2回続けてネガティブな事を書いたので、前向きな気分になるために、男子マラソンの予想でもしてみよう。
シリーズ(1)の続篇として、今回のマラソン代表“M.J.Q”の「戦力分析」をもっと詳細にしてみるつもりだった。実績的には十分なメンバーだが、それは裏を返せば、実績あるベテランを凌駕する若手が出現しなかっただけのこと。選考レースに優勝して代表の座を得たランナーが1人もいないのは今回ばかりではないが、選考レースで自己ベストを更新したのが久保田満のみというのも寂しい限り。
世界記録保持者も金メダリストも不参加とはいえ、海外勢は強豪ぞろいである。選考レースで敵わなかったランナーも参加している。
ただ、この暑さと、地元の声援が、海外勢との実力差をどれだけ短縮してくれるものか?
それを考えながら、結局は独断と偏見で選んだトップ10は↓
1位 ムバラク・ハッサン・シャミ(カタール)
2位 アブデラヒム・グムリ(モロッコ)
3位 大崎悟史(NTT西日本)
4位 尾方 剛(中国電力)
5位 ラバン・カギカ(ケニア)
6位 フリオ・レイ(スペイン)
7位 佐藤智之(旭化成)
8位 ムバラク・フセイン(アメリカ)
9位 サムソン・ラマダーニ(タンザニア)
10位 諏訪利成(日清食品)
やはり、「夏マラソンの実績」を考慮した。気温30℃、湿度70%のコンディションの今年のパリ・マラソンで2時間7分19秒で優勝した去年のアジア大会の金メダリスト 、シャミ優位は動かせない。彼が優勝することで、「カタール国籍問題」の存在が広く知れ渡り、日本の高校野球の特待生問題同様に議論が深まる契機になれば、それもよし、と思う。
日本人トップでゴールするのは誰かを選ぶのが難しかった。久保田の名前がないが、過小評価しているわけではない。トップ10に多ければ日本人が4人は入って欲しいという願望を込めただけで、4人のうちの誰かが久保田と代わる可能性は大である。
期待度の高いのは尾方だが、後輩の大崎も地元出身だけに今回は先輩を破る可能性もありかと見た。どちらも、直接の面識はないが知人の友人であるだけに、特にひいきしてしまうが、3年ぶりに代表入りの旭化成の若い2人にも思いきった走りをしてほしい。こういう、耐暑レースでは、スタートから持ちタイムがさほど良くないランナーが飛び出し、独走するシーンが見られるが久保田か佐藤がそんな役を務めてもいいのではないかと思う。
ともかく、全てのランナーたちに望む。「勇気」を持ってスタートラインに立って欲しい。
「勇気」とは、「途中でレースを断念する勇気」である。
日本人ランナーがメダル争いに絡めば、テレビの視聴率も「欽ちゃんの涙のゴール」の半分くらいは稼げるだろうと思う。
シリーズ(1)の続篇として、今回のマラソン代表“M.J.Q”の「戦力分析」をもっと詳細にしてみるつもりだった。実績的には十分なメンバーだが、それは裏を返せば、実績あるベテランを凌駕する若手が出現しなかっただけのこと。選考レースに優勝して代表の座を得たランナーが1人もいないのは今回ばかりではないが、選考レースで自己ベストを更新したのが久保田満のみというのも寂しい限り。
世界記録保持者も金メダリストも不参加とはいえ、海外勢は強豪ぞろいである。選考レースで敵わなかったランナーも参加している。
ただ、この暑さと、地元の声援が、海外勢との実力差をどれだけ短縮してくれるものか?
それを考えながら、結局は独断と偏見で選んだトップ10は↓
1位 ムバラク・ハッサン・シャミ(カタール)
2位 アブデラヒム・グムリ(モロッコ)
3位 大崎悟史(NTT西日本)
4位 尾方 剛(中国電力)
5位 ラバン・カギカ(ケニア)
6位 フリオ・レイ(スペイン)
7位 佐藤智之(旭化成)
8位 ムバラク・フセイン(アメリカ)
9位 サムソン・ラマダーニ(タンザニア)
10位 諏訪利成(日清食品)
やはり、「夏マラソンの実績」を考慮した。気温30℃、湿度70%のコンディションの今年のパリ・マラソンで2時間7分19秒で優勝した去年のアジア大会の金メダリスト 、シャミ優位は動かせない。彼が優勝することで、「カタール国籍問題」の存在が広く知れ渡り、日本の高校野球の特待生問題同様に議論が深まる契機になれば、それもよし、と思う。
日本人トップでゴールするのは誰かを選ぶのが難しかった。久保田の名前がないが、過小評価しているわけではない。トップ10に多ければ日本人が4人は入って欲しいという願望を込めただけで、4人のうちの誰かが久保田と代わる可能性は大である。
期待度の高いのは尾方だが、後輩の大崎も地元出身だけに今回は先輩を破る可能性もありかと見た。どちらも、直接の面識はないが知人の友人であるだけに、特にひいきしてしまうが、3年ぶりに代表入りの旭化成の若い2人にも思いきった走りをしてほしい。こういう、耐暑レースでは、スタートから持ちタイムがさほど良くないランナーが飛び出し、独走するシーンが見られるが久保田か佐藤がそんな役を務めてもいいのではないかと思う。
ともかく、全てのランナーたちに望む。「勇気」を持ってスタートラインに立って欲しい。
「勇気」とは、「途中でレースを断念する勇気」である。
日本人ランナーがメダル争いに絡めば、テレビの視聴率も「欽ちゃんの涙のゴール」の半分くらいは稼げるだろうと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます