うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回⑦

2018年09月27日 20時11分35秒 | アニメ
なんか台風が来そうだったり、停滞していたり。今は秋雨前線が居座っておりますが、できれば10月7日には晴れて(もしくはせめて曇り)欲しいですね。同人イベントではどうしても雨が降ると、室内も湿気で本の表紙がたわんでくることがあるので(夏コミの汗によるたわみはすごかった…)、できれば神様頼むよプリーズ(-人-)
そういえば、耳介にできた良性腫瘍はまだ居座っているんですが、痛みが少しずつ取れてきております。まだ強く触ると痛みはありますが、寝るのに困ることはなくなりました。こっちも早う治ってくだされ。

そして、地味に最終回を楽しむ日々です。
『千銃士』:スマホゲームでおなじみのアニメ化作品でした。
マスターにより世界の歴史を彩る機銃たちが人の形として目覚めた世界は、核戦争により世界がすっかり荒廃し、世界帝と現代銃たちの治める、完全統治の自由のない世界だった。そこに彼らに挑むレジスタンスの一員であるマスターは、古式銃を覚醒させ、彼らもマスターのために「絶対高貴」という力に目覚めて戦うことを誓っていた。
アメリカ南北戦争やナポレオン皇帝時代、大坂夏の陣など様々な時代からよみがえった貴銃士たちは現代銃たちと戦い続ける中で、各々「絶対高貴」に目覚めていく。だが世界帝軍の勢いはすさまじく、現代銃の性能に圧倒されていく貴銃士たち。世界帝軍はついに最終兵器「ミルラ」を投入。貴銃士全員がかかってもその威力はレジスタンスどころか半径30㎞の街まで消し飛んでしまうミサイル平気だった。既に逃げることもできないと悟ったブラウン・ベスは、無駄と知っても最後に自分のありったけの力でミルラを撃とうとする。それに次々と賛同した貴銃士たちは心を一つにし、全員が絶対高貴に。そしてその一念でミルラを消し去ることに成功したのだった―――というストーリーでした。
いわゆる「刀剣乱舞・花丸」の「銃バージョン」みたいな感じでしたね。マスター(主)に絶対服従する美形の貴銃士たちですが、日常のほのぼのストーリーと、バトルシーンと半々というところでした。刀剣も「短刀」「脇差」「打刀」「太刀」「大太刀」「槍」「薙刀」という形でいわゆるその特徴(夜戦向き、とか広範囲とか)がありましたけど、世界の銃はなかなか馴染みが少ないこともあってか、ちょっと特徴がわかりにくかった(二丁拳銃=双子、みたいな感じでしたが)かな。銃でもライフルみたいに遠距離型、とか散弾銃みたいに広範囲型、リボルバーとか、いろいろ特徴があるんですが、多分知っていて見るのと全く知らないで見るのだと、また印象が違ってきそうな作品でした。現代銃は敵でしたが、マシンガンとかサブとか、また特徴が豊富なので、敵も詳しく描かれると、ミリタリーファンもきっと喜びそうな作品かと思います。
・・・あと、女性っぽいキャラがいたと思ったら、あの方(フルサト)も男性だったんですね。乱藤四郎ちゃんみたいにすっかり騙されましたw 美人やった・・・v
『深夜!天才バカボン』:「おそ松さん」で勢いづいたのか、赤塚不二夫先生原作の漫画が久しぶりにリメイク。でも「深夜」とついているだけあって、深夜でないと放送できない内容も多々ありましたw 無論、内容は特にないんですが、バカボンのパパって「2歳の時までは車も修理できちゃう天才児」だったのに、くしゃみで頭の歯車が飛んでからバカになっちゃったんですね・・・それは初めて知ったわ。
おそ松さんは6つ子みんな人気声優オンパレードで、そっちでも人気を博したかと思うんですが、こっちも結構凄い人が出ていました。石田さん、森川さん、櫻井さん、とすごい人たちだったんですが、それ以上にゲストが凄かった!遠藤憲一さん(声じゃなくハジメちゃんのモーションキャプチャーをやってくださった)、野沢雅子さん(ご本人役でした。それもすごい)、高橋克典さん、神谷浩史さん(人気声優役:笑)、最後はついにYOSHIKIさんご本人登場!第1話では三木さんが声やってくださいましたが、最終回はご本人でしたよ!最近色々バラエティに出てくださいますが、まさかバカボンにまで登場してくださるとは。なんて心の広い方なんだろう・・・(T人T)
あと「キティちゃん」も登場しましたが、声優さんは「キティ・ホワイト」ってなっていましたけど、あれって「イコール林原めぐみさん」ですよね。なんかおそ松さんは若者で攻めてきましたが、バカボンはベテランでしたね。何よりも古田新太さん(パパ)が一番の大物だわw 出演者見るだけでも面白かったです。でもやっぱり一番凄かったのは、「目ん玉繋がりのおまわりさん」の森川さんですね。同じ時間の裏番組で「中間管理録トネガワ」という作品をやっていたんですが、その利根川さんの役では全く違った重い声なのに、本官さんのあのアホっぽい(失礼)声も同じ方が演じているとは思えない。。。流石は帝王。感服しました<(_ _)>
