おはようございます。
さいたま市のピアノ教室、カナリア音楽教室の増田玲子です。
ーーーーーーーーーーーーーーー
教室では「レッスン・シート」を使ってます。
A4の紙に私が手書きで書いたものをコピーしてお渡ししています至ってシンプルなものです。
この紙の活用法は、年齢・進度によって様々です。
導入のお子さんで、お母さんが見学されてる場合は、お母さんに書いて頂いてます。
レッスンを見学しながら、注意点や宿題をメモして頂き、それを元に一週間何をしたかを書いてきてもらいます。
こちらの記事が参考になると思います。是非ご参照下さい。
4年前の記事なので、指導内容に関しては若干の違いがありますが、レッスン・シートの使い方は概ね同じです。
お母さまの見学が無くなってからは、私の方で記入してます。
宿題や、自宅練習での注意点です。
ここが出来ました、とか、ここが難しかったみたいです、とか、何回練習しました、とご丁寧に書いて下さるお母さまもいらっしゃいますが、書いて頂かないで大丈夫です、とお話しさせて頂いてます。
一週間お家でどんな練習をしていたかは、聴けばわかるのと「お家で一人で練習できるように」を目標にしてますので、ご質問があった時や、連絡事項としてのみ使って頂けたら、と思ってます。
もう少し大きい生徒さんになると、二つに分かれます。
全て自分で書いてくる子、と全く書かない子です。
書いてくる生徒さんは、宿題の曲名、どこが難しかった、弾きづらかった、この曲は時間が無くて今週出来なかった。等きちんと書いてあります。
これは、とても分かりやすく、パっと見た瞬間に、その日のレッスンで、弾いてもらう曲の順番、メインでレッスンする曲等が瞬時に決まります。
全く書いてこない生徒さんのレッスン・シートは、前の週私が書いた宿題のページのみ書いてあります。が、これはこれでありだと思います。タダ単に書くのがめんどくさい?だけだと思います
夫々性格が違うので、書く・書かないは強要してません。その子の好きなようにやればいいんです。ポイントは、その生徒さんが自分なりの自宅練習の方法を構築する事です。
書くことにより、理解が深まる子は書いた方がいいですし、書くのが嫌いな子もいるのでその辺りは本人達に任せてます。
只、こうなるまでには何年かかかりますので、その前の段階の生徒さんには、先に書いた「2つ」の段階をきちんと踏んで頂けたらな、と思ってます。