水曜日は一気に作品が最終回でしたね。チェックするのも大変でした💦
『アイ★チュウ』:スマホのアイドル幾瀬ゲームのアニメ化作品でした。
有名芸能事務所「エルドール」が経営するアイドル養成学校「エトワール・ヴィオスクール」。その生徒たちは「アイチュウ」と呼ばれ、3年間研修を受け、多くの先輩が有名アイドルとして羽ばたいていた。主人公の愛童 星夜もその先輩アイドルである「天上天下」の竜胆 椿に憧れ、奏多と晃とともに「F∞F」を結成し、アイドルを目指していた。他のグループも含め、学園長からの厳しい指令をこなし、3期生はアイドルとして成長していく。そして夢の舞台「サウンドカーニバル」への出場をかけて、ユニットの中から一グループを選出する選考会。そこに絶対王者の「天上天下」も参加。星夜は憧れの椿との戦いを楽しみにしていたが、椿に資質を疑問視され、ショックで落ち込んでしまう。悩む星夜を支える仲間たち。自分なりのアイドル像を見つけた星夜たちは選考会で最高のステージを見せる。しかし優勝したのは「天上天下」だった。サウンドカーニバルの当日、クマ学園長の命令で、アイチュウたちはステージの裏方の助っ人をすることに。沢山の荷物を運びこんだアイチュウたちは天上天下のステージを間近で見ることができた。それを見て歌いたい情熱が再度溢れるアイチュウたち。そんな彼らに学園長と天上天下はアンコールステージを共に務めることを提案。運び込んだ衣装は全て彼らのもので、全て事前に用意されたシナリオだった。それを受けて彼らは最高のステージを届けるのだった―――というストーリーでした。
男性アイドル育成アニメは数ありますが、多分ゲームをプレイしている人は、思い入れ沢山あるんじゃないかと思います。雰囲気としては、元祖男性アイドルゲームの『うた☆プリ』に近いかもしれませんね。学園長の個性と言い(笑)他の作品と違う要素と言えば、いわゆるバンドだったりDJ系だったり、音楽の要素はバラエティに富んでいたと思います。なので音楽の幅広さでは楽しめたのではないかな。
最後にまた新たな登場人物が宣戦布告(!?)していたので、もしかしたら2期目があるかもしれませんね。
『Re:ゼロから始める異世界生活』:人気なろう系小説アニメ2期目の後半でした。一応今回でアニメは完結、なのかな。
前編で、エキドナが交渉を仕掛けてくるものの、断ったスバルだが、どの道を選び、何度死を繰り返しても、一向に解決にはつながらず、やがて精神的に追い詰められていた。そんな彼の前に現れたのはオットー。気弱な商人と思われていた彼が、必死にスバルの力になることを伝え、ガーフィールとの戦いも辞さない姿勢の彼に勇気づけられたスバルは、もう一度立ち上がる。そして仲間の力を得たスバルは、このループの元凶となっているロズワールに「この周回」で困難を突破できなければロズワールに素直に従う、ただしもしできたなら彼の持つ『叡智の書』を捨ててもらう、という契約を交わす。オットーやパトラッシュの力を借り、またラムの協力も得て、ガーフィールを撃破し、エミリアに心からの親愛を伝えて彼女を精神的に支える。さらにガーフィールが外の世界に抱く恐怖を乗り越えさせて味方とし、屋敷にてエルザを撃退、魔獣使いメィリィを捕縛する。そして焼け落ちる屋敷と運命をともにしようと自暴自棄になっていたベアトリスを救い出し、ベアトリスと協力して大兎を討伐する。エミリアもスバルの支えを胸に、過去の辛い体験から脱却し、未来をも受け入れたことで試練をクリア。ロズワールはラムとの戦いで叡智の書が失われたことと、ラムの想いを知り、もう周りの被害を考えずに動くことはないと約束する。そしてスバルはエミリアと聖域を救った功労から、エミリアの騎士として任命される―――というストーリーでした。
何度も死に戻りを続けていた2期目の前半は、本当に救われなくって見ているこちらも鬱になりそうでしたが…オットー、よくやったよ!(*T0T)感涙…
やっぱり持つべきものは仲間ですね。そして仲間を大切にしてきたからこそ、力になってくれる。負の連鎖の中で唯一消えなかった絆が、一番強い武器でした。おかげでガーフィールも説得できましたし、絆を亡くし続けていたロズワールもスバルによってある意味精神的な窮地を救われました。これで王選は上手くいく…かな?
