落葉松亭日記

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オスプレイ配備

2012年07月24日 | 政治・外交
オスプレイ12機 岩国搬入完了 低い事故率、感情的反発 2012年7月24日(火)08:02
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20120724081.html

 ■7ルートで飛行訓練へ

 岩国基地に搬入されたオスプレイについて、米軍は4月のモロッコ、6月の米フロリダ州での2回の墜落事故の原因調査で安全性を確認した上で試験飛行を行い、普天間飛行場に配備する。10月初旬からの本格的な運用では、本州、四国、九州など7つのルートを設定し、低空飛行訓練を行うことにしている。

 ◆敵地深く侵入想定

 飛行訓練の経路にはグリーン、オレンジ、パープルなど6つの色の名称が付けられている。それとは別に、中国地方の「ブラウン」ルートでも実施する可能性が、米側から伝えられている。
 訓練計画では、普天間飛行場のオスプレイを月に2、3回程度、2~6機ずつ岩国基地とキャンプ富士(静岡県)に移動。高度150メートル付近での飛行訓練を実施する。
 低空飛行訓練は、敵のレーダー網をくぐり抜け、敵地深く侵入する作戦を遂行する上で必要だ。これらのルートは、岩国基地に配備されている戦闘機FA18ホーネットなどがすでに飛行している。

 ◆自治体が決議

 だが、全国知事会は19日、オスプレイが危険であるとして「自治体や住民が懸念する安全性の確認ができていない現状では受け入れることができない」と反対の緊急決議を採択するなど、飛行ルート下の自治体で反発が強まっている。
 オスプレイは開発段階や今年2回の墜落事故によって、その危険性ばかりが強調されているが、10万飛行時間当たりの重大事故の件数を示す「事故率」は、海兵隊が所有する固定翼や回転翼の航空機の平均事故率より低いのが実態だ。
 オスプレイの事故率は1・93。海兵隊の垂直離着陸戦闘機AV8Bハリアーの事故率は6・76で、海兵隊全体の平均事故率は2・45だ。普天間飛行場の現行機CH46ヘリコプターは1・11だが、むしろ「老朽化し使い続ける方が危ない」(森本敏防衛相)状態だ。
 防衛省幹部は「オスプレイの安全性をいくら説明しても、感情的になった地元から冷静に受け入れてもらえない」と嘆く。(峯匡孝)

南シナ海ではシナの横暴が目立ち、次は尖閣といわれている。
ミミタコだが、日本の国防は日米安保に頼っている。米も自国の国益にかなうとみて活動している。
日米安保がイヤなら自前の国防が必要になる。反対派は一切そういうことは言わない。

驚いたことに、自民党までも「地元の理解を得ないまま強行するやり方は納得できない」などと搬入を批判していた。マスコミもおかしい。B層向けだろうか、わずか20人ほどの反対派の行動を報道した。
感情的と見るのは甘いのではないか。中共の「日本解放第二期工作要綱」が着々と仕上げ段階に来ているかのようだ。

オスプレイ搬入 安全性示し説得に全力を 2012.7.24 03:14 [主張]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120724/plc12072403140007-n1.htm

■【宮家邦彦のWorld Watch】「不思議の国」のオスプレイ2012.7.12
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120712/plc12071208150008-n1.htm
●日米安保条約上、この種の装備品配備は事前協議の対象とならず、日本政府・地方自治体にその配備を「拒否」する権利はない
●オスプレイに限らず、米軍で新しい兵器・装備品に構造上の危険があれば、その運用は直ちに、かつ原因が取り除かれるまで、必ず中止される
●逆に、事故が起きた装備品であっても、構造上の危険がなければ、その運用は最終調査報告書作成前でも、再開される
●詳細な報告書作成には最低数カ月の時間がかかる。また、いかなる報告書が出たとしても、誰も装備品の「安全」に百パーセントの「確信」など持つことはできない

 以上を前提に、オスプレイについて考えてみよう。沖縄では海兵隊用オスプレイ(MV22)の普天間配備計画は以前から知られており、決して突然の決定ではない。また、海兵隊用MV22の事故率は他の同種、または異種の航空機に比べても決して高くないという。・・・・