うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2021春アニメ最終回②

2021年06月23日 21時12分49秒 | アニメ
ヲタ活真っただ中のかもしたは、昨日も「アイナナ×リプトンティー」と「るろ剣スナック」ゲット。何がヤバいかと言えば、ここのところのガンカフェ散財のお陰で、「100円のリプトンティーくらい痛くも無いわ( ̄▽ ̄)」とつい手が出てしまう…💧 こういう小銭からちまちま貯めないといかんのに。それを分かっていながら、やっちまったよ orz…
いい加減に腹をきめてかからないと、散財する一方です。ヲタク魂に気合を入れないと!

そんなヲタ魂の下、今日も最終回はチェックしております。
『やくならマグカップも』:フリーコミックの原案で、多治見市を舞台にした陶芸に懸ける女子高生の物語。
主人公の高校1年生:豊川姫乃は、脱サラした父と共に、幼少期に亡くなった母の故郷である岐阜県多治見市に引っ越してきた。父は祖母と喫茶店を開店。姫乃は母の母校の高校に入学し、そこで出会ったクラスメイトの久々梨三華に誘われ、陶芸部を訪れる。部には2年生の青木十子がおり姫乃は陶芸の手ほどきを受けたことと、母が陶芸家だったこともあり、入部を決める。少しずつ陶芸の基礎を習いながら、父の店や街中で母の作品を見つけ、姫乃は父に喜んでもらえる作品作りを目指すが、なかなか思うように進まない。多治見市主催の陶芸コンテストに応募し、入賞することで父に認めてもらえるのではないかと思い、斬新なアイディアと母の残した技術を取り入れた「陶器座布団」を作り上げた。何とか入賞を狙う姫乃だったが結果は残念なことに。しかし、父からの「この座布団を見て座りたくなった」という一言で、ようやく報われた気がした姫乃は、また気持ちを新たに陶芸に挑もうとするのだった―――というストーリーでした。
この30分番組の半分がアニメ、残りはキャストさんによる多治見での陶芸体験や飲食などの体験を行うコーナーでした。アニメの方は陶芸に興味を持ち、少し欲も出しながらも、最終的にははっきりと「父に喜んで欲しい」という自分の願いに気づき、さらに取り組んでいこうと前向きになっていく、アニメらしい女子高生らしい展開で、安心して見ていられました。無論陶芸に詳しくない人と同じ視線で、一から教えてもらえたので、陶器の見方とか釉薬選びとか、色々面白かったです。キャストさんの多治見紀行も面白かったです。(コロナ禍にマスクもせずに4人集まって話していたのは、大丈夫かな?と心配になりましたが^^;)実際に足を運んでみないと分からないこと多いですもんね。こちらの作品はもう2期が決定しているので、続編ではどんな陶器が登場するか、楽しみにしてます♪
『恋と呼ぶには気持悪い』:pixiv連載からwebコミックとして連載された漫画のアニメ化でした。
主人公の有馬一花はラノベ好きなヲタク趣味のある高校生。ある日駅で階段から落ちそうになった男性を助け、貧血気味だったらしい彼に自分の弁当を渡して食べる用に説教した。後日、親友の天草理緒の家に遊びに行くと、なんとあの時の男性が帰ってきた。彼は理緒の兄で亮といい、イケメンで有能なリーマン。しかし女癖が悪く、付き合っては飽きたら離れるを繰り返し、いずれも本気になっていなかった。そんな彼は出会ったその日から一花に思いを寄せ、猛烈にアピールする。その勢いに戸惑いつつも、一花も少しずつ亮の気持ちに触れていくようになる。その間に一花は同じラノベ趣味のクラスメイトの多丸から告白されたり、同じく亮も同僚の松島から告白を受けたりと、邪魔が入ったりしたが、その危機も無事乗り越えていく。しかし年齢差やルックスや優秀さ等、わだかまりが二人の間に溜まり始める。ある時から亮は全く一花に連絡をよこさなくなったことで、一花は初めて自分が亮に思いを抱いていることを自覚。そして理緒に発破をかけられ、ようやく自身から告白しようとする。一方亮も一花を好きになればなるほど、今まで自分が表面上しか女性と付き合ったことが無く、彼女を傷つけはしまいかと不安になり、距離を置こうとしていた。そんな亮を友人の益田が叱責。友人たちに背中を押され、二人はようやく互いの想いを打ち明け、恋人になった―――というストーリーでした。
