一昨日、
『九州国立博物館』<福岡県太宰府市>で開催中の
九州国立博物館開館5周年・滋賀県立琵琶湖文化館開館50周年記念
「―最澄がつないだ近江と太宰府― 湖の国の名宝展」
に行ってきました。





■期間:~9月5日(日)まで
■展示:九州国立博物館4階 文化交流展示室 第9室・11室
■料金:一般 420円 <文化交流展示室>
※『滋賀県立琵琶湖文化館』50周年記念の展示です。
『滋賀県立琵琶湖文化館』公式サイト内に特設ページが作られています!
(琵琶湖文化館でも「湖の国の名宝展」図録が販売。通販も可能。
)
平安時代に天台宗を開いた最澄と大宰府は関係が深く、最澄は唐へ渡る前に大宰府に滞在しています。
展示数は少なめですが、見ごたえは充分


仏像・仏画の優美なラインや表情、仏教工芸品の精密な細工、お経・・・などなど時間をかけてじっくり鑑賞。
ひとつひとつ感想を書き出したらキリがないのですが、
展示を見に来れてよかったな~&よくぞ太宰府まで(展示品が)来てくださったな~
というのが心の底から思う気持ちです。
琵琶湖周辺の写真パネルも展示されていて、旅情を誘われますね。

もちろん、売店(ミュージアムショップ)で図録を購入。
展示物の写真とそれを所蔵するお寺の写真がうまく構成されていて、面白い図録だと思います。
*☆*――――――――――――――――――――――*☆*
九州国立博物館の文化交流展示室にて、そのほか・・・
「シアター4000」にて『海の正倉院・沖ノ島』と『世界をとらえた日本のわざと美』の2本立て映像を鑑賞。
沖ノ島は、女性は上陸できません。
見たものを口にしてはならず、草木ひとつでも持ち帰ってはいけないと言われている聖なる島。
「海の正倉院」といわれるほど祭祀に使われたものが遺されている島です。
※『宗像大社』<福岡県宗像市>の神宝館に祭祀品の一部が展示されています。
この神宝館の展示も興味深くてオススメです!
「世界をとらえた日本のわざと美」では、日本人の匠の技が外国人に愛され、発注された品々が映像で紹介されました。
和と洋の融合に、感嘆するばかり。
映像で紹介された品々は、現在、展示されていなくて残念。
第8展示室の「遣唐使とシルクロード」を久しぶりに見学。
『唐招提寺』所蔵の“東征伝絵巻(とうせいでんえまき)”<鑑真が唐から渡航するまでの物語>を映像で見られるコーナーがあり、そちらも鑑賞。
この絵巻の中に、鑑真が太宰府の観世音寺を訪ねる場面があることを今まで知りませんでした。
自分の中では新発見!
(笑)
この展示室内では、実際に触ったり香ったりできるコーナーもあるので、危険を冒しながら遣唐使船で海を渡り日本が何を輸出し、唐に何を求めていたかがわかります。
展示室を出て、装飾古墳バーチャルシアターへ行こうとすると、なにやら見覚えのある後ろ姿が・・・。
東大寺の月光菩薩に似てるような!?
と思ったら、竹内久一 氏(明治24年)による「伝 月光菩薩立像」<再現文化財>なのでした。
※東京国立博物館所蔵
再現とはいえ精巧にできています。
まさか、九州国立博物館でお会いできるとは思わなかったので、感動もひとしお。
そして、装飾古墳バーチャルシアターも鑑賞。
心と脳みそが満たされまくったので、今回はこのあたりで博物館をあとにしたのでした。
文化交流展示室は、不定期にどんどん展示の入れ替えがあるので要チェックです。
今年5月に再現遣唐使船、遣唐使船復元をそれぞれ見ました。
当サイト内、こちらもどうぞー。
■復元・再現 遣唐使船

博物館の外では、鉢植えの蓮がありました。
⇒web拍手を送る
<HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ>
『九州国立博物館』<福岡県太宰府市>で開催中の
九州国立博物館開館5周年・滋賀県立琵琶湖文化館開館50周年記念
「―最澄がつないだ近江と太宰府― 湖の国の名宝展」
に行ってきました。






■期間:~9月5日(日)まで
■展示:九州国立博物館4階 文化交流展示室 第9室・11室
■料金:一般 420円 <文化交流展示室>
※『滋賀県立琵琶湖文化館』50周年記念の展示です。
『滋賀県立琵琶湖文化館』公式サイト内に特設ページが作られています!
(琵琶湖文化館でも「湖の国の名宝展」図録が販売。通販も可能。

平安時代に天台宗を開いた最澄と大宰府は関係が深く、最澄は唐へ渡る前に大宰府に滞在しています。
展示数は少なめですが、見ごたえは充分



仏像・仏画の優美なラインや表情、仏教工芸品の精密な細工、お経・・・などなど時間をかけてじっくり鑑賞。

ひとつひとつ感想を書き出したらキリがないのですが、
展示を見に来れてよかったな~&よくぞ太宰府まで(展示品が)来てくださったな~

というのが心の底から思う気持ちです。
琵琶湖周辺の写真パネルも展示されていて、旅情を誘われますね。


もちろん、売店(ミュージアムショップ)で図録を購入。

展示物の写真とそれを所蔵するお寺の写真がうまく構成されていて、面白い図録だと思います。

*☆*――――――――――――――――――――――*☆*
九州国立博物館の文化交流展示室にて、そのほか・・・
「シアター4000」にて『海の正倉院・沖ノ島』と『世界をとらえた日本のわざと美』の2本立て映像を鑑賞。
沖ノ島は、女性は上陸できません。
見たものを口にしてはならず、草木ひとつでも持ち帰ってはいけないと言われている聖なる島。
「海の正倉院」といわれるほど祭祀に使われたものが遺されている島です。

※『宗像大社』<福岡県宗像市>の神宝館に祭祀品の一部が展示されています。
この神宝館の展示も興味深くてオススメです!
「世界をとらえた日本のわざと美」では、日本人の匠の技が外国人に愛され、発注された品々が映像で紹介されました。
和と洋の融合に、感嘆するばかり。

映像で紹介された品々は、現在、展示されていなくて残念。

第8展示室の「遣唐使とシルクロード」を久しぶりに見学。
『唐招提寺』所蔵の“東征伝絵巻(とうせいでんえまき)”<鑑真が唐から渡航するまでの物語>を映像で見られるコーナーがあり、そちらも鑑賞。
この絵巻の中に、鑑真が太宰府の観世音寺を訪ねる場面があることを今まで知りませんでした。
自分の中では新発見!

この展示室内では、実際に触ったり香ったりできるコーナーもあるので、危険を冒しながら遣唐使船で海を渡り日本が何を輸出し、唐に何を求めていたかがわかります。

展示室を出て、装飾古墳バーチャルシアターへ行こうとすると、なにやら見覚えのある後ろ姿が・・・。
東大寺の月光菩薩に似てるような!?
と思ったら、竹内久一 氏(明治24年)による「伝 月光菩薩立像」<再現文化財>なのでした。
※東京国立博物館所蔵
再現とはいえ精巧にできています。
まさか、九州国立博物館でお会いできるとは思わなかったので、感動もひとしお。

そして、装飾古墳バーチャルシアターも鑑賞。
心と脳みそが満たされまくったので、今回はこのあたりで博物館をあとにしたのでした。
文化交流展示室は、不定期にどんどん展示の入れ替えがあるので要チェックです。



当サイト内、こちらもどうぞー。
■復元・再現 遣唐使船

博物館の外では、鉢植えの蓮がありました。

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