宮崎県で口蹄疫が流行し牛や豚に大変な被害が出ている。
風評被害を防ぐためか、人間への感染が少ないためかマスコミが大々的に取り上げていなかった。
すでに7万頭の被害が出ているとのこと。畜産農家にとっては大変な事態だ。
以前の経験を活かせなかったとはお気の毒だ。
口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも 2010.5.12 22:44 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100512/dst1005122246004-n1.htm
過去最悪の6万匹殺処分、広がる口蹄疫の影響 宮崎 2010.5.8 20:43 産経
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100508/biz1005082045006-n1.htm
余談:
牛や豚を数えるのに、いつから「匹」になったのだろうか。
バッファロー、シマウマ、キリン、ライオン、トラ、ゾウも「匹」だろうか。
人間よりデカそうなものは「頭」と思っていた。
風評被害を防ぐためか、人間への感染が少ないためかマスコミが大々的に取り上げていなかった。
すでに7万頭の被害が出ているとのこと。畜産農家にとっては大変な事態だ。
以前の経験を活かせなかったとはお気の毒だ。
【産経抄】5月14日 2010.5.14 03:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100514/crm1005140301005-n1.htm
「ドナドナドナドナ 荷馬車が揺れる…」。童謡『ドナドナ』のメロディーは、たまらなく悲しい気分にさせられる。安井かずみの訳詞で、売られた子牛が市場に向かう情景を歌っていると知り、なるほどと思ったものだ。
▼まして丹精込めて育てあげた、牛や豚の殺処分に立ち会う、酪農家のやりきれなさは、察するに余りある。宮崎県で先月発生した、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」が、すさまじい勢いで広がっている。
▼蹄(ひづめ)のある動物の口のなかに水ぶくれができたり、発熱したりする伝染病だという。人体に影響はないが感染力が強く、処分はやむを得ない。その数はすでに7万匹を超え、10年前に宮崎県と北海道で発生したときに比べて、被害は100倍以上だ。2001年の英国での大流行では、処分された豚や羊は340万匹にも達した。
▼原因となるウイルスは、韓国か中国から流入したと考えられている。4月20日に最初の感染が確認されたとき、封じ込めに失敗したことは悔やまれる。口蹄疫防疫対策本部長を務める赤松広隆農水相が、ゴールデンウイーク中に外遊に出かけるなど、関係者の危機感があまりにも薄かった。
▼「ドナドナ」は、牛を追うかけ声ととるのが一般的な解釈だが、この歌は、長い受難の歴史をもつユダヤ人の心の叫び、との説もある(『童謡の謎3』合田道人著)。「ドナ」は実はヘブライ語で、「主よ」「神よ」を意味する「アドナイ」だと、いうのだ。
▼生活の拠(よりどころ)である家畜を失い、処分などの費用の負担がのしかかる農家は、まさに神か仏に助けを求めたい思いだろう。ネット上では、農家支援の募金受け付けが始まっているそうだ。被害の拡大阻止と農家の救済に、政府は全力を尽くしてほしい。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100514/crm1005140301005-n1.htm
「ドナドナドナドナ 荷馬車が揺れる…」。童謡『ドナドナ』のメロディーは、たまらなく悲しい気分にさせられる。安井かずみの訳詞で、売られた子牛が市場に向かう情景を歌っていると知り、なるほどと思ったものだ。
▼まして丹精込めて育てあげた、牛や豚の殺処分に立ち会う、酪農家のやりきれなさは、察するに余りある。宮崎県で先月発生した、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」が、すさまじい勢いで広がっている。
▼蹄(ひづめ)のある動物の口のなかに水ぶくれができたり、発熱したりする伝染病だという。人体に影響はないが感染力が強く、処分はやむを得ない。その数はすでに7万匹を超え、10年前に宮崎県と北海道で発生したときに比べて、被害は100倍以上だ。2001年の英国での大流行では、処分された豚や羊は340万匹にも達した。
▼原因となるウイルスは、韓国か中国から流入したと考えられている。4月20日に最初の感染が確認されたとき、封じ込めに失敗したことは悔やまれる。口蹄疫防疫対策本部長を務める赤松広隆農水相が、ゴールデンウイーク中に外遊に出かけるなど、関係者の危機感があまりにも薄かった。
▼「ドナドナ」は、牛を追うかけ声ととるのが一般的な解釈だが、この歌は、長い受難の歴史をもつユダヤ人の心の叫び、との説もある(『童謡の謎3』合田道人著)。「ドナ」は実はヘブライ語で、「主よ」「神よ」を意味する「アドナイ」だと、いうのだ。
▼生活の拠(よりどころ)である家畜を失い、処分などの費用の負担がのしかかる農家は、まさに神か仏に助けを求めたい思いだろう。ネット上では、農家支援の募金受け付けが始まっているそうだ。被害の拡大阻止と農家の救済に、政府は全力を尽くしてほしい。
口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも 2010.5.12 22:44 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100512/dst1005122246004-n1.htm
過去最悪の6万匹殺処分、広がる口蹄疫の影響 宮崎 2010.5.8 20:43 産経
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100508/biz1005082045006-n1.htm
余談:
牛や豚を数えるのに、いつから「匹」になったのだろうか。
バッファロー、シマウマ、キリン、ライオン、トラ、ゾウも「匹」だろうか。
人間よりデカそうなものは「頭」と思っていた。