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さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です
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「お問合せ」沢山頂いてます。「体験レッスン」も連日させて頂いてます。ありがとうございます。
ピアノを教えるようになって「45年」教室を開講して「35年」今が正に「旬」の時、と思えます。
ヤマハの講師時代
自宅でも教えてましたが、それ以外に「ヤマハ音楽教室」や大きなピアノ教室でもレッスンをしていました。
叉当時「花形」だった「ブライダルプレイヤー」でプリンスホテル等都内有数のホテルでの演奏活動もしてました。
永年夢見ていたピアノの先生になれて凄く嬉しくて・・・志はありましたが・・・只、今振り返るとまだまだ未熟でした。
指導者としての経験不足は否めません。研修会や講座を沢山受けて勉強しました。「自己投資」を惜しみ無くしました。しかし、20代です、他に楽しい事や、経験したい事は沢山ありました。
半人前の指導者でした、でも、ずっとなりたかった「ピアノの先生」、自分なりに一生懸命頑張りました。
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27歳でご縁を頂き結婚し、30歳で男の子を授かり、今の所に越してきました。
私は、新しい住まいで直ぐに教室をしたかったので、産後まもなく教室を始めました。
新築マンションで、子供が多く、直ぐに生徒さんが集まりました。
赤ちゃんの世話は、実家の母に預けたり、ベビーシッターをお願いしたり、結構大変でした。
息子はベビーシッターには中々馴じめず、見るに見かねた生徒のお母さん達が交代で預かって下さったりもしました。
生徒さんがレッスンの前後で遊んでくれることもよくありました。
毎回学校の宿題を持ってきて、息子の面倒を見ながら宿題をやっていく男の子もおりました。当時我が家のリビングは子供たちの憩いの場でもありました。
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息子が「大好き」だった3歳上のメグチャンは、めぐみ幼稚園に行く前に毎朝家に来て一緒に「ポンキッキ」を見て幼稚園に行き、帰ってからは、息子を迎えに来てくれて家に連れて行き、遊んでくれました。
本当に「回りの人々」に助けられ今があります。どんな仕事であっても子育てとの両立は大変です。周りの人たちの協力なしには出来ません。助けて下さった方々に心から感謝してます。
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息子が小学生になると、「お守り」は必要なくなりましたが、我が家は「同級生」のお友達の「遊戯スペース」になってました。
学校が終わると、友達が一堂に押し寄せて、当時大流行の「スーパーファミコン」をしたりして、みんなで自由に伸び伸びと遊んでました。
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少し「楽」になってきたので、その頃から、私も「自分の勉強」をする余裕が出来てきました。
子供が学校に行ってる間に様々な研究会に参加して各種セミナーを受けました。
再び勉強できるのがとても嬉しかったです。
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主人は都内に勤める会社員でしたが、両親が明治生まれ、という事もあるのか、可なり厳格な人で、妻であり息子の母である私に求めるもののレベルが可なり高いでした。掃除・洗濯・家事・育児は妻がするもの、という考えが根底にありました。
只、それは最初の内だけで、私にそれら全てを求めるのは無理、だと判断したのか(^^;)途中から方向転換をしてくれました。
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父親としては、超「子煩悩」で、毎週末に、動物園・博物館・海・山・キャンプ等に出掛け(アウトドア派ではないのですが頑張ってくれてました)
元々、ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)や「鉄道模型」が大好きで、空いてる部屋をひと部屋鉄道模型の部屋にして、模型を走らせたりしてました。
息子は「物心」着いた頃から、一緒にプラモデルを作り「戦隊もの」のおもちゃなどは全て買ってました。後年「僕の頭の中は3Dになってる」とよく言ってました。それが今の仕事に大きくプラスになってるようです。
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息子はピアノには全く興味なく、もしかしたら一度も弾いてないかもしれません。
小さい頃からプラモデルを作ってたので、器用で「観察力」も凄かったです。
幼稚園の年少の時に写生で書いた「牛の絵」が世界的なコンクールで「特選」を取って以来、小・中学校の時も「絵」や「工作」「写生」等で毎年賞を頂いてました。
そして、大学は、芸術方面では名のある大学に進む事が出来、更に、卒業後、もっと勉強したいと言って「専門学校」でも学び、今、自分の最も得意な事、そして、好きな事を仕事にして日々頑張ってます。
因みに、二人の「孫」も、全くピアノに興味を示しません(^^;) 完全に、ジージーとお父さんの血を受け継いでます。
嫁は今は専業主婦で子育てに専念してますが、やはり、息子と同じ方面で「特化」した物を持っていて、アニメキャラ的な絵や小物の制作などは、かなりのレベルです。
子供に手がかかる前は、作品を沢山作っていて、生徒さん達にもよくプレゼントしてくれて、みんなすごく喜んでくれました。(当時カナリア日記にはその作品を随時ご紹介させて頂いてました)
いずれ、復活すると思いますので、その時は心から応援したいと思ってます。
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私も年金を頂ける年になりました。贅沢をしなければ主人と二人で十分暮らしていけます。でも、元気なうちは仕事を続けていけます。というか、これからが本当に仕事に打ち込める時かもしれないと思ってます。
主人は、自分なりに好きな事をして日々楽しく過ごしてます。
息子の家族の事も、二人に任せておけば何も心配いりません。
そして、私は、今「独身時代」に戻ったような軽やかな気分でいます。
あの頃のような自由を手にしてます。年は取りましたが、あの頃より「心」は何倍も軽やかです。
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そんな中で、これからは人様のお役に立てる事をしたい、と思ってます。
今の私にできる事は、ピアノの指導です。それしか出来ません。だから、それをもっと極めたいと思ってます。
これからが、本当の勉強の時だと思ってます。
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「カナリア音楽教室」は主人がつけてくれた名前なんです。
今まで、主人の支えなしにはやってこれなかった教室です。
その主人と後何年共に過ごせるか分かりません。
これまでの御恩返しのつもりで私はお教室を頑張りたいと思ってます。
HPのトップページに書いてある言葉
「笑顔のレッスン・楽しいレッスン・元気の出るレッスン」
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
これまでの、ご協力・ご理解・ご支援に心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。今後共何卒よろしくお願い申し上げます。増田玲子