うん、気持ち悪かった!(笑)・・・ではなく。社会人と学生の恋愛ものは、結構作品があるのでそこまで違和感(この違和感をあえて「気持ち悪い」と呼ぶことにする)はなかったんですが、なんか普通な恋愛じゃない違和感がありました。最初の大人しい女子高生に押せ押せ攻撃するリーマン、というのも十分気持ち悪い(笑)ですが、なんかこう、ずれみたいなものがありまして。何かなーと考えていたら、このヒロイン、迷惑なら迷惑だとはっきり断ればいいのに、ダラダラと受け入れている。言ってしまえば「先ずは友人から始めましょう。」ならいいと思うんですけれど、相手が大人のせいか、どうにも一気に「恋愛」に結び付けていくので、そこで大いに戸惑ってしまう。そして亮さんもまだ相手は恋愛ビギナーなのに「友達期間もなく、出会ったその日から恋を押しまくる」という、心を寄せ合う過程も無しに、いきなりフルな恋愛を意識しているところが、何とも違和感なんだな、と。要は不器用なんですね。相手の気持ちを考えすぎる人と、自分の気持ちをとにかく伝えたがる人なので、気持ち悪いのは年齢云々よりも性格の問題だったな。恋愛ビギナー&相手を考えすぎて喜ばせようとし過ぎて、過剰表現しすぎたので、余計相手が「受け入れてくれた✨」と思い込んで、押すと「違う!」と…理緒ちゃんじゃなくても「そこ、はっきりしなよ。」です。多分これが多丸君が相手だったら、普通にこの過程を踏んで行くんだろうけれど。歳の差、二人とも大人ならいいですけれど、10歳差があって+相手はまだ子供だからね。とりあえず最終回で二人の気持ちが確認し合えてよかったです。幸せにおなり♥
『転スラ日記』:おなじみ転スラのスピンオフ作品のアニメ化でした。
第2シリーズの結構シリアスでハラハラな展開の箸休めw テンペストの街の日常を描いた作品ですが、基本4コマなのでショートショートな話です。概ねリムルの前世(三上さん)が体験してきた日本行事(春は畑の仕事、夏はお盆祭り、秋の収穫、冬はクリスマスにお正月、のような)を異世界で実現させ、皆大喜びする(※あるいはミリムが楽しいあまりに暴走してみんな巻き込まれる)本当にひたすらほのぼのするストーリーでした。時折感動する展開もありつつ、でもこうしてみると「平和って、日常って、いいなぁ・・・」とひたすら納得。凄く癒されました♥このままのテンペストの街が続いてくれたら嬉しいのですが、再来週から怒涛の2クール目が再開。魔王になって今度は教会・ヒナタとの対決がまだ残っております。つかの間の癒しで英気を養いましたので、今度2クール目はしっかり腰を据えて視聴しようと思います。
『聖女の魔力は万能です』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
物語の舞台:スランタニア王国では数世代に一度、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生する時代がやって来る。これまではそのたびに、魔を祓う力を持つ「聖女」が現れ、国を救ってきた。過去一度だけ聖女が現れなかった時は、儀式により聖女を召喚した。
今回またも聖女が現れず、王と重臣たちは、やむなく伝説の儀式「聖女召喚の儀」を行う。召喚されたのが小鳥遊聖と御園愛良の二人の日本人であった。しかし王国の第一王子カイル・スランタニアは愛良しか目に入らず、彼女だけを聖女として扱った。無視された聖は怒り、王宮を出ようとするが行く当てもなく、薬用植物研究所にて研究員として働き始める。
