷｉｎｄｏｗｓＭａｉｌに変えてみたらすんなりＯＫ。そうか、これがＸＰのＯｕｔｌｏｏｋＥｘｐｒｅｓｓに相当するのだな。

　ま、いろいろやってみて、少しづつ理解が深まっている実感はあります。
セキュリティに関してもしかりで、パソコン雑誌で勉強してます。ＹＯＭＩＵＲＩ　ＰＣは初心者にもわかりやすいです。

　にしても時間がかかるのよ、あれこれ。今年中に年賀状ができますかね？
あっという間の３連休はこうして過ぎていったのでした。

農業と音楽

　できれば宮沢賢治の如く暮らしたい。
朝から、ベランダで土とたわむれる。
水菜もルッコラも全部食べちゃったので、土を再生するのだ。ふるいにかけて、鉢底土は洗って日光消毒。プランターも水洗いする。土は広げて乾かしてから黒いビニールに入れて日光にさらして消毒するのね。一週間後に種まきします。

　冴えないのは休日出勤。給料の出ない仕事は仕事じゃないので、ほんとはダメなんですけど、ほっとくと火曜日に地獄を見るので、２時間ほどね。

　そのまま地下鉄で本日のメインイベント、「新井薬師自警残党団」のＬＩＶＥへ。

　なんかね、疲れてましたから、飲んじゃいましたね。仕事もしちゃったので、飲んじゃいましたね。いりなかのＬＩＶＥＨＯＵＳＥ、”５８月”と書いてゴーヤムーン、居酒屋メニューが沖縄テイストで充実。泡盛が充実。

　豆腐ようとゴーヤの刺身の組み合わせは素晴らしいですよ。泡盛３０°各種、いただきました。酔いました。

「新井薬師自警残党団」、ほんとにすばらしいんですよ。客が少なすぎですよ。
アーティストにとって最高の貢ぎ物は”客”です。だからこの敬愛するバンドのために、ちょっと誘いをかけてみる。結果、一人で行きました。努力はしてる。このバンドを見て、ピンと来ないヤツは音楽的に死ねと思っている。逆説的な意味です。強烈という言葉に新しい意味を与えてくれる、やさしさという言葉の意味を新しいものにしてくれる、そんな経験をしてみたくはないですか？

　ｙｏｕｔｕｂｅに今年のＬＩＶＥ画像がアップされました。「新井薬師自警残党団」で検索してみてください。

　ナマはこの数万倍です。

　

パンク連休

　帰り道、パンクした。
アナーキー・イン・ザ・ＵＫのほうじゃなくて自転車のタイヤ。
２０：００、それも会社と自宅のちょうど中間。
　夕方の雨で路面が濡れていた。ゴムは濡れると摩擦抵抗が減るので切れやすくなるのです。ゴムに限ったことではなく、切る前に包丁を濡らすのと同じ理屈です。

シューってね、すごい音がして、前輪から面白いように空気が抜けていく。笑えない面白さね。

　パナソニックのエクストリーム・デュロは、対パンク性能に関しては折り紙つきで、自身、リピート使用である。何か鋭利なものを踏み抜いたらしい。この不可抗力をなんとか理屈で割り切ろうとしている自分がいる。パンクは２年ぶりくらいだ。この悔しさをぶつける先はない。何の抜かりもむ無かった。

　さて、とりあえず、かみさんにＴＥＬしてみる。
スペアチューブも持ってはいるが、ちょっと時間がかかるので、車で迎えに来てもらった。あな、ありがたや。

　ケーシングに達する傷が。いったい何を踏んだのだろうか。問題はこのタイヤを使用できるかだ。以前、もっと大きい傷をタイヤ裏から布ガムテープでふさいで、数か月問題なく使えたことがある。またその手で行くか。通勤なら十分か。
修理がてら、全体のメンテもしよう。いい機会になったな。

　さて明日から３連休だ。半日仕事して、夜は１年ぶりの「新井薬師自警残党団」のＬＩＶＥだ。すごく楽しみだ。

４℃

　空気が張り詰めている。昨日の酒が抜けきらぬ頬には心地良い。まるで正月みたいにすがすがしい。先月の後半から、一月のうち電車に乗ったのは一日のみ。ずっと自転車で通勤している。

　早く帰宅した日は、筋トレ、ピアノ、雑誌をめくりながら、カボチューだったり。
　
　デビッドシルビアンの’８７作、「ＳＥＣＲＥＴＳ　ＯＦ　ＢＥＥＨＩＶＥ」を聞いています。衝撃的だったＪＡＰＡＮに比して、なんとも穏やかなのです。ライナーノーツによれば「自身がベストアルバムと呼ぶ」とのこと。

