落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

『逃げ菅』

2010年06月17日 | 政治・外交
20%を切った鳩山内閣の支持率は、菅内閣で41%に上昇したそうだ。
政治とカネ問題に一応キリをつけた(?と)菅内閣のクリーンさを強調し、今後に期待するマスコミ報道もあった。
支持率41%をそのまま鵜呑みにしてよいのか。
ネットでは菅氏のこれまでの行状や発言録が見られる。

曰く
・国旗国歌法に反対した
・拉致工作員シンガンスの助命嘆願に土井たか子氏、江田五月氏らとともに署名した
・菅氏自身も政治資金規正法違反の疑いがある
・「沖縄基地問題はどうにもならない、沖縄は独立したほうがいい」非公式発言
・南京大虐殺記念館(抗日記念館)を参観し献花署名、小沢氏以上の親中派

等々、こんな男が日本の首相になっているのだ。
新聞TVでは一部を除いてとりあげられることはなく相変わらずの偏向ぶりだ。

産経の朝刊は「国民を愚弄し続ける民主」とあった。支持率アップは、愚弄されていると気付かない国民が増えていることを表しているのではないか。
【主張】予算委なき閉会 これが「民主」政権なのか 2010.6.17 03:49 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100617/stt1006170330000-n1.htm
 ■恥ずべき「政治とカネ」隠し
 「逃げの一手」で臭いものにふたをする最高指導者に、日本丸の針路を委ねることが適切な選択なのだろうか。
 菅直人首相が予算委員会を開くことなく、通常国会を閉会させたことへの率直な疑問である。
 内政外交の懸案にどう取り組むかとの首相の所信表明演説を受けて、代表質問が衆参両院で1日ずつ行われたが、具体的な処方箋(せん)に乏しく、きわめて不十分な内容だった。

 一問一答形式の予算委審議が必要不可欠なのに、民主党政権は政治とカネの問題で追及されたくないことなどを理由に、野党との本格論戦を回避した。高い支持率を背景に、なりふり構わず参院選に駆け込もうという思惑を最優先したといわれても仕方あるまい。・・・・・

「逃げる」民主 「追えぬ」野党 首相54議席以上を視野 2010.6.15 23:55 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100615/stt1006152356010-n1.htm
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 第174通常国会の16日閉会を控え、与野党は6月24日公示、7月11日投開票予定の参院選に向け、一斉に動き出した。 民主党は菅直人首相をあしらったポスターを早々と発表、内閣支持率「V字回復」の勢いを選挙戦まで持続させる構えだ。野党は「逃げるな! 民主党」と声を上げるが、足並みはそろわず、焦燥感だけが広がる。(佐々木美恵、今堀守通)

 「菅内閣をぜひ信任していただき、もう一度民主党にチャンスを与えていただきたい!」
 15日午後、民主党本部でポスターを発表した安住淳選挙対策委員長はこう胸を張った。スローガンは「元気な日本を復活させる。」。ワイシャツにネクタイ姿の菅氏をあしらい、“庶民派”を強調した。
 民主党は「勢い」を持続させるため、野党が求めた衆参予算委員会審議などを一切拒否。論戦を極力避け、「刷新」のイメージ戦術で逃げ切る構えだ。・・・・


>「菅内閣をぜひ信任していただき、もう一度民主党にチャンスを与えていただきたい!」

つまり、有権者からは疑いを持って見られていることを承知しているのだ。鳩山氏の「トラスト ミー」と同じ。菅氏は「国旗も国歌も好き」といって現実路線に大きく舵を切った。自民党は今のままでは存在意義もなくなった。
このままゆけば、衆院選と同じように大方の反日マスコミの支援を受け参院選も民主が制するかも知れない。
愚弄され続ける有権者であってはならない。