6冊のテキストを併用している2年生の女の子の内容を紹介させて頂きます。
年長の4月に入会し、一年間で終了したテキストは
パーティーA
聴音・楽典A
プレリーディング
パーティーB
聴音・楽典B
パーティーC
聴音・楽典C
パーティーD
聴音・楽典D
アドヴェンチャーB
の10冊です。
小学校に入学して
レベル1
テクニック1
セオリー1
が終了し
一年生の途中から
レベル2
テクニック2
セオリ-2
に入って現在も使用中です。
レベル1から進度を遅くしてるのは、考えがあっての事です。
バスティンは「2」から急にむずくかしくなるので、あえてゆっくり進ませてます。
そして、その分他のテキストを併用してます。
今上記3冊以外に併用してるのは
ハノン(上)
バイエル(3)
アドヴェンチャー(1)
です。
ピアノ3・テクニック3・バイエル・ハノンは必ず「ポイント」を伝え
一度、弾かせて、その時の様子(理解度)で「宿題」の量を調整してます。
セオリー(楽典)は問題を自分で読んでやってきてもらいます。
分からない箇所は余白のままにしておいてもらい、教室で説明します。
アドヴェンチャーは全く説明してません、好きなだけ弾いておいで、というと5曲くらい弾いてきます(^^♪
理想的な進め方だと思います。
お母さまからは
「練習は一人でさせてます」
というお話を伺ってます。
お母さまはノータッチです。これも、理想的です。
これが出来るのも「読譜力」がついているからだと思います。
小さいお子さんの場合ポイントはなんといっても「読譜力」です。
「読めれば」楽しいので「弾くように」なります。
お母さんの「手」を借りずに練習が出来ます。
中々読譜力のつかない生徒さんは・・・一概には言えませんが、お家でお母さんが付きっ切りで教えてる、事が多いような気がします。
教室で弾けていても、それはお母さんに教えてもらって弾けてるだけなんです。
でも、それは「新しい曲」を弾かせれば直ぐにわかる事です。
「読譜力」を付けるには「同程度」の教材を沢山するのが一番です。
この生徒さんのように「6冊」とは言わずとも、「3冊」でもいいんです。
それぞれの子のキャパがあるので、その辺りは慎重に考えてます。
でも、この一年
テキストを増やした子の方が明らかに上手になってる事を感じてます。
無理しないで、負担にならないで、お母さんに怒られないで
なんとな~く続けていたらいつの間にか弾けるようになっちゃった。
。。誰もがそうなれる教室が「目標」です(^^♪