大往生

　土曜の朝、いつもの時間に目がさめた。ケータイが鳴っている。
訃報だった。金曜日にお見舞いに行ったとこなのに。

　職場の先輩だ。４月に定年、延長雇用が決まってから入院された。
１度復帰して再入院。享年６１才。

　週に３度、人工透析をされていた。３０数年も。
この方が弱音を吐くのを聞いたことがない。

　仏教では、現世で修業を積んで、極楽浄土へ行き、仏様になるという。だとすれば、ずいぶんと過酷な修行であったことか。その精神力に敬服するばかりである。
　まだまだ修行の足りぬ私たちは、さらなる修行へと向かう勇気を頂いた。

　極楽浄土では、すべての苦しみから解放されるそうですね。
安らかなる日々をお過ごしください。

ビストロでワイン

　昨夜、職場の仲間と飲み会。新人歓迎会。９名様、今回はうち７名が女子なので、雰囲気の良い店をチョイスしました。ビストロ。飲むより食べる会ね。
　営業さんから賞金の一部を頂いたり、寄付していただいたりで、潤沢な資金あり。珍しいことです。ワイン奉行になります。

　２Ｆ貸切。古民家改築のインテリアは和風、田舎の良家な感じで心地よし。１９：００集合。ワイン奉行は一足お先にワインリストを熟読しておりました。

　乾杯はスパークリング、シャンパングラスで。夏向きのさっぱり感で宴の始まりです。前菜、あれこれ。手が込んでておいしい。ハウスワインの白と、おすすめを聞きまして、ドイツの白、甘すぎないやつ。これはさわやかで、口の中で”すっ”と消える感じ。

　不覚にも前菜、サラダ、パスタまでで白ワイン終了。ハイペースだ。
魚料理はスズキのロースト。香草やら野菜やら一緒に焼いてあって、手が込んでます。おいしいです。赤ワインで頂く。店員さん、ワイン詳しいです。ちゃんと勉強されてます。
「この魚はタナカですよね。」
「いいえ、サトウです。」
笑いのセンスもある。

　　　
　隣の居酒屋と２階でつながっていて、居酒屋のドリンクも注文できる。日本酒いっとく。そして肉料理、ハウスワインの赤をグラスで。

　いやあ楽しかったですね。なかなか居心地がよく、ＢＧＭもセンスあり、料理もおいしくてポリューミーでした。話も盛り上がりましたし。９：３０くらいかなと思ったら１０：３０でびっくり。ほんとに楽しかったです。

　おすすめですよ「ビストロ文化洋食店」。

マイヤーズはうまいやーの巻

　プリメインアンプの長い長い半年ローンが終わった。さよならつらかった日々。
今日は給料日。月に一度来る約束された幸せの日だ。サラリーマンで良かった。

　水曜日は定時の日。１８：３０帰着。ピアノに向かう。なんか調子いい。
発表会が終わった後って、なんか、指がよく動くし、力が抜けて、動きが軽くなってる。いつもそう思う。ひとつの山ですからね。越えたってことなんでしょうね。
１９：３０、３週ぶりのレッスン。なぜかレッスンと無関係の来客多し。生徒さんはほったらかし。なぜか小１くらいの男の子がいて、ピアノのまわりでうろちょろ、集中できないし多少の憤りを感じつつも、なんとか耐えました。
「今日はレッスン代はいただきません。」

　以前にもこういうことあったのね。ま、私とて真面目な生徒でもないし、このくらいユルい教室が合ってるのかもと納得しました。

　さて、ひと月分の酒を買いに行きました。
夏といえばコレ、「マイヤーズ」。ジャマイカン・ダークラム。さとうきびが原料の蒸留酒です。なんでこんなに夏に合うのだろう。

　レモンジュース（できればライムスライス）、ソーダ、ステアしてどうぞ。

さよなら、樋口さんと羽貫さん

　あと、李白さんと黒髪の乙女と先輩と。
ほんとに楽しかった日々をありがとう。

　部下が貸してくれた、「夜は短し歩けよ乙女」、読了しました。
おもしろいなどという言葉も陳腐に思えてしまうほど強烈でした。
読書とは思えない、とても鮮烈な”体験”でした。

　今までに感動した映画、音楽、落語、スポーツ、すべてのエンタテイメントを超える感動のありかが、小説とは。
　あまり活字に親しんでこなかった身にとって、はっきり不思議であります。

　正直、返したくないけど返しますね。長々とどうもありがとう。
そして、忘れた頃に京都の古本市でもう一度探してみます。

デンクリ

　１２：００の予約、起きたら１１：００。
ま、歩いて２８秒なのであわてることもなし。

　歯を赤い染料で染めます。愛用のハブラシ持参です。
デンターシステマは毛先が細いタイプなので、歯茎との境目には有効だが、面の部分は、先細じゃないものが有効とのこと。また、歯間ブラシは、根元に近い部分には有効だが、全体的にはデンタルフロスがいいとのこと。

　丁寧な歯科助手さんが、歯石除去からクリーニングまで。
そのやわらかな指先が、私の口の周りをまさぐるとき、妄想族のエンジンは始動する。
しかし、高周波の超音波は、その暴走を阻む。まるでマッポのパトライトだ。
　「がまんできなかったら左手を上げてくださいね。」

