現役の金メダリストを落選させる、という選考が物議を醸した、4年前のアテネ五輪の女子マラソン代表選考について、当時の強化委員長として、世論の矢面に立たされた、澤木啓祐専務理事が当時、月刊陸上競技のインタビューでこんな話をしている。
金メダリストであり、世界最高記録も作った高橋尚子の実績を選考に際してどう評価したのかという質問に対して、
「実績の評価を4年というスパンで行なうならばこれ(高橋の実績 . . . 本文を読む
別府大分、東京と一般参加選手が好記録で日本人トップ(別大は優勝)が続いたせいか、びわ湖でもそのような「サプライズ」を期待してしまった。実際に一般参加選手の中にも、実績的には優勝争いに絡んできそうなランナーが多数いた。
1km3分のペースが15km過ぎから急速に上がり、中間点通過が1時間3分22秒の高速ペースとなり、有力ランナーたちが次々とふるいにかけられた。4年前2位だった小島忠幸、ニューイヤー . . . 本文を読む