先日も日中歴史共同研究で折り合いがつかなかったという記事があった。
シナ、韓国と日本とで近現代歴史認識を共有しようというのは無理がある。
日中共同研究に至っては有識者が自虐史観にまみれ、シナ側の南京虐殺30万人論に明確に反論できていない。
日韓共同研究も同じようなものだ。日本朝鮮併合時代を欧米諸国が行った植民地搾取と同様にとらえているところがそもそも間違っている。従軍慰安婦、朝鮮人連行を捏造し、竹島不法占拠、そして今も尚、反日教育をやめず、欧米でロビー活動まで行っている。
よい人々もいるだろうが、かの国々の方針はタカリだ。なにごとにも誠意を持って対応しようとすると、国益を毀損し、将来ある日本の若者の歴史観をゆがめる教科書を強いられる。
税金で体のいい精神侵略をされているのだ。
これらの国とは政冷経熱、必要な経済交流だけ行っていればよい。
シナ、韓国と日本とで近現代歴史認識を共有しようというのは無理がある。
日中共同研究に至っては有識者が自虐史観にまみれ、シナ側の南京虐殺30万人論に明確に反論できていない。
日韓共同研究も同じようなものだ。日本朝鮮併合時代を欧米諸国が行った植民地搾取と同様にとらえているところがそもそも間違っている。従軍慰安婦、朝鮮人連行を捏造し、竹島不法占拠、そして今も尚、反日教育をやめず、欧米でロビー活動まで行っている。
よい人々もいるだろうが、かの国々の方針はタカリだ。なにごとにも誠意を持って対応しようとすると、国益を毀損し、将来ある日本の若者の歴史観をゆがめる教科書を強いられる。
税金で体のいい精神侵略をされているのだ。
これらの国とは政冷経熱、必要な経済交流だけ行っていればよい。
【日韓歴史研究】「共同研究は不毛」 共通認識形成にはほど遠く 2010.3.23 19:35 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100323/plc1003231938012-n1.htm
(1/2ページ)
日韓両国の超えられない政治課題を民間に「丸投げ」の形で委託された日韓歴史共同研究は、そもそもの立ち上がりから政治の手段だった。このための埋めがたい溝は第2期研究でより明白になった。政治的には「緩衝地帯」、学会間ではお互いを知る意味はあるものの、「歴史」の共通認識形成にはほど遠い現実が浮き彫りとなった。
教科書小グループ新設は平成17年6月の小泉純一郎首相と盧武鉉大統領の首脳会談で決まった。小泉氏の靖国神社参拝で冷却した日韓関係修復に向けた日本側の配慮の色彩が濃かった。
安倍晋三政権でスタートした第2期。安倍氏は韓国側の狙いは承知の上で、主力委員に「がんばって闘ってください」とエールを送り、「健全な議論」に期待を表明していた。
しかし韓国側は、日本の歴史教科書を「日本の近代史を帝国主義の侵略と戦争を擁護し正当化する立場」(金度亨延世大教授)とひとくくりにし、採択率約0・4%の扶桑社「新しい歴史教科書」などを過半数以上の採択率の東京書籍の教科書と同等に扱い、「右翼」「軍国主義」などの用語で攻撃した。
(2/2ページ)
一部には『日本の教科書は戦争の拡大過程と占領地の事情についても記述している』(鄭在貞ソウル市立大教授)などと、バランスをとろうとした韓国側委員もあったが、「従軍慰安婦」と「(女子)挺身隊」と混同したままの『重大な欠陥を有した論文』もあり、大半の議論は平行線。このため『2年半にもわたる「歴史共同研究」を行いながら…はっきりした点がある。それは日韓の歴史教科書共同研究が不毛だったということである』(山室建徳帝京大准教授)と書いた委員もいたほどだ。
教科書小グループ幹事の古田博司筑波大教授は「韓国側のサンプリングは恣意(しい)的。当初から善玉・悪玉史観があり、それに合わせて資料を張り付けた観が否めない。日本側は多くの資料からの帰納的研究を目指したが、議論は全くかみ合わなかった」と総括した。
一方、植民地時代を含む19世紀中盤から現代までの近現代をあつかった第3分科会の日本側委員は「今年は日韓併合100年。植民地時代は35年だが、日韓にはその後の65年、日々新たに積み重ねた歴史がある。今研究では近代をトータルにみようと、共存の65年に文化や女性、人の動きといった違う視覚からのアプローチを試みた」と述べる。
だが、このテーマ設定に加え、韓国側は近現代分科会でも日本の教科書記述を扱うべきだと主張するなど紛糾。委員の一人は「文化的なテーマ設定に韓国側はことごとく反対し、議論は“格闘技”だった」と振り返った。(久保田るり子)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100323/plc1003231938012-n1.htm
(1/2ページ)
日韓両国の超えられない政治課題を民間に「丸投げ」の形で委託された日韓歴史共同研究は、そもそもの立ち上がりから政治の手段だった。このための埋めがたい溝は第2期研究でより明白になった。政治的には「緩衝地帯」、学会間ではお互いを知る意味はあるものの、「歴史」の共通認識形成にはほど遠い現実が浮き彫りとなった。
教科書小グループ新設は平成17年6月の小泉純一郎首相と盧武鉉大統領の首脳会談で決まった。小泉氏の靖国神社参拝で冷却した日韓関係修復に向けた日本側の配慮の色彩が濃かった。
安倍晋三政権でスタートした第2期。安倍氏は韓国側の狙いは承知の上で、主力委員に「がんばって闘ってください」とエールを送り、「健全な議論」に期待を表明していた。