無事にレムも助け出せましたが…結局スバルは誰が本命なのだろう?(苦笑)でもエミリアにもベアトリスにもちゃんと真剣に向き合って、心から出る言葉だから動かせるんだろうな。最後の方は結構その台詞一言一言に感動しただよ✨ ひとまずあれだけ八方塞がりだったところからの大逆転で、よかったよかったですv
『装甲娘戦機』:大元は「段ボール戦記」という作品で登場した機体LBXを女の子に擬人化したオリジナルアニメでした。
主人公の中学生:リコは埼玉県所沢市に住んでいるが、ある日友人のマナと東京に遊びに来た際、父へのお土産にとLBXに触れた途端、異世界に転移する。そこは「ミメシス」という謎の生物によって人類が追い詰められた世界で、唯一の対抗手段はLBXだけだった。リコはミネシスに追われているところを、やはりほかの世界から飛ばされてきた少女たちによる遊撃部隊に救助され、LBXとの戦いに身を投じながら、元の世界に戻る手段を探すこととなる。補給と戦闘を繰り返す途中、京都からの通信を受信し、そこでミメシスを倒す『スイッチ』という兵器を手に入れたリコたちは、そのまま南下を続け、決戦の地である熊本へと誘導される。そこは次に時空震の発生場所と想定されており、リコたち遊撃部隊はスイッチ発射のタイミングまでミメシスを足止めする役割を受ける。必死に抵抗するも、ミメシスの大群は迫ってくる。何とか一回目のスイッチ発射でミメシスの大群は一度は抑え込めたものの、更に時空震の裂け目からミネシスの核ともいえる巨大ミメシスが現れる。次のスイッチ発射までリコの銃撃にかけるが、やはり当てることができず、メンバーの攻撃も外れてしまう。最終手段はリコのLBXアサシンの自爆。アサシンの自爆は自分にではなく、外に向かって爆破が起こるため、最後のタイミングでリコ渾身の一撃を巨大ミネシスに当てる。そして仲間たちがリコを助けた瞬間、時空震により気づいたリコは、池袋のマナと離れたあの場所に立っていた。あの闘いの日々は夢かと思われたが、リコの持つ福袋の中には、アサシンを始め、仲間たちの傷ついたLBXが入っていた―――というストーリーでした。
最初は「過酷な戦闘もの」なんだろうな、と思ってみていたんですが…「諸国漫遊記?(ー△ー;)」
いや、バトルというより、ほぼ観光旅行状態で、各地の名産品食べつくしている印象の方が強かったです💦 確かに御殿場ではリコたちを助けるために、ゲリラ戦闘を続けていた人たちが戦死したり、結構過酷なシーンもあったはずなんですが、次になるともうそのことはサクッと割り切られて、女子ならではの名産品を食べまくるシーンになっているという。なので、何処まで話がシリアスなのかわからなかったんですが、最後の方で、どうにもこの世界に飛ばされてきた彼女たちは、元の世界で修学旅行に行けなかったり、イジメみたいな感じで旅行を楽しめなかったトラウマのある子が多いこと。後はこちらの世界の都合で理不尽に飛ばされてきた彼女たちに、命令もせず、少しでも戦いを押し付けず、楽しい思い出を作らせてあげたく自由にさせた―――という意図を話していました。なので、わざとフリーにさせていた、という事実が分かってようやく腑に落ちましたw
最後は多分時空震で元の世界に戻ることになるんだろうな、とは予想していましたが、みんな無事に戻れたようですね。ある意味人付き合いとか苦手だったり、うまく行かないなど、何らかの理由があった子たちだったので、戦闘や生活を通して本音で語り合える「大事な仲間」を手にしたことで、きっとみんな元の世界でも上手くやっていけるようになるんじゃないかな。そう考えると、いい経験ができてよかったねv未来に向かって一歩踏み出せた感じでよかったです。
『オルタシアン・サーガ』:こちらもスマホゲームのアニメ化作品でした。
