私はレッスンをスマホで撮影し、撮影した動画を見てチェックしてます。それにはかなりの時間を使ってます。今朝見たのは、同じ小3の生徒の動画です。二人共発表会の曲のレッスンをしてる所です。
私の教室の発表会は、ピアノソロと、ドラム・ベースとのアンサンブルをしています。1部がピアノソロ、2部がアンサンブルです。
最初の子のソロ曲は発表会の定番曲です。絶対外したくない曲ですし、弾ける子に弾かせたい曲ですので、弾きたい子は何人もいましたが、その子に決めました。
期待通り、譜読みはサクサク出来ました。ただ・・・その後が・・・
今週のレッスンでは「ダメ出し」が続きました。「出来る」「弾ける」と思ってる上でのダメ出しです。
でも、動画に映ってる私の顔は険しいしいでした。口調もそうです。言われてる本人の顔もそうです。かなり固まってしまってます。
次の子は、アンサンブルの映像でした。
1部は生徒さんの「力量」を考えての選曲ですが、2部はどちらかというと私の「好み」になります。「演出」を重視してます。
動画の子の曲は、私が誰かに「弾かせたい!」と思った曲です。本人もお母さんも気に入ってくれたので良かったです。
ユーチューブを聞きながら練習してくれたようですが、勘のいい子なのでそこそこ様になってます。未だ出だししか弾けてませんが、その子のレッスンをしてる時の私の「表情」は、先の1部のソロの子のレッスンとは別物でした。
反省したことは・・・
ソロの曲が弾けずに苦しんでいた子のレッスンの時に、この2部のアンサンブルの子の時のような「表情・声・アプローチ」がどうして出来なかったのかな?ということです。
クラシックの名曲も、ポップスも同じ音楽です。そこに「線引き」は要りません。生徒たちにとってはもっとそうかもしれません。 クラシックは難しくて大変で、ポップスは簡単で楽しい、でもありません。
二人に対する対照的な映像を見て反省しました。
自分のレッスンを客観的に見ることは絶対に必要だと思います。
時間はかかりますが、その時間の何百倍もの物を得ることが出来ると思います。