職場のスクエアな中庭の一辺に、昼時になるとケータリングのワゴン車が集まる。
食べ盛りの男子学生が9割の大学であるゆえ、大体が肉系のケータリング。
人気ナンバーワンはケバブ屋さん。行列ができる店の車はどんどん大きくなり、現在は2tトラックを改装したキッチンカーである。
本日は夜間シフト勤務で、夕方気がつけばケバブ店しか営業していない。年に数えるほどしか買わないが、ライスケバブのバターライスが絶品。
だがライスは既に底を尽き、ピタケバブが残るのみ。
結局、職場では食べるゆとりがなく、持ち帰って晩飯にしました。この肉量は、僕にとって2食分。
ピタパンを見ると、イスラエルやギリシャの屋台店の光景が瞬時に蘇ります。
職場のケータリング、実は毎週金曜日に来るクレープ店がもっとも待ち遠しい乙女ハートのおっさんです。