オルタシアン王国で属国であったカメリア公国が突如反旗を翻し、オルタシアン王が討たれ、王女マリエルは行方不明に。マリエルの弟:シャルロが王位につくものの、実際は教皇バルデブロンの傀儡だった。
その4年後、オーベル領の領主アルフレッドは従者となっていたマリウスと叔父のモーリスに支えられ地領を治めていたが、戦闘となったカメリア将軍ルリスに完敗。改めて4年前に亡くなった父親に強くなることを誓う。そののち、領内での様々な問題に直面するアルフレッド。その中で彼らは教皇バルデブロンの怪しい動きを察知。しかしその右腕である黒騎士ディディエに成す術もなく排斥されてしまう。そんな中、マリエルが実は王女マリエルであったことが発覚。マリエルは教皇側に捕えられ、処刑される寸前だったが、そこにかつての仲間や教皇たちに不信を持っていた領主たちが一斉蜂起。マリエルを救い出し、更にマリエルを王として教皇たちに宣戦布告する。一気に王都に攻め入るアルフレッド達。戦いは優勢に進むがアンデッドが現れ、マリエルは場内にあった聖遺物に原因があるのではないかと気づく。アルフレッドとマリエルたちは王城内に潜入。そこでアンデットの中に仲間やアルフレッドの亡くなった父親が待ち構えていた。意を決して父を倒したアルフレッドとマリエルは教皇と対峙する。二人に対し、教皇は実はカメリアが起こした反乱ではなく、オルタシアン王が最愛の妃を蘇らせるためにルギスを生贄にした結果、化け物となったルギスに殺されたのだった。オルタシアン王に捨てられた母の敵を討つために、教皇が仕組んだ事実に二人は改めて教皇に挑む。力の差に追い詰められそうになるが、ディディエとなっていたルギスが意識を取り戻し、教皇を倒す。しかし教皇の最後の力で再び人狼と化したルギスによってアルフレッドは刺し違えて命を落とす。悲しみのあまり王家の力で無意識に聖遺物を使い、アルフレッドは蘇ったが、その真の姿にマリエルは気づく由もなかった―――というストーリーでした。
王道のRPGファンタジーでしたね。最近なかなかこうした王道ファンタジーが少なくなってきたので、久しぶりに面白く見ていました。マリウス=マリエルなのは、最初から視聴者にはバレバレwでしたが、あんなに成長したのにアルフレッド…何故女の子だと気づかないのか。アンデッドよりそっちの方が不思議だったよ(笑)
最終回まではいいな、と思いながら見ていたのに、納得いかないのが最後!なぜにアルフレッドを殺してしまうのか??(T0T) しかもアンデッドとして蘇ったことにマリエルは気づかない。あの嬉しそうなマリエルの笑顔が悲しみに変わる危うさを、視聴者に残したまま終わったのは痛かったです(><)できたら「めでたしめでたし」で終わってほしかった。クオリティが高かったゆえに、凄く残念です💧
『BEASTARS』:人気漫画のアニメ化2期目でした。
1期目でウサギのハルちゃんをシシ組から救い出したレゴシ。しかしハルとは未だに友達のまま。そんなレゴシに学園の警備員である蛇のロクメから「テムを殺した犯人を捜して欲しい」と依頼を受け、食殺の犯人捜査を開始する。レゴシは調査の最中に食殺犯と思しき肉食獣に襲撃され、相手の圧倒的な強さを実感したためにジャイアントパンダのゴウヒンに弟子入りを志願。食肉に頼らない強さを求める。食殺犯は演劇部部員のヒグマ:リズであった。肉食獣による食殺を許せないレゴシと、食殺を崇高な想い出だとしていたリズ。2匹は何度も衝突した後、大晦日に決着をつける約束をする。レゴシから2匹の戦いの立ち会いを頼まれたルイは悩んだ末に組抜けを決意し、イブキの命と引き換えに表世界への復帰を許される。そして劣勢にあったレゴシの元へと駆けつけ、リズに勝つためだと自らの右足を差し出す。レゴシは食肉の禁忌を犯し、その代償として得た力でリズに勝利する。リズとレゴシは食殺犯として逮捕されたが、レゴシは皆の証言の元、前科は付いたものの釈放された。そしてレゴシは学校を去ることをハルに告げたのだった―――というストーリーでした。