『アンゴルモア 元寇合戦記』:漫画原作のアニメ化でした。主人公は鎌倉幕府の二月騒動で罪人となった武士の朽井迅三郎。他の流人たちと対馬に遠島になるが、丁度そこに元の軍隊が押し寄せてくる、元寇(文永の役)の始まりの時だった。そして島の姫:輝日姫から流人たちは「対馬防衛のための捨て石」として送られたこと、「対馬のために死んでくれ」と告げられ、圧倒的に不利な状況のなか蒙古・高麗軍を宗氏勢とともに迎え撃つ。 対馬の地侍当主の宋助国らと、最初は馴染めなかったものの、必死に戦う対馬の地侍たちに、流人たちも協力し始め、特に迅三郎は義経流の戦いで奮戦し、地侍たちからも一目置かれるようになる。
だが圧倒的物量を誇る蒙古の前に、宗家、刀伊祓の長嶺判官らも討ち死。それでもあきらめずに戦い続ける迅三郎は、蒙古の侍大将:劉復亨との一騎打ちに勝利。だが既に対馬は陥落。生き延びたのは僅かな島民と輝日姫、そして迅三郎だけだった。だが「生き残った者がいれば勝ち」と輝日姫に言って聞かせていた迅三郎は、姫は約束を果たせたことを告げ、対馬の再興を誓った―――というストーリーでした。
正直日本史・・・しかも鎌倉幕府とか元寇のあたりって、あんまり興味もなかったので、学生の頃かなりおろそかにしていました(すいません)。でも、この作品でフィクションであっても、これだけ大変な戦があったのかと思うと、スルーしてきたのが申し訳なかったというか、勿体なかったな。ちなみに最後のナレーションで「元寇における対馬の戦いでの流人の記録は『島民と共に戦った』の一行のみ記されている」とありました。これだけの戦いが、たった一行で終わり伝えられていたなんて。無論その一行からこれだけの作品を生み出した作者さんは凄いですよ。あえて血生臭いシーンも隠さず描き切っていましたが、それだけ酷い戦いだったということが凄く伝わってきました。これは見ていて損はないですね。
あとありがたかったのは、まだ原作は連載中ですが、一つ区切りとしてきちんと物語を終わらせてくれたこと。無論この後もう一回元寇はあります。弘安の役ですね。多分原作はこの後の戦いも描いているかと思いますが、たった一行の史実を伝える言葉から、これだけの戦を描き切っているので、この先の戦いもリアルに伝わってくるような続きを描いてくださるのではないかと思います。またあったら続編、見てみたいな。
『Free!-Dive to the Future-』:お久しぶり、男子競泳物語。劇場版を挟んで第3期目です。
今期は遥と真琴は岩鳶高校を卒業し、水泳部のある燈鷹大学に進学。遥は水泳部で、身体を痛めていた真琴は選手をサポートする役を選び、そのための専門知識を学び、また岩鳶中学の水泳部で一緒だった椎名旭も同じ大学に進学し、水泳部に所属していた。そんな時、とある試合会場で遥と旭は岩鳶中学の同じ水泳部だった桐嶋 郁弥を見かける。岩鳶中学時代、一緒にリレーで全国を目指した仲間だったが、郁弥の友人:遠野 日和が執拗に彼らの面会の邪魔をする。実は郁弥は無理が重なり泳いでいる最中に溺れ、それがトラウマとなっていた。だが、遥たちの泳ぎと言葉にスランプを乗り越え、遥と戦えるまでに実力を取り戻した。
やがて、オリンピック選手選考試合の全国大会が迫る。オーストラリアにいた凜は日本選手代表選手となるため一時帰国し大会に挑む。遥も大会に出場するが、世界の強豪や更に国内でも自分の上を行く選手に触れ、フリーの100mでは3位となってオリンピック選考を逃してしまう。だが、凛、真琴のそれぞれ水泳に賭ける未来を聞き、自分のスタイルを取り戻すのだった―――というストーリーでした。
劇場版を見ていなかったので、郁弥や旭は今期で初めて存在を知りました。最初はこの郁弥の心を取り戻すためのストーリーで、後半は遥のフリーを取り戻す戦いだったと思います。遥は特に感情が表に出ないので、一体何を考えているのか、メンタルの面は非常に見ていても図りにくいところだったんですが、そこは流石は凛&真琴。ちゃんと遥の心の中が判っているんですね。それぞれ夢を語ったところで「遥は何時だってフリーだろ?」と道を示してくれました。友人ってありがたいですねv
郁弥の事もですが、劇場版見ていたらもっと感情移入ができたかも。惜しいことをしました(ウチは田舎だから、あんまり上映している劇場がないのよ…(ノД`)・゜・。)。
個人的には渚と怜をはじめとする、岩鳶高校水泳部の現役生の活躍が、あんまり見られなかったのが残念。1期2期とも彼らは重要な存在だったので、学年が離れれば無論距離も開いてしまうのは仕方のない事なんですが、折角全国大会に出場してくれたので、彼らの試合のシーンももうチョイ掘り下げてくれると・・・!
