kankoのひとりごと

外出できず、ネットと電話・ラジオで日々が過ぎています

水晶、レインボー水晶

2018年12月10日 | 身近な石と宝石

11月にみとちゃんたちが住んでいる中国の広州へ行った時、「リーワン広場」という宝石(イミテーションも多々)問屋街に連れて行ってもらいました。

水晶もたくさんあって、「レインボー水晶」と呼ばれる虹色の光がみえるのを買いました。
久しぶりのデジカメ写真。
私にはきれいな虹色が見えたのですが、写真では分かりにくいですね。

宝石の知識はあまりなかったけど、興味がわきました。
『岩石と宝石の大図鑑』(誠文堂新光社)を図書館で借りて、眺めています。
手持ちの物に関係ありそうなことをメモしておきます。

水晶について 
英語ではロッククリスタル(rock crystal)
化学組成は二酸化ケイ素(SiO2)硬度7

二酸化ケイ素の結晶である石英(せきえい、英語は quartz:クオーツ)は、地球上に最も多量、普遍的に分布している鉱物。

その中で無色透明なものを水晶(英語は rock crystal)と呼ぶ。crystalは結晶のこと。
古語では、玻璃(はり)。

ロッククリスタルの言葉は、中世後期に無色透明なガラスを作る技術が生まれ、それをクリスタルガラスと言ったので、二つを区別する呼び名である。

色付きの水晶

紫色
紫水晶(むらさきずいしょう)アメシスト:amethyst

紫・スミレ色・赤紫と、幅広い色合い。
世界各地で産出するが、商業的規模でのアメシストの産地はブラジル。

ブラジルやウルグァイのアメシストの高品質でないものは、熱処理により黄水晶にするために用いられる。
アメシストは紫外線にさらされると色があせるので、装飾品は窓辺で保管しないよう注意が必要。

黄色
黄水晶(きずいしょう)シトリン:citrine
流通している黄水晶の殆どは、紫水晶の加熱によって作られたもの。

桃色
バラ石英(紅水晶、紅石英)ローズクォーツ:rose quarz

日本では、透明度の高い石を「水晶」、透明度が低く濁っているものを「石英」と分類しているので、厳密にいえばローズクォーツは紅石英である。
水晶の結晶のような形では出ない。塊状で産出するし、1㎝以上の長さになることもめったにない。
主な産地 マダガスカル・ブラジル

乳白色
ミルキークオーツ:milky quarz
白色~灰白色で、半透明~不透明の石英。ほとんどの石英がこのタイプに属する。
砕いて地面に敷き詰めたりするが、装飾用にもなり、オパールのようにカットされるものもある。
パワーストーンでも人気あり。
(パワーストーンには興味も関心もないので知りません)

丸いレインボー水晶


虹色が見えるのは、水晶の中の不純物が反射して見えるからです。
家にあった水晶のかけら、目を凝らしてみたら、虹色が見えました(*^-^*)。
子どもの夏休みに、石の標本売り場で買ったもので、不純物たっぷりですからね。
思いがけない発見でした(^-^)b

白い四角部分を拡大↓

見えなくもないでしょ!

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