鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【受贈】 倉恒康一「天文一九年の出雲国水害―仁多郡岩屋寺棟札の紹介―」『古代文化研究』第30号(2022年3月)

2022年06月13日 18時22分29秒 | いち研究者としての日記

倉恒康一さんより標記論文の抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。

副題にある地域社会をめぐり16世紀半ばに発生した自然災害につき、棟札(むなふだ、寺社・民家など建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札のこと)を手がかりとしつつそこに記された文言を翻刻しながら、歴史像にせまろうとしています。

表題には「天文一九年」(1550)とありますが、実際には文禄・永禄・天正と、その年代以外のものを含め計9点の棟札を対象としています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【受贈】 東山信治・倉恒康... | トップ | 【受贈】 倉恒康一「中世後... »
最新の画像もっと見る

いち研究者としての日記」カテゴリの最新記事