前回はルイ先輩が草食なのにシシ組のボスになるし、ハルちゃんとは全然進展ないし(哀)、レゴシ君は何を目的に生きることになるのか、と思っていたら、ちゃんと自分の足で自分探し+強くなるためにどん欲になっていて、ある意味一番男らしくなりましたね。ルイ先輩に憧れていた、とは言っていましたが、実はルイ先輩の方がレゴシに憧れていたんですね。何でも優秀でスマートにこなせて…でも気づけば「自分自身で何をやりたいのか」ということがすっぽり抜けていたルイ先輩。どんくさそうで足元にも及ばないと思っていたレゴシの方が、ちゃんと自分を見据えて能動的に動いていたことに気づいて、ある意味今回は一番救われたのはルイ先輩かと。ヒロインポジションでしたよ。ハルちゃん、ヒロインなのに、殆どでなかったしなぁ…。
リズはリズで、確かに問題なんですが、薬で本能を抑え込んだりして、無理やり自分を抑えることを強要されてきた、その爆発が今回の食殺事件につながった訳で。草食のティムとは友情があった、と言っていますが、真実は本能しかなかったわけで、その言い訳に友情という言葉を使っていたに過ぎなかったですし。
動物って本能に忠実に生きていますから、抑圧されるとどうなるか―――でも人間も同じかと思います。抑圧されると暴発する。あるいは鬱になって自棄になって…。リズヤルイ先輩は人間の極限を投影した姿なんでしょうね。何でもないレゴシ君が一番自分らしさを持っていた。真っすぐさが最大の武器だったかもしれません。でもこの後レゴシ君、どうなるんだろう…?3期目も見てみたいなぁ…
『アイ★チュウ』:スマホのアイドル幾瀬ゲームのアニメ化作品でした。
有名芸能事務所「エルドール」が経営するアイドル養成学校「エトワール・ヴィオスクール」。その生徒たちは「アイチュウ」と呼ばれ、3年間研修を受け、多くの先輩が有名アイドルとして羽ばたいていた。主人公の愛童 星夜もその先輩アイドルである「天上天下」の竜胆 椿に憧れ、奏多と晃とともに「F∞F」を結成し、アイドルを目指していた。他のグループも含め、学園長からの厳しい指令をこなし、3期生はアイドルとして成長していく。そして夢の舞台「サウンドカーニバル」への出場をかけて、ユニットの中から一グループを選出する選考会。そこに絶対王者の「天上天下」も参加。星夜は憧れの椿との戦いを楽しみにしていたが、椿に資質を疑問視され、ショックで落ち込んでしまう。悩む星夜を支える仲間たち。自分なりのアイドル像を見つけた星夜たちは選考会で最高のステージを見せる。しかし優勝したのは「天上天下」だった。サウンドカーニバルの当日、クマ学園長の命令で、アイチュウたちはステージの裏方の助っ人をすることに。沢山の荷物を運びこんだアイチュウたちは天上天下のステージを間近で見ることができた。それを見て歌いたい情熱が再度溢れるアイチュウたち。そんな彼らに学園長と天上天下はアンコールステージを共に務めることを提案。運び込んだ衣装は全て彼らのもので、全て事前に用意されたシナリオだった。それを受けて彼らは最高のステージを届けるのだった―――というストーリーでした。
男性アイドル育成アニメは数ありますが、多分ゲームをプレイしている人は、思い入れ沢山あるんじゃないかと思います。雰囲気としては、元祖男性アイドルゲームの『うた☆プリ』に近いかもしれませんね。学園長の個性と言い(笑)他の作品と違う要素と言えば、いわゆるバンドだったりDJ系だったり、音楽の要素はバラエティに富んでいたと思います。なので音楽の幅広さでは楽しめたのではないかな。
最後にまた新たな登場人物が宣戦布告(!?)していたので、もしかしたら2期目があるかもしれませんね。