しかし韓国側は、日本の歴史教科書を「日本の近代史を帝国主義の侵略と戦争を擁護し正当化する立場」(金度亨延世大教授)とひとくくりにし、採択率約0・4%の扶桑社「新しい歴史教科書」などを過半数以上の採択率の東京書籍の教科書と同等に扱い、「右翼」「軍国主義」などの用語で攻撃した。
(2/2ページ)
一部には『日本の教科書は戦争の拡大過程と占領地の事情についても記述している』(鄭在貞ソウル市立大教授)などと、バランスをとろうとした韓国側委員もあったが、「従軍慰安婦」と「(女子)挺身隊」と混同したままの『重大な欠陥を有した論文』もあり、大半の議論は平行線。このため『2年半にもわたる「歴史共同研究」を行いながら…はっきりした点がある。それは日韓の歴史教科書共同研究が不毛だったということである』(山室建徳帝京大准教授)と書いた委員もいたほどだ。
教科書小グループ幹事の古田博司筑波大教授は「韓国側のサンプリングは恣意(しい)的。当初から善玉・悪玉史観があり、それに合わせて資料を張り付けた観が否めない。日本側は多くの資料からの帰納的研究を目指したが、議論は全くかみ合わなかった」と総括した。
一方、植民地時代を含む19世紀中盤から現代までの近現代をあつかった第3分科会の日本側委員は「今年は日韓併合100年。植民地時代は35年だが、日韓にはその後の65年、日々新たに積み重ねた歴史がある。今研究では近代をトータルにみようと、共存の65年に文化や女性、人の動きといった違う視覚からのアプローチを試みた」と述べる。
だが、このテーマ設定に加え、韓国側は近現代分科会でも日本の教科書記述を扱うべきだと主張するなど紛糾。委員の一人は「文化的なテーマ設定に韓国側はことごとく反対し、議論は“格闘技”だった」と振り返った。(久保田るり子)
【産経抄】3月25日 2010.3.25 03:00 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100325/plc1003250301000-n1.htm
鳩山由紀夫首相は、「ゼロベース」という言葉を好む。先入観なしに課題に取り組む意欲を示しているのだろうが、現実にはなかなか難しい。23日に公表された第2期日韓歴史共同研究委員会の報告書を見て、改めて思う。
▼韓国側にはそもそも、「日本が悪い」というベースがある。“悪行”を十分反省しているか、否かの議論を仕掛けてくる。だから日韓が領有権を争っている竹島(韓国名・独島)問題など、テーマに含めることさえ許さない。それでいて、「従軍慰安婦」と「(女子)挺身(ていしん)隊」を混同する「重大な欠陥」には、無頓着だ。
▼特に教科書をめぐる議論は、紛糾したようだ。たとえば辛珠柏・延世大教授によれば、右翼と一部保守政治家、産経新聞などの保守メディア、そして「新しい歴史教科書をつくる会」が、歴史教科書を攻撃し、「日本社会の保守化と思想的流れを先導した」そうだ。
▼わざわざ、小紙の名前を挙げていただいて光栄だが、“過大評価”だろう。民主党の小林千代美衆院議員への不正資金事件で揺れる北海道教職員組合は、「竹島は韓国領」との立場だ。昨年末の調査では、大阪府内の府立高校や支援校171校のうち、国旗を常に掲揚しているのは2、3校にすぎなかった。
▼保守化どころか、「反日」の学校の先生たちは元気いっぱいだ。それにしても、韓国人の歴史問題にかける情熱には、脱帽する。小欄も韓国で開催されたフォーラムで、現地ジャーナリストにさんざんたたかれた経験がある。議論が終われば、人が変わったように居酒屋で歓待してくれたが。
▼2年間にわたって、韓国側の横紙破りに付き合わされた日本側委員のみなさんには、「お疲れさま」としか、言葉のかけようがない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100325/plc1003250301000-n1.htm
鳩山由紀夫首相は、「ゼロベース」という言葉を好む。先入観なしに課題に取り組む意欲を示しているのだろうが、現実にはなかなか難しい。23日に公表された第2期日韓歴史共同研究委員会の報告書を見て、改めて思う。
▼韓国側にはそもそも、「日本が悪い」というベースがある。“悪行”を十分反省しているか、否かの議論を仕掛けてくる。だから日韓が領有権を争っている竹島(韓国名・独島)問題など、テーマに含めることさえ許さない。それでいて、「従軍慰安婦」と「(女子)挺身(ていしん)隊」を混同する「重大な欠陥」には、無頓着だ。
▼特に教科書をめぐる議論は、紛糾したようだ。たとえば辛珠柏・延世大教授によれば、右翼と一部保守政治家、産経新聞などの保守メディア、そして「新しい歴史教科書をつくる会」が、歴史教科書を攻撃し、「日本社会の保守化と思想的流れを先導した」そうだ。
▼わざわざ、小紙の名前を挙げていただいて光栄だが、“過大評価”だろう。民主党の小林千代美衆院議員への不正資金事件で揺れる北海道教職員組合は、「竹島は韓国領」との立場だ。昨年末の調査では、大阪府内の府立高校や支援校171校のうち、国旗を常に掲揚しているのは2、3校にすぎなかった。
▼保守化どころか、「反日」の学校の先生たちは元気いっぱいだ。それにしても、韓国人の歴史問題にかける情熱には、脱帽する。小欄も韓国で開催されたフォーラムで、現地ジャーナリストにさんざんたたかれた経験がある。議論が終われば、人が変わったように居酒屋で歓待してくれたが。
▼2年間にわたって、韓国側の横紙破りに付き合わされた日本側委員のみなさんには、「お疲れさま」としか、言葉のかけようがない。