召喚から3か月後、王国の第三騎士団が魔物討伐で甚大な被害を受けるが、聖の作ったポーションで団長アルベルト・ホークらは回復する。以降、ホークたちとの交流を続け、図書館で知り合ったエリザベス・アシュレイの頼みを聞いたり、宮廷魔道師団で魔法付与を行ったり、ホーク団長に魔法付与されたアクセサリーを渡すため、第三騎士団を訪ねるなどして日々を過ごしていた。召喚から7か月後、城の書庫にあった本で回復魔法を学んだ聖は、再度の魔物討伐で負傷した騎士たちを見舞う。その際、回復不能の重傷を負った騎士を放っておけなかったセイは、強力な回復魔法で身体の欠損すら再生させてしまい、彼らから「聖女」として崇められることになる。その直後、聖女召喚の儀の反動による昏睡から目覚めた宮廷魔道師団長ユーリ・ドレヴェスから鑑定を受けるが、国一番の魔道師である彼よりセイのほうがレベルが上で、鑑定不能だった。報告を受けた国王ジークフリート・スランタニアは、公の謁見の場でセイに謝罪し、恩賞として何を望むかと問う。特に欲しい物の無いセイは、禁書庫の閲覧と正規の魔法指導を願い出、ユーリから直接魔法の指導を受けることになる。
召喚から9か月後、聖は、ホーク団長率いる魔物討伐に回復要員として参加する。ところが団長が窮地に陥った時、聖の中から金色の魔力があふれ出す。それは周囲の魔物と、魔物が湧き出す黒い沼を呑み込むと、一瞬ですべてを消し去った。聖女のみが使えるという伝説の広域浄化魔法、「聖女の術」にほかならなかった。この功績により、聖は王宮すべてから「聖女」だと認められる。しかし、愛良を聖女にしようと必死だったカイル王子はそれを信じず、「聖は聖女ではない」と人目のある場所で発言してしまい、父王から謹慎を命じられた。召喚から1年後、聖はホーク団長および第三騎士団と共に、薬師の聖地と呼ばれるクラウスナー領へ魔物討伐の遠征に向かう。この遠征で「ホーク団長のことを思い浮かべる」のが聖女の術の発動条件であると気づき、術を自在に発動できるようになる。そしてスライムと火炎術で焼かれた森を、聖は聖女の力で再生。無事首都に戻るのだった―――というストーリーでした。
いわゆる「異世界チート物」ですが、この作品はいわゆる「悪人」が出てこないので、ストレスレスでした(笑)カイルにしてもある意味聖にとっては厄介な相手でしたが、彼は彼なりに認めてもらいたくって必死になっている(そして肝心の愛良の心を掴めていない)だけなので、過ちがあればきちんと謝罪できる人ですし。愛良も「聖女」を押し付けられるプレッシャーから解放されて、生き生きとしてきましたしね。魔力以上に心の救済が叶っていくのは、見ているこちらも温か~くなってきます( ̄▽ ̄) チート物はバトルの主人公、という形から離れて、いわゆる後方支援者が主人公というのもなかなか無いので、久しぶりにピュア♥な心で見られました。『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』:オリジナルアニメ作品でした。
94歳となった徳川慶喜が絶大な権力を握り続ける明治64年。日本は「龍脈」と呼ばれる独自のエネルギー源整備によって、江戸時代の装いと科学が同居しながら発展を遂げていた。一方、華美な都市の裏側では、現政権を打倒せんとする反体制派組織「クチナワ」と、その駆除を任せられていた徳川政府の闇組織:鵺が対立を深めていた。幼少期に家族を失った青き血を持つ雪村咲羽は、鵺の処刑人として仇である蛇埜目を探し続ける。鵺の指令で粛清を行い、遂に突き止めた蛇埜目は咲羽は彼を倒そうとするが、蛇埜目は咲羽を救ってくれた幼い少女:浅陽を人質に捕り、更に咲羽の兄の血を使って力を得ていた。窮地に陥る咲羽だったが、兄の命がけの助けによって蛇埜目を倒し、浅陽の救出に成功した。しかし、兄を失ったショックから、咲羽は生きる気力を失う。そんな咲羽を助けようと、浅陽は別天地へと咲羽と逃げようとする。鵺の刺客を避けつつたどり着いた先で、ほんのひと時人間らしい生活を送る二人だったが、鵺の一人、月城真琴の襲撃で浅陽と、彼女の学校の教師が殺されてしまう。怒り狂った咲羽は真琴を殺害。自分も死のうと自棄になるが、鵺のリーダー:葛原に止められる。