「ロボット1号」
今じゃこんなに錆びついたポンコツ
痛くもなけりゃ悲しくもないさ
ほうら手も足も もう ギクシャクしている
鉄の身体とコンクリートの心
俺はロボット1号 お前は2号
君には何も 伝わっちゃいなかったのさ
短い付き合いじゃなかったというのに
ほうら手も足も もう ギクシャクしている
鉄の身体とコンクリートの心
俺はロボット1号 お前は2号
最初からぜんぶ 嫌だったのに
君とは価値観が合わないというのに
ほうら手も足も もう ギクシャクしている
鉄の身体とコンクリートの心
俺はロボット1号 お前は2号
週末には花を持っていこう。
あの娘に会いに行こう。
木曜日の朝は、雨の中、車に当たって入院したら楽だろうなって。
金曜日には少し立ち直って、今、やっていることの危険と、今後について
話をさせてもらった。賛同を得て少し安心したが、状況は変わらない。
このまま続けると、そのうちボロが出る。
それまではこの状況が続くということだ。問題はそのあとだ。
続けて行けば利と害が発生するのは明白で、利はヤツらに、害はこっちがこうむる。
わかっているが、それを止める自由は与えられていない。作業量も増え、繊細さも増していく。
精神がブレイクダウンしそうだ。自分で自分の墓穴を掘っているみたいさ。
嫌になってもやめられない。
とても疲れたんだ。
週末は、授業参観だというのに起きたら昼だ。
まず、ベランダの真っ赤なバラを切った。
それを持ってコカコーラを飲みながら歩く。歩いてリセットするんだ。
これ以上追いつめられてはいけない。今日は誰とも話さずにいたい。歩く。
君に会いに行くよ。
バラをあげる。
あなたが、土に埋められた白木の箱の中で七日七晩鳴らし続けたという鐘の音を聞かせてくれないか。
ここは静かだ。
また来させてもらうよ。