ウサイン・ボルトが男子100mで自らが昨年の北京五輪でマークした世界新記録をさらに0.11秒更新して金メダルを獲得した。
男子100mの世界新記録は、新聞の運動面をはみ出す事件だ。本来なら、五輪やFIFAワールドカップと並ぶ世界的スポーツイベントであるはずの、世界陸上選手権だが、日本では民放局が1局独占中継するために、他局のスポーツニュースでは、しばしば競技の結果が軽く扱われることがあったが、さ . . . 本文を読む
今、本稿を書き始める直前に、ニュースが飛び込んできた。女子20km競歩で渕瀬真寿美が7位に入賞したというのである。詳細は後述するが、女子10000mでの中村友梨香の7位入賞に次いで、2日連続の入賞である。大会前に陸連が掲げた「メダル1、入賞6」という目標、ハンマー投げの室伏広治の欠場で達成が危惧されたが、この勢いならいけるんじゃないかと思えてきた。
しかしながら、このレース、地上波では中継なしで . . . 本文を読む