マラソン・シーズンも一段落したところだが、例年、今の時期に上半期のランキングを作成してきた。今年は五輪イヤーということもあり、ランキングの範囲を昨年の9月以降まで広げてみようと思う。五輪選考レースの初戦としての世界選手権から、今春の海外都市マラソンまでを対象に、まずは男子のランキングを作成してみよう。
2年前の上半期のランキングを作る際に、当時新書で刊行され、マラソン&駅伝ファンの間で物議を醸し . . . 本文を読む
男子と同様に、今年上半期の日本の女子マラソンの記録ランキングを作成してみよう。
1位 原裕美子(京セラ) 2:23:48 大阪優勝
2位 小まり(ノーリツ) 2:24:39 大阪2位
3位 加納由理(資生堂) 2:24:43 大阪3位
4位 大南博美(トヨタ車体) 2:26:37 ロッテルダム優勝
5位 橋本康子(セガサミー) 2:28:49 名古屋優勝
6位 弘山晴美(資生堂) 2:28: . . . 本文を読む
今年のマラソンシーズンも一段落した中、今年前半の日本のマラソンを振り返ってみようと思う。8月の世界選手権まであと2ヶ月半に迫っている。
その世界選手権の代表選考だが、昨年に行なわれた選考レース、福岡とアジア大会から4人が選ばれた。今年行なわれた選考レースから選ばれたのはびわ湖で6位の久保田満だけである。
厳しい言い方をすれば、アジア大会で金メダルを取れなかった大崎悟史と、福岡国際で28km過ぎ . . . 本文を読む
2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったもので、トリノ五輪や自らのトレーニングやら何やらかんやらで、今年の男子の国内メジャーマラソンについて、別大の展望記事を書いて以来何も書いてなかった。
春の海外メジャーマラソンも一段落した今、まとめて振り返ってみようと思う。
まずは、2つの記録ランキングを作成してみた。
グループA
1位 高岡寿成(カネボウ)2:09:31 東京②
2位 松宮隆行(コニカミ . . . 本文を読む
子供の頃に先生から教わった、
「来年の事を言うと鬼が笑う。」
という諺が、僕にはとても恐ろしい言葉のように思えたものだった。
国際千葉駅伝の翌日のスポーツ紙には、大会のサブイベントで顔を合わせた、高橋尚子、野口みずきの「世界最強コンビ」が、
「北京に向けて“共闘”を誓う。」
との記事が掲載されていた。
「ラドクリフとヌデレバを、け落とし、北京で高橋と野口が直接対決へ-」
(サンケイスポーツ11 . . . 本文を読む