落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

新党の芽

2010年03月29日 | 政治・外交
新党結成の話題が記事に出てきた。
民主党政権はリーダーが「政治とカネ、脱税」疑惑にまみれ、公安委員長が掃除婦と称し女を公舎に引き入れハニートラップにかかっているのではないかと疑われる。
ご本人は「俺は独身だ、女と付き合って何が悪い」と釈明、国民の心配とかみ合っていない。
自民党時代にも似たようなことがあった。
さらに悪いことに、現政権は平和念仏議員や売国議員で構成され国防もままならず、社会主義的政策で次世代に借金を残す始末。
民主支持者は今タダを有り難がってもやがて高いものにつくことを承知だったのだろうか。
7月参院選には、民主でない政党が望まれるが、旧態依然の自民では受け皿になりそうにない。
4月新党ラッシュの予感! 公選法の「保護」規定で どうなる平沼グループ、鳩山邦夫氏…  010.3.28 21:06 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100328/stt1003282109005-n1.htm
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夏の参院選をにらみ、4月には、「新党ラッシュ」の様相をみせそうな雲行きとなっている。
公職選挙法の規定により、5月2日までに結党しなければ、類似の政党名の届け出を阻止することができず、得票数に微妙な影響を与える可能性があるためだ。
鳩山政権の支持率は回復する兆しがなく、自民党が「受け皿」として国民の期待を集めていない中、平沼赳夫元経済産業相、鳩山邦夫元総務相らが模索する「第3極」の結集が大きくクローズアップされているだけに、新党結成に向けた動きが加速しそうだ。(水内茂幸)

 公選法第86条7項では、「任期満了日から90日前にあたる日から7日以内」に、中央選挙管理会に政党名を届け出るよう求めている。今回改選を迎える参院議員の任期満了は7月25日なので、平沼氏らが新党を結成する場合、逆算すれば4月26日から5月2日にかけて、届け出をする必要がある。
 総務省によると、期限内に政党結成を届け出れば、その後、他の政党が同一名や酷似した名称を使おうとしても「名称保護」の規定が適用され、防ぐことができるという。5月3日以降も届け出は可能だが、同じ政党名の届け出があっても「保護」されず、政党名やその略称を投票できる比例代表で、まぎらわしい名称の政党が続出すれば、得票は、得票率などを勘案して按分(あんぶん)されることになる。

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 特定政党の追い落としを狙い、故意に同一名の政党名を複数届け出るような事態も想定される。
 このため、平沼氏は新たな保守勢力の結集を目指し、4月中の新党結成に向けて準備作業を急いでおり、比例代表などでの候補者調整も進めている。平沼氏に近い関係者は「インパクトのある政党名を早く決めて、世論にアピールしたい」と意気込む。
 鳩山氏も、秋波を送ってきた与謝野馨元財務相や舛添要一前厚生労働相との連携が不調に終われば、「自然との共生」を党是とした環境新党結成に動く可能性がある。
 与謝野、舛添両氏にしても、最終決断の猶予は約1カ月しかなく、「時間切れ」で自民党に残留する公算も出ている。

 このほか、改革派首長・首長経験者連合の山田宏東京都杉並区長は、中田宏前横浜市長らと政治団体「よい国つくろう!日本志民会議」の活動を活発化させ、新党を視野に、参院選に10人以上の擁立を目指している。
 新党が続出すれば、さらなる新党結成を促す相乗効果が出てくるのは必至。と同時に、参院選まで2~3カ月あることから、どこまで世論の支持を継続して引きつけておけるかは流動的だ。


台湾独立運動家アンディ・チャン氏のメルマガ(AC論説 NO.314)から
http://www.melma.com/backnumber_53999
前略・・・・

●政党と人民

政党とは一部の政治家が仲間を集めて作ったもので、人民が作ったの ではない。人民と政党は無関係である。政党が結成されてから人民の 支持を得て大きくなっていく。

人民の支持を得る為にはマニフェストとか政策などの発表で人民の共 感と支持を得なければならない。しかし、政党が大きくなるにつれて あたかも人民の支持は当然と思うようになり、勝手に政策を人民に押 し付けるようになれば人民は離反する。

政党は人民の為に政治をするのではなく、反対政党に対抗して政治を やるのだ。選挙になれば各政党は人民の献金と投票に期待する。

民主国家の選挙において、人民は不満に反対だから投票するので、賛 成に投票するのではない。人民は現状に不満があるから執政党が負け る傾向が強い。
日本の自民党が民主党に負けたのは民主党がよいから ではなくて自民党が負けたのである。そして政権をとればオバマ、鳩 山、馬英九は不満の的となる。ネガティブ・キャンペーンが有効なの は人民が不満だから投票することの証拠である。

●「民権」は自力で取得すべき

政党が人民の権利を擁護すると言うのはウソである。民権は人民に与 えられた権利だが、政党は民権を擁護するのではなく利用するだけで ある。政権をとってしまえば民権は邪魔になる。

選挙のときは人民サマサマだが、終われば政治家はエリートで民衆は 愚民になる。人民が国家の主人なら民意を大切にすべきだが、政権を とってしまえば民意に反する政策を実施する政党が多い。オバマの国 民医療保険、鳩山の子供手当て、馬英九のECFAなど、国が違って も独裁色が顕著になる昨今は、人民の力が無視されている証拠であり、 これは次期選挙で執政党が敗北する原因となる。人民の力が選挙に限 られた民主制度は真の民主ではない。民意が通らない政治は暗黒政治 に近い。

●左翼は人民に強制する

一般の傾向として左翼、リベラルと称する民主主義者は人民の意志を 無視して自分の主張を人民に押し付けるようである。左翼はどうして 自由を主張しながら他人の自由を束縛する政策を通そうとするのだろ うか。左翼に独裁傾向が強いことは民主主義の危機であり、人民は警 戒を強めなければならない。


選挙のときは人民サマサマだが、終われば政治家はエリートで民衆は 愚民になる。人民が国家の主人なら民意を大切にすべきだが、政権を とってしまえば民意に反する政策を実施する政党が多い。

国民が願ってもいない外国人参政権、人権擁護法案、夫婦別姓など持ち出した民主党はまさにこの通りだ。
母屋の自民が立ち直るのか、新党が出て第3極になるのか、漂流中の日本を救うクルーが早く出てきて欲しい。