『Re:ゼロから始める異世界生活』:人気なろう系小説アニメ2期目の後半でした。一応今回でアニメは完結、なのかな。
前編で、エキドナが交渉を仕掛けてくるものの、断ったスバルだが、どの道を選び、何度死を繰り返しても、一向に解決にはつながらず、やがて精神的に追い詰められていた。そんな彼の前に現れたのはオットー。気弱な商人と思われていた彼が、必死にスバルの力になることを伝え、ガーフィールとの戦いも辞さない姿勢の彼に勇気づけられたスバルは、もう一度立ち上がる。そして仲間の力を得たスバルは、このループの元凶となっているロズワールに「この周回」で困難を突破できなければロズワールに素直に従う、ただしもしできたなら彼の持つ『叡智の書』を捨ててもらう、という契約を交わす。オットーやパトラッシュの力を借り、またラムの協力も得て、ガーフィールを撃破し、エミリアに心からの親愛を伝えて彼女を精神的に支える。さらにガーフィールが外の世界に抱く恐怖を乗り越えさせて味方とし、屋敷にてエルザを撃退、魔獣使いメィリィを捕縛する。そして焼け落ちる屋敷と運命をともにしようと自暴自棄になっていたベアトリスを救い出し、ベアトリスと協力して大兎を討伐する。エミリアもスバルの支えを胸に、過去の辛い体験から脱却し、未来をも受け入れたことで試練をクリア。ロズワールはラムとの戦いで叡智の書が失われたことと、ラムの想いを知り、もう周りの被害を考えずに動くことはないと約束する。そしてスバルはエミリアと聖域を救った功労から、エミリアの騎士として任命される―――というストーリーでした。
何度も死に戻りを続けていた2期目の前半は、本当に救われなくって見ているこちらも鬱になりそうでしたが…オットー、よくやったよ!(*T0T)感涙…
やっぱり持つべきものは仲間ですね。そして仲間を大切にしてきたからこそ、力になってくれる。負の連鎖の中で唯一消えなかった絆が、一番強い武器でした。おかげでガーフィールも説得できましたし、絆を亡くし続けていたロズワールもスバルによってある意味精神的な窮地を救われました。これで王選は上手くいく…かな?
無事にレムも助け出せましたが…結局スバルは誰が本命なのだろう?(苦笑)でもエミリアにもベアトリスにもちゃんと真剣に向き合って、心から出る言葉だから動かせるんだろうな。最後の方は結構その台詞一言一言に感動しただよ✨ ひとまずあれだけ八方塞がりだったところからの大逆転で、よかったよかったですv
『装甲娘戦機』:大元は「段ボール戦記」という作品で登場した機体LBXを女の子に擬人化したオリジナルアニメでした。
主人公の中学生:リコは埼玉県所沢市に住んでいるが、ある日友人のマナと東京に遊びに来た際、父へのお土産にとLBXに触れた途端、異世界に転移する。そこは「ミメシス」という謎の生物によって人類が追い詰められた世界で、唯一の対抗手段はLBXだけだった。リコはミネシスに追われているところを、やはりほかの世界から飛ばされてきた少女たちによる遊撃部隊に救助され、LBXとの戦いに身を投じながら、元の世界に戻る手段を探すこととなる。補給と戦闘を繰り返す途中、京都からの通信を受信し、そこでミメシスを倒す『スイッチ』という兵器を手に入れたリコたちは、そのまま南下を続け、決戦の地である熊本へと誘導される。そこは次に時空震の発生場所と想定されており、リコたち遊撃部隊はスイッチ発射のタイミングまでミメシスを足止めする役割を受ける。必死に抵抗するも、ミメシスの大群は迫ってくる。何とか一回目のスイッチ発射でミメシスの大群は一度は抑え込めたものの、更に時空震の裂け目からミネシスの核ともいえる巨大ミメシスが現れる。次のスイッチ発射までリコの銃撃にかけるが、やはり当てることができず、メンバーの攻撃も外れてしまう。最終手段はリコのLBXアサシンの自爆。アサシンの自爆は自分にではなく、外に向かって爆破が起こるため、最後のタイミングでリコ渾身の一撃を巨大ミネシスに当てる。そして仲間たちがリコを助けた瞬間、時空震により気づいたリコは、池袋のマナと離れたあの場所に立っていた。あの闘いの日々は夢かと思われたが、リコの持つ福袋の中には、アサシンを始め、仲間たちの傷ついたLBXが入っていた―――というストーリーでした。
