tc electronic の製品が好きなのは、構造がシンプルなところ。
例えば、BOSSなんかだと、裏ブタと本体をつなぐのは、直方体の下部分の
4済に4つのネジで止める。さらに、電池交換用にもう一つネジがある。
ところが、デンマークのこの筐体は、この従来の5ネジを一つで済ませている。
驚異の北欧デザイン。
で、これをアクリル5mmボードに組んでるのだが、この度新調したオクターバーは、
どうにもうまくいかない。
ホームセンターでピッチと長さを合わせて買ったネジで取り付けると、下記のように
どうしてもすき間が開くのだ。
締めこんでしまえば良いだろうと、素人の力任せで
グイグイと行ったなら「ピキッ」と遠慮がちなサウンドとともに5mmアクリルに
ヒビが入った時点で、まずいなと冷静になったのです。
状況を正確に把握しましょう。
オリジナルのネジは、フタの側にネジの無い部分があることに気付きました。
コレにより、電池交換で開けたときに、ネジが落ちません。
なかなか良く考えられてるなと思うのです。
しかし、このネジを外して、代替のホームセンターで買ったネジは、
当然、全体にネジが切られています。
従って、このフタ部分のネジをつぶしてツルツルにするか、もしくは、
フタのネジ部分をリーマーでバカにしてしまうか。
できる限り美しく止めたい。
エフェクトよりも美しさを優先したい。
これが基本の考えなのです。
エフェクターはそもそも邪道。
それを優先することは自らの美意識を否定することなのだから。
つづく。