　なんか、ロックのフォーマットを離れて、それでも自身の表現をしたくて、それで音を出したらこうなった、そんな感じてしょうか。
　
「私が今、感じていることをそのまま音にして誰かに伝えたい」、それが表現の根底にある音楽が好きだ。

当たったので

　久しぶりに映画を見に行ったのは、某フリーペーパーの懸賞で招待券が当たったからだ。今日日、葉書のは応募数が少なく、当選確率が高いと思われる。

　娘と「パコと魔法の絵本」

　オープニングからハチャメチャ。なんかとっちらかってて、このままのトーンが続くとちとしんどいなって思ってたら、だんだんストーリーの骨格が見えてきた。

　舞台は病院。パコは不慮の事故で両親を亡くし奇跡的に一命をとりとめた少女。
いじわるなおじいさん、自殺常習者、オカマ、やくざなど個性的な入院患者、先生、看護婦、みんなキャラが強烈。

　パコは事故の影響で記憶が一日しか持たない。昨日のことは忘れている。誕生日プレゼントにママからもらった絵本を毎日、楽しく読んでいる。

　ストーリーが進むにつれて、この強烈でハチャメチャなキャラクターたちが、それぞれ意味をもってつながってくるのです。ときどきアニメーションが混じったり。

　とても楽しい映画でした。
役者陣も素晴らしい。世紀の怪優、阿部サダヲは言うに及ばずですが、ワキで光ったのは小池栄子さんでした。素晴らしい。

　何度も泣きました。笑いました。優しい気持ちになりました。
そして、まだ余韻が続いています。

　娯楽映画、かくあるべし。

小雨決行

　１１月の初めにエントリーした勝川のお祭りのステージの本番の日、５：３０に起きた。

　練習ができなかった。それでも本番はやってくる。
正直、夏のＬＩＶＥ以降、ほとんどギターを手にしていない。

　選曲はした。マリー＆ファナーズのヒット曲の中から５曲を選ぶのは、つらかった。最終的に、６曲にした。曲数は規定を超えるが、１曲が短いのでセッティング込３０分は余裕でクリヤー。

　まだ明けきらぬ空を見上げながら銭湯へ。車で２０分で、６：００から開いてるスーパー銭湯へ。早朝割引で￥４００は安い。言ってみれば”みそぎ”です。
家族が熟睡している間に抜けだし、帰ってくる。プチ家出でもある。
　赤く染まった東の空を眺めつつ、湯につかる至福のひと時である。

　こっそり鍵をあけた。
まだ７時、新聞、コーヒー、バナナ、ホットミルク。
いつもは喫茶店でのイベントなのだが、今日は野外なので、エレキギターにしようと決めていた。しかし、小雨がパラパラ。
　ストラト、メインギターは濡らしたくない。アコギで出よう。

　会場は歩いて４５秒。至極近い。
ここで初めて、今日の曲を弾いてみる。大声で歌えるほど住宅事情はゆるくない。
とりあえず、車の中で歌ってみる。大丈夫。声は出てる。

　本番は１２：４０から。
ここでケイタイが鳴る。後輩くんから。
「今、向かってますから。」
うれしいねぇ。わざわざ岡崎から、しかも彼女連れて来てくれた。

　スタッフの方より
「時間が引いてるので１曲増やしてもらえませんか？」
もちろんＯＫ。

　１．セヴンスタァ
　２．僕らの未来
　３．コケティッシュ
　４．夕焼けトランペッター
　５．リーマンブルーズ
　６．メトロでＧＯ

　ベスト・オブ・マリー＆ファナーズが、商店街に響き渡る。
勝川が僕の街になる。ここが新しい地元になる、そんな感じ、わかるかな？
ここで暮らしたい、この商店街を歩いていたい、ときどき飲んだり、散歩したり、誰かと会って話したりしたい。

　記念すべき日となりました。

ＬＩＶＥ ａｔ 弘法市 １１／１５

　１１／１５、ＬＩＶＥの件です。

今回はマリー＆ファナーズ名義で出ます。ソロ、弾き語りします。
出番は１２：４０ごろからの予定です。セッティング込３０分。

http://www.o-cobo.jp/node/114

ベスト・オブ・マリー＆ファナーズの選曲でのぞみます。
５曲までという制限なので、悩みましたが、最強のヒット曲を厳選しました。

乞うご期待。