最初は「過酷な戦闘もの」なんだろうな、と思ってみていたんですが…「諸国漫遊記?(ー△ー;)」
いや、バトルというより、ほぼ観光旅行状態で、各地の名産品食べつくしている印象の方が強かったです💦 確かに御殿場ではリコたちを助けるために、ゲリラ戦闘を続けていた人たちが戦死したり、結構過酷なシーンもあったはずなんですが、次になるともうそのことはサクッと割り切られて、女子ならではの名産品を食べまくるシーンになっているという。なので、何処まで話がシリアスなのかわからなかったんですが、最後の方で、どうにもこの世界に飛ばされてきた彼女たちは、元の世界で修学旅行に行けなかったり、イジメみたいな感じで旅行を楽しめなかったトラウマのある子が多いこと。後はこちらの世界の都合で理不尽に飛ばされてきた彼女たちに、命令もせず、少しでも戦いを押し付けず、楽しい思い出を作らせてあげたく自由にさせた―――という意図を話していました。なので、わざとフリーにさせていた、という事実が分かってようやく腑に落ちましたw
最後は多分時空震で元の世界に戻ることになるんだろうな、とは予想していましたが、みんな無事に戻れたようですね。ある意味人付き合いとか苦手だったり、うまく行かないなど、何らかの理由があった子たちだったので、戦闘や生活を通して本音で語り合える「大事な仲間」を手にしたことで、きっとみんな元の世界でも上手くやっていけるようになるんじゃないかな。そう考えると、いい経験ができてよかったねv未来に向かって一歩踏み出せた感じでよかったです。
『オルタシアン・サーガ』:こちらもスマホゲームのアニメ化作品でした。
オルタシアン王国で属国であったカメリア公国が突如反旗を翻し、オルタシアン王が討たれ、王女マリエルは行方不明に。マリエルの弟:シャルロが王位につくものの、実際は教皇バルデブロンの傀儡だった。
その4年後、オーベル領の領主アルフレッドは従者となっていたマリウスと叔父のモーリスに支えられ地領を治めていたが、戦闘となったカメリア将軍ルリスに完敗。改めて4年前に亡くなった父親に強くなることを誓う。そののち、領内での様々な問題に直面するアルフレッド。その中で彼らは教皇バルデブロンの怪しい動きを察知。しかしその右腕である黒騎士ディディエに成す術もなく排斥されてしまう。そんな中、マリエルが実は王女マリエルであったことが発覚。マリエルは教皇側に捕えられ、処刑される寸前だったが、そこにかつての仲間や教皇たちに不信を持っていた領主たちが一斉蜂起。マリエルを救い出し、更にマリエルを王として教皇たちに宣戦布告する。一気に王都に攻め入るアルフレッド達。戦いは優勢に進むがアンデッドが現れ、マリエルは場内にあった聖遺物に原因があるのではないかと気づく。アルフレッドとマリエルたちは王城内に潜入。そこでアンデットの中に仲間やアルフレッドの亡くなった父親が待ち構えていた。意を決して父を倒したアルフレッドとマリエルは教皇と対峙する。二人に対し、教皇は実はカメリアが起こした反乱ではなく、オルタシアン王が最愛の妃を蘇らせるためにルギスを生贄にした結果、化け物となったルギスに殺されたのだった。オルタシアン王に捨てられた母の敵を討つために、教皇が仕組んだ事実に二人は改めて教皇に挑む。力の差に追い詰められそうになるが、ディディエとなっていたルギスが意識を取り戻し、教皇を倒す。しかし教皇の最後の力で再び人狼と化したルギスによってアルフレッドは刺し違えて命を落とす。悲しみのあまり王家の力で無意識に聖遺物を使い、アルフレッドは蘇ったが、その真の姿にマリエルは気づく由もなかった―――というストーリーでした。
