KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

ボストン・マラソン展望vol.2~男子篇

2006年04月15日 | マラソン時評
'51年の“アトム・ボーイ”田中茂樹氏や'53年の山田敬蔵氏の優勝のおかげで、ボストン・マラソンや「心臓破りの丘」の名前は広く日本でも知られている。僕の世代にとっては、何と言っても、モスクワ五輪の日本ボイコットの翌年の瀬古利彦さんの優勝だろう。それが彼の「真の世界最強のランナー」の証明と受け止められたものだった。 '87年の瀬古さんの優勝を最後に、日本人は優勝から遠ざかっている。以後、男子の最高 . . . 本文を読む

ボストン・マラソン展望vol.1~女子篇「レイコ・イズ・ナンバーワン」

2006年04月15日 | マラソン時評
土佐礼子がアテネ五輪5位入賞以来、1年8ヶ月ぶりにマラソン・ロードに戻ってくる!!!! こんなうれしいことはございません。 彼女が選んだレースは、国内マラソンでもなく、ペースメイカーにゴールまで引っ張られるタイム・トライアルでもなく、今年で110回目を数える世界最古のマラソン、ボストン・マラソンだった。 トリノ五輪にWBC、ワールドカップをしのぐ、今年最高のスポーツ・イベントだ!!(去年まで . . . 本文を読む