最近、かもしたの発する情報が病気か介護の話が多いと言われ、普段いかにそればっかり追われているかを改めて感じました。
特に最近…そう、父が満足に歩けもしないくせに、自転車乗って買い物(皮肉にも自転車用ヘルメットを買いに行こうとしていたらしい)に行く途中に転倒💧 しばらく動けず周囲の人から「救急車呼びましょうか?」と言われていたのに「大丈夫です」で自転車引きずりながら帰ってきたらしい(※かもしたは仕事で不在)。その日のうちからもう立てなくなってしまい、医者に行くのを渋る父を説き伏せて、とりあえず骨折がないか翌日に開いている整形外科を探して受診したんです。
かもしたの近場の診療所は、未だ田舎のせいか木曜休診が多くって、何とか開いているところを探して、連れていったんです。
で、いくつかレントゲン撮ってもらって、そこで院長先生が診てくださったんですが「骨折は無いですね。とりあえず痛み止めの薬と湿布を出します」で終了。打撲なら一週間くらいで痛みも引くだろう、と思っていたのですが、父上「痛い、痛い、」の連呼。痛み止め飲んでも全然効かず、湿布も全く効果なし(ーー;)
なのでまた10日くらい後に同じ診療所に行ったのですが「え!?まだ痛いの!?(゚Д゚;)」と言われて。またレントゲン撮ったんですが、やっぱり「異常なし」の結果に。今度は別の種類の痛み止めを出してもらったのですが、やっぱり全く効き目無しorz.
結局4回くらい受診したのですが、一番最後の時に先生が「恥骨にちょっとヒビが入ってたね」と。
(え!?気づかなかったの!?Σ( ̄□ ̄|||) 医者なのに!?)と正直なんとなく不信感が出てきました。
でも結局毎回「鎮痛剤」だけ処方されるので、ほとんど解決になっていない。
父「まだあそこの医者に行かなきゃダメ?」
と力なく言うので
かもした「ううん、もう変えよう。」
と、昨日になりますが、急遽別の病院に連れていったんです。そうしたらそこの整形外科の先生「あー、恥骨と尾てい骨の二か所、見事に骨折してますよ。これは歩けなかったでしょ?すごく痛かったと思いますよ。」
「なんだとぉおおおおおおお!Σ( ̄口 ̄#)」
確かにちゃんとレントゲンの写真見せてもらったら、今度は見事に骨に縦線が入ってた💦
「これって、つまり前の先生が診落としていたってことですか!?」
めっちゃヤブじゃん!ヽ(`Д´)ノプンプン と怒っていたら新しい整形の先生
「う~ん、一口に医者の見落とし、とは言えないですね。寧ろ放射線技師さんの撮影の仕方じゃないかと。腕がいい人は患者さんの脂肪のつき方とか衣類の状況とか見て、上手く患部(特に痛い部分)をしっかり何か所からも多角的に撮影していくんですがね。僕は現場にいないので、何とも言えませんが…」
…つまり、レントゲンの取り方が上手くなかったせいで、父は1か月半、骨折していたのも知らず、ひたすら打撲だと思って患部を冷やしていただけだったと。
骨折は怖いです。下手に見落として、骨が変にくっつくと、歩行障害とか起こして今後の人生に物凄い影響してくるんですよ!高齢者だからと言って見落としが許されるものではもちろんありません。
整形の先生「とりあえず今は骨折した個所は、問題なく回復傾向にあります。付き方も歩行に影響の出る感じではなさそうですし。問題は庇って歩いていたおかげで、患部と反対側の筋肉が張って、激痛になっていることですね。腰の筋肉が落ちているとどうしても中殿筋(お尻の真ん中くらい)が張って痛むんですよ。今回は痛みを和らげる注射を打ちましょう。」―――ということで、父、尻に見事に注射💦 尻に注射って痛いんですよ!(><)一応一番小さい針使ってくれてはいるんですが。でも打ち終わって10秒もしないうちに<シャキーン!✨>
先生&かも「すげー!背筋伸ばして真っすぐ自力で立ててる(゚д゚*(゚д゚*)!」←先生も自分でビックリしてた(笑)
ということで、すこぶる快調になったらしい父は、シャキシャキ立ったり座ったりができるようになりました✨ といっても、Parkinson症候群があるので、杖は必要ですけどね^^;事故の前と同じくらいには回復。
でも明けて今日はもう「痛い、痛い」の繰り返し。
しょうがないよね。痛み止めだって何日も効果ある薬なんて無いし、それこそとんでもない強いのだとモルヒネとかになっちゃう💦 また月曜日に仕事の前に病院へ連れていくことになりそうですが、現在ケアマネさんに介護度の範囲内でタクシー券利用できないか、相談中です。でないと受診の度にかもしたが仕事休んだり、遅刻早退繰り返していたら、職場の迷惑になってしまいます<(_ _)> 介護のせいで早期退職する人が多いですが、ホント、こんな感じなんだろうな…とつくづく思いました。
ともかく昨日しみじみと感じたのは、専門職の技術って人の人生に大きく影響するってこと。何百何千という患者さんの中で、たった一人見落とし(撮影し損ねた)しただけかもしれませんが、その一人に当たった人の人生が大きく左右されちゃうのですよ💦 たまたま今回は父の骨のつき方が、歩行障害とかの影響はないとのことでしたけど、もし変な風にくっついていたら、本当に歩けないまま寝たきりになりそう(既になりかけてるけど💧)なところまできますから。
かもした自身も他の病院が開いていなかったとはいえ、何で最初にあの病院にしちゃったかな!?とか、もっと早く別の病院に連れて行っていれば、と後悔しきりです;つД`) ここまで痛い思いずっとさせ続けてきて、我慢させて申し訳なかったと思います。
ついでにかもした自身も技術職ですから、自分が言ったことそのまま自分にブーメランな問題です。
関わった人が大変な人生を歩むことにならないよう、自分の仕事も振り返んなきゃな、と改めて思いました。
とりあえず、骨がくっついたらリハビリな!家でもバッチリやってもらわなきゃ!