最後は遥が吹っ切れて、フリー200mで先頭を泳いでいる、というアナウンスで終了でしたが、「次回は2020で!」というメッセージは、2020年に遥が登場するオリンピック東京大会の活躍を待て!ということなのか、続編を2020年に放送してくれるのか、どちらにもとらえることのできる感じでした。いずれにしても日本選手団の競泳(競泳に限らずとも、どの種目でも)頑張ってもらいたいものです。
『シュタインズ・ゲート ゼロ』:前作は7年前、その2年後に劇場版もありましたが、見ていなかったので7年ぶりの再会です。
前作でまゆりを取るか、紅莉栖を取るか、命の選択を迫られ、最終的に紅莉栖お説得もあってまゆりを選択した岡部
が、紅莉栖を救える世界線を諦めてしまったことで喪失感に襲われ、覇気を失くしていた。そこに大学でレスキネン教授の人工知能に関するセミナーに出席した岡部は、比屋定真帆と知り合う。岡部は紅莉栖の記憶をベースにした人工知能「アマデウス紅莉栖」のテスターとなり、端末を通して紅莉栖と交流する。
一方鈴羽はともにタイムリープしてきた少女:かがりの行方を探っていたが掴むことができず、ラボのメンバーに告白し、捜索を依頼する。後日るかが紅莉栖そっくりの少女を連れてくるが、彼女が「かがり」であることが判明。記憶の無い彼女だったが、まゆりの歌を聞き、まゆりが母親だと思い出すが、彼女はある日何者かに連れ去られてしまう。
かがりの失踪から数か月。夏のある日、鈴羽はラボで黒いライダースーツ姿のかがりに襲撃され、彼女が洗脳されていると確信する。鈴羽とダルはタイムリープマシンを作るため、真帆を来日させる。ダルと真帆は、ひそかに電話レンジ(仮)の修理をするが、これを知った岡部は激怒。過去を変えてはならないと主張する岡部に、真帆はまゆりも紅莉栖も死なず第三次世界大戦も起きない「シュタインズゲート」を探すと説得する。まゆりは自分のために岡部が苦しんでいると知り悩む。
鈴羽はタイムマシンの残りの燃料で1年前に戻ると決める。まゆりも岡部のためにタイムマシンに乗り込む。そこへ武装集団が襲撃するが、再びあらわれたかがりが工作員たちと戦う。まゆりを追ってきた岡部にレスキネン教授が真相を明かす。かがりを洗脳したのは2036年のレスキネンで、タイムマシンを奪う遠大な計画だった。鈴羽とまゆりの乗ったタイムマシンはヘリからミサイルで撃墜される。岡部は二人を救うために時間を遡り、何度も襲撃を阻止することを試みるも歴史改変ができない。だが、アマデウス紅莉栖がタイムマシンが世界戦争を引き起こす原因となること。そして自分を構成するプログラムを壊せば、襲撃がやや延期されることを岡部に伝え、消去を願う。二度も紅莉栖を失うことに躊躇する岡部だったが、最終的にアマデウスを消去。そして何度も時間を遡り、まゆりと鈴羽が片道燃料で岡部が紅莉栖を失う一年前に飛ばせることに成功。時間を遡ったまゆりは喪失している岡部に、未来の岡部からのメッセージを託す。そして時間軸を彷徨う二人が絶望しかけた時、二人の命が助かる「シュタインズゲート」を見つけた岡部がタイムマシンで迎えに来た―――というストーリーでした。
1期目と2期目でようやく全てのストーリーが完結した感じで、非常にスッキリです。前回は結局紅莉栖を救えなかったことで、それで終わってもなんとなく残念感が残り続けていたんですが。7年越しに回収できました(笑)
あえて言えば、1期目はノリノリだった鳳凰院凶真が、自分の研究で第3次世界大戦の引き金となり、紅莉栖を失う、というグラフで言えば思いっきり下降する運命だったんですが、2期ではまゆりを始め、ラボメンたちのおかげで復活できました。こっちも「友人っていいよね」v
でも一番岡部に影響したのはやっぱりまゆりですね。どっちかというと、ほわほわ~として、あまり研究とかに関わってはいなかったんですが、一番精神的支柱だった気がします。岡部にとってもラボメンにとっても。一番弱いと思っていた子は、実は一番意志が強い子でした。
ゲームではまだ続編なのか、サイドストーリーなのかわかりませんが、新しいのが出るみたいですね。
アニメはいったんここで終了かと思いますが、未来が真っ暗であっても、一縷の望みに賭ける仲間たちがいる世界はまだあきらめなくていい世界だと思います。完結お疲れさまでした<(_ _)>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする