手麻利・織子

貴方の思い出を織物をとうして繋いでみませんか。

福島五十人

2020-03-30 09:44:53 | 映画

 桜開花宣言 

 花は咲いていないのを承知で花見に出かけた。1,650円のお花見弁当を片手に「〇〇総合公園」へ。駐車場に到着してみると予想外の車に驚いた。花が咲いていないのに何故人が多いのか・・・。坂をのぼって行くとその答えが見えてきた。、幼児の弾んだ声が聞こえてきた。今のご時世だなと感じながら、私達はお弁当と、みんなの持ち寄りフルーツや甘味処をお供に談笑を楽しんだ。春の日差しは身体をほっこり包んでくれるけれど、「コロナ」が心を沈めてしまう。私達高齢者は今何が大切か・・・。

その日は松山市の桜開花宣言日でした。帰る時間になると枝に1輪、2輪と開いたばかりの桜を発見。ちょっとだけの日々是好日。

  

 fukushima 50

 「死の淵を見た男吉田昌郎と福島第一原子力発電所に留まって対応業務に従事した50名の作業員」の物語だ。

 主人公は福島第一原子力発電所で作業を指揮した当直長、その人を佐藤浩市が熱演、免震棟で指揮する所長を渡辺謙が演じていた。私は当時、所長さんの映像はニュ―スで何度も目にした記憶があったが、現場で守っていた作業の事は何も考えなかったような気がする。

原発事故を防げる唯一の手段「ベント」を、作業員自らが原子炉の突入し手動で行い、何とか未曾有の災害を回避した。一人一人の作業員の覚悟と誇り、家族の絆、色んなものが入り混じって、涙、恐怖、男、仕事、誇り、アメリカ、原発、答えが見つからない重い映画だが、優しい気持ちにもさせられた。エンディングは東京2020が福島から始まる復興の証を繋いでいたが、私は、今、日本は、「コロナ」に一致団結して、3.11を思い出して耐えていかなければならない時期だから、この映画は必然的に大変意味があるような気がしてならない。

日本のお医者さん、看護師さん、研究開発者さん等等、頑張って!!。お願いします。

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