落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

尖閣諸島、国が購入で合意?

2012年09月05日 | 政治・外交
石原都知事は容認した模様。
国が購入した後、目に見える実効支配処置を何もしなかったら、シナの思うつぼ。
竹島の二の舞にならねば良いが。
以下、時系列(新しい順)
尖閣購入「口挟めない」 石原知事、国有化容認 2012年9月5日(水)13:36
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2012090502480.html

 尖閣諸島の購入を目指してきた石原慎太郎・東京都知事は5日午前、都内の自宅前で記者団に「国が買うのは結構だけど、(都が購入後に)最後は国に渡すつもりでいた。地権者が国と決めたのなら、口を挟める問題じゃない」と述べ、国有化を容認した。
 都に集まった14億6千万円の寄付金については「せっかく集まった寄付金は即座に政府に渡します」と語り、国庫に納める考えも示した。
 一方、記者団とのやりとりの途中で、地権者との仲介役をしている山東昭子参院議員から知事に連絡があり、「(山東議員は)『地権者は政府と合意などしていない』と言ってきた。今ですよ」と知事は笑みを浮かべた。


尖閣、国が購入で合意 20.5億円 都知事にも伝達 2012年9月5日(水)03:00
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2012090407770.html

 野田政権が尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、20億5千万円で購入することで地権者と合意したことがわかった。近く関係閣僚で尖閣諸島の国有化方針を確認し、今年度予算の予備費からの拠出を閣議決定する方針。政府高官は4日、先行取得を目指していた東京都の石原慎太郎知事に会い、こうした状況を伝えたとみられる。
 長浜博行官房副長官は3日、地権者側と極秘に面会。関係者によると、尖閣諸島の魚釣島、北小島、南小島の3島を国が20億5千万円で買い取ることで合意した。政権側は当初、3島の実質的な価値を「5億円程度」(首相周辺)と見積もっていた。だが、都が14億円超の寄付金を集めたことから、都に先駆けて尖閣諸島の国有化を急ぎ、約20億円での購入を決めた。
 政権は、近く地権者側と正式な契約書を交わし、9月中旬以降の閣議で、尖閣購入について予備費からの拠出を決定したい考えだ。


尖閣国有化 月内合意へ最終調整 石原知事「無礼、卑劣、ペテン」 2012年9月4日(火)08:02
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20120904001.html

 政府が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化をめぐり、9月中の購入合意に向け地権者側と最終調整に入ったことが3日、分かった。購入額は20億5千万円となる見通し。ただ政府は、東京都の石原慎太郎知事が国有化容認の条件として提案した漁船待避施設の整備には応じない構え。石原氏は3日、都内で記者団に「(国の購入は)一種のだまし討ち。人に返事もしないで無礼というか卑劣、ペテンだ」と強い不快感を示した。
 政府高官は産経新聞の取材に地権者との合意時期に関し「月内がメドだ」と明言した。藤村修官房長官も記者会見で「現在は国が借りているが、地権者は売りたい意向がある」と強調。政府は購入経費として今年度予算の予備費を充てることを閣議決定する方針で、別の高官は「しかるべく発表する」と述べた。
 一方、石原氏は「地権者と話したが、そんなこと(国への売却)は言ってなかった」と説明。「漁民を守るために最低限のインフラを作るのは政府の責任ではないか」と政府の対応を批判した上で、次期衆院選を念頭に「新しい政府と交渉し、その政府にやってもらう」とも述べた。


尖閣、港整備に応ぜず=国有化20億円で調整―政府 2012年9月2日(日)18:45
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-120902X007.html

 政府は2日、石原慎太郎東京都知事が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化に協力する条件としている漁船の避難港整備などに応じない方針を固めた。近く都に回答するとともに、国有化に向けて地権者との交渉を本格化させる。政府は20億円程度で買い取る方向で調整している。
 石原知事は8月19日に首相公邸で野田佳彦首相とひそかに会談した際、国有化の条件として、悪天候時に漁船が一時避難できる「船だまり」や、漁業無線の電波中継基地などを整備するよう求めた。
 政府内で検討した結果、避難を理由にした上陸を拒むのは難しく、「港を使うのが中国など外国漁船ばかりとなりかねない」(政府筋)ことから、整備は困難と判断。中国や台湾が、実効支配を強める動きとして警戒していることも考慮した。
[時事通信社]