　左手はもうずっとスタンバイ。
腹筋も背筋も、そしてつま先まで総動員していつでもクラッチが切れる状態をキープ。

　残念なことですが、
早い話、怖くて妄想どころじゃなかったということです。

フランソワーズ

　６／２６、職場の新入社員歓迎会の幹事に任命された。
自転車で、会社の近くをリサーチ。

　夜の街は卒業した。でも、カンが働くのです。だいたい店構えを見れば、その店のだいたいの感じがわかります。こういう場合、ネットの情報に頼ると痛い目にあいがちです。まず、自分の目で確認しましよう。

　千種駅界隈は、プチレストラン多し。「ビストロ文化洋食店」。
今回、女性が多いので、ここにしましょう。会社帰りに打ち合わせに行きました。
古民家改築で、インテリアもよし。店員の対応もよし。

　ＢＧＭはフレンチポップスが流れていた。　　　ワオゥッ。

　「フランソワーズ・アルディですよね。」

　「よくご存じで。」

　「僕も大好きなんですよ。」

１０名様、￥３，０００で前菜、パスタ、魚、肉．．．ドルチェ、合格です。
ワインもリーズナブル。

６／２６はおいしいワインを味わう会にしようと思います。

芽が出た

　枝豆。
買ってきた土、パッケージをよく読むと、
「種まきには適しておりません。」

　いや、もう種まいたあとですからね。

４日目の今日、芽が出ました。

　まったくの素人、というより初心者なのです。なんとなく実が成る植物はむづかしいと思っています。

　今後、まず、間引きしなくてはなりません。

　ホームセンターの冊子によれば「中耕、追肥、土寄せをします。」とのこと。
３つとも何のことかわかりません。

アグっちゃうぞ

　ちょっとマスタリングに時間がかかりすぎた。でも必要な時間だった。３年前に購入した機材がじょじょに使い物になってきたのだから。

　しばし開放感。
園芸すべし。息子の学習雑誌の付録がトマト栽培で、もっと他のも育てたいとのこと。

　僕は定年したら盆栽をやると決めている。頑固じじいと盆栽、誰からも好かれない後期高齢者になるのが夢だ。

　さて、ホームセンターです。プランターで何が育てられるのか、店員さんが言うには、「背の高くないものならＯＫ」

　最近、近所のスーパーで、枝豆は焼くとおいしいとあった。早速試してみた。生まれて初めて焼いた枝豆を食しました。

　イモみたいな味がする。香ばしい。金輪際、ゆでることはしないでおこうと思いました。枝豆は焼くものです。

　さて、枝豆の種を買いました。培養土とプランターも買う。
ダイソーでジョウロも買う。

　なんか楽しくなってきたぞ。

ＣＤができたよ

　夕方、５時からテニスの予定。メールが来た。
「あんまり風が強いのでやめよう。」

　２時間、貴重な時間が空いた。やりかけのマスタリング、やるべし。
イコライジング、エンハサー、リミッターなど、視聴を繰り返し、設定完了。
説明書通りにやってるのに、最後の段階ができない。音が出ない。
マニュアルにはそれ以上の説明は無い。

　なんとなく、コレと思う操作をしてみた。　　ＯＫ、できた。
次の曲はうまくいかない。前の曲のマスタリング設定が呼び出せない。
これもなんとなく、できた。

　その次の曲は、また違う問題でうまくいかない。これもなんとなく、試行錯誤ののちクリヤー。

　やっとマスタリング、投了です。まいりました。
スカスカで、やたらドラムスの音がデカかったＭＤのテイクが、「聞ける」感じになりました。このハードディスクＭＴＲ、というより、ＷＩＮＤＯＷＳ以降のコンピュータ機器のすごいところは”なんとなく”でできてしまうところだ。マンマシーンインターフェイス。機械を扱う上で大事なのは想像力だ。

　要は、コンプレッサーなんです。小さい音を大きく、大きい音を小さくしてくれるんです。

　こういう作業は好きじゃなかった。だからこのＭＴＲも３年寝太郎。
安物のサバも、お高い鯛も塩焼きが一番うまい。素材の味が一番。しからば、フランス料理におけるソース文化をなんとしょう。
　
　”エバラ焼き肉のたれ”は安い肉をいかにおいしく食べるかをテーマに開発したらしい。

　音にも、素材の味だけじゃない楽しみがあることを知りました。
いろんなことやってみよう。

　

マスタリング中

　ＧＷのマリー＆ファナーズの練習音源をＭＤからＣＤに落して、メンバーに配布するのだ。個人練習用に、本番と同じ曲順に並べ替えて編集した。

　このＭＤをデジタルＭＴＲのＣＤ－Ｒライターで焼くのだ。
今まで、あまり日の目を見ていないこのマシーン、５万円ほどで購入したのだが、エフェクターとか、マスタリングツールとか、結構高機能なのだ。

　このたび、ちょっと頑張って、この機能を試している次第でして、メンバーの皆様には、お待たせして申し訳ないが、長い目で見たら、このマシーンを使いこなすということがバンドにとって、良い効果をもたらすであろうとご理解いだたきたい。

　リバーブ、コーラス、イコライザーかけました。
あと、マスタリングです。エンハサー、リミッター、再イコライジングで完成です。

　今週中に何とかします。