彼女を救おうとする葛原はかつて咲羽の母親に救われた人間だったが、青い血を得ようとする幕府から惨殺命令が出され、襲撃を受けた村は咲羽一人を残して全滅した(兄は瀕死で生き残っていた)ため、代わりに咲羽を救おうとしていた。そんな彼を許せないまま、龍脈が暴走。江戸の町に大火が発生。真実を知った咲羽は全ての元凶だった慶喜を殺そうとするが、葛原に止められ、葛原が代わりに自分と共に慶喜の命を絶つ。浅陽の元に帰ろうとする咲羽だったが、鵺の一人に隙を付かれ致命傷を負う。浅陽の元に辿り着いた咲羽は浅陽の隣でこと切れる。そして一人成長した浅陽は、咲羽のように強くあらんと旅に出るのだった―――というストーリーでした。
結構独特のキャラデザ&世界観で、いかにもタツノコプロらしい感じでした。ストーリーはひたすら重かったです。救いがない。浅陽だけは生き残って、自分の足で踏み出せたのが唯一の救いでしたけれど、全てが重かったですね。エレーナも無事に夫&子供と生活できるようになったみたいでしたが、やはり「汚れ仕事」や「仇討ち」を目的とした人生は最終的に暗くなるもののようです。果たしちゃった後は虚無感に襲われる、あるいは失ったものの大きさと自分が奪った命の代償に押しつぶされてしまう感じで。ともかくハードなストーリー展開が好きな方向けでした。
『七つの大罪 憤怒の審判』:人気漫画原作も、遂に最終章でした。
前回エリザベスを攫ったエスタロッサでしたが、彼がエリザベスに執着した理由は、実は死んだと思われていた四大天使のマエルだったため。彼が本来の自分を取り戻し、七つの大罪らと共に、魔神王の配下:チャンドラーとキューザックに挑む。一方バンは一人魔界でメリオダスの精神を探す途中、ホークの兄と知り合い、そしてメリオダスと再会。精神世界で魔神王の隙を付き、地上へ逃げ出す。その頃エリザベスたちの前には魔神王となったメリオダスが現れる。肉体はメリオダスではあるものの、魔神王の精神をそのまま移行した、いわゆる器だった。圧倒的な力にゼルドリスも敵わなかったが、そこにバンが現れ、メリオダスの精神が魔神王を身体から追い出すことに成功。今度はゼルドリスを乗っ取るものの、ゼルドリスも自分の精神を取り戻し、最後はブリタニアの大地を依り代として再生を図るが、七つの大罪の力で崩壊。ようやく聖戦を終結させることができた。その一方で生命力を使い切ったエスカノールは皆に看取られ消滅する。彼を欠いた大罪たちは、リオネス復興に向けるものの、マーリンは一人アーサーを甦らせようとしていた。彼の傍に居たキャスはその混沌の力を得ようと襲い掛かるが、大罪の力とアーサーの混沌の王としての力の選択によりキャスを吸収。エクスカリバーもそれに応え、二人はキャメロット王国再生へと帰還する。
そして、大罪たちもそれぞれの道を進み、7年後再会した彼らは、メリオダスとエリザベスの息子:トリスタンの誕生日を祝い、ゴウゼルから本当の大罪の歩んできた道を教えてもらったトリスタンは、将来「大罪のようになる」ことを夢見るのだった―――というストーリーでした。
少年漫画らしく、しっかりと正義を通して戦い抜きました。お疲れ様でした<(_ _)>
原作読んでいなかったので、エスカノールが亡くなったときは、「え!?(゚Д゚;)」となりましたけど…主人公チームから犠牲は出ない、と思い込んでいたので(犠牲が出るのはガンダムシリーズくらいかと)💧 でも最終的には、それぞれが思う正義の元、ちゃんとそこに向かって足を踏み出せた、ということで長かろうと短かろうと、それが人生の到達点かな、とも思わせてくれました。前半は「メンバー探し」後半は「聖戦」がメインでしたけど、前半はワクワクしつつ、後半はドキドキしつつで、久しぶりに少年漫画の王道を見られた気がします。
この後劇場版があるそうですが、ここまできっちりTVアニメの方が完遂しているので、どんなストーリーになるのか…気になるところです。
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