王道のRPGファンタジーでしたね。最近なかなかこうした王道ファンタジーが少なくなってきたので、久しぶりに面白く見ていました。マリウス=マリエルなのは、最初から視聴者にはバレバレwでしたが、あんなに成長したのにアルフレッド…何故女の子だと気づかないのか。アンデッドよりそっちの方が不思議だったよ(笑)
最終回まではいいな、と思いながら見ていたのに、納得いかないのが最後!なぜにアルフレッドを殺してしまうのか??(T0T) しかもアンデッドとして蘇ったことにマリエルは気づかない。あの嬉しそうなマリエルの笑顔が悲しみに変わる危うさを、視聴者に残したまま終わったのは痛かったです(><)できたら「めでたしめでたし」で終わってほしかった。クオリティが高かったゆえに、凄く残念です💧
『BEASTARS』:人気漫画のアニメ化2期目でした。
1期目でウサギのハルちゃんをシシ組から救い出したレゴシ。しかしハルとは未だに友達のまま。そんなレゴシに学園の警備員である蛇のロクメから「テムを殺した犯人を捜して欲しい」と依頼を受け、食殺の犯人捜査を開始する。レゴシは調査の最中に食殺犯と思しき肉食獣に襲撃され、相手の圧倒的な強さを実感したためにジャイアントパンダのゴウヒンに弟子入りを志願。食肉に頼らない強さを求める。食殺犯は演劇部部員のヒグマ:リズであった。肉食獣による食殺を許せないレゴシと、食殺を崇高な想い出だとしていたリズ。2匹は何度も衝突した後、大晦日に決着をつける約束をする。レゴシから2匹の戦いの立ち会いを頼まれたルイは悩んだ末に組抜けを決意し、イブキの命と引き換えに表世界への復帰を許される。そして劣勢にあったレゴシの元へと駆けつけ、リズに勝つためだと自らの右足を差し出す。レゴシは食肉の禁忌を犯し、その代償として得た力でリズに勝利する。リズとレゴシは食殺犯として逮捕されたが、レゴシは皆の証言の元、前科は付いたものの釈放された。そしてレゴシは学校を去ることをハルに告げたのだった―――というストーリーでした。
前回はルイ先輩が草食なのにシシ組のボスになるし、ハルちゃんとは全然進展ないし(哀)、レゴシ君は何を目的に生きることになるのか、と思っていたら、ちゃんと自分の足で自分探し+強くなるためにどん欲になっていて、ある意味一番男らしくなりましたね。ルイ先輩に憧れていた、とは言っていましたが、実はルイ先輩の方がレゴシに憧れていたんですね。何でも優秀でスマートにこなせて…でも気づけば「自分自身で何をやりたいのか」ということがすっぽり抜けていたルイ先輩。どんくさそうで足元にも及ばないと思っていたレゴシの方が、ちゃんと自分を見据えて能動的に動いていたことに気づいて、ある意味今回は一番救われたのはルイ先輩かと。ヒロインポジションでしたよ。ハルちゃん、ヒロインなのに、殆どでなかったしなぁ…。
リズはリズで、確かに問題なんですが、薬で本能を抑え込んだりして、無理やり自分を抑えることを強要されてきた、その爆発が今回の食殺事件につながった訳で。草食のティムとは友情があった、と言っていますが、真実は本能しかなかったわけで、その言い訳に友情という言葉を使っていたに過ぎなかったですし。
動物って本能に忠実に生きていますから、抑圧されるとどうなるか―――でも人間も同じかと思います。抑圧されると暴発する。あるいは鬱になって自棄になって…。リズヤルイ先輩は人間の極限を投影した姿なんでしょうね。何でもないレゴシ君が一番自分らしさを持っていた。真っすぐさが最大の武器だったかもしれません。でもこの後レゴシ君、どうなるんだろう…?3期目も見てみたいなぁ…