ユネスコ記憶遺産に捏造歴史『南京大虐殺』を登録した中共。
日本が抗議すると又新たな捏造歴史を持ちだし日本を非難した。
国際社会は、『南京大虐殺』が戦時中連合国側が行った宣伝であることは知っている。
しかし、ユネスコに登録されたことにより、中共の意図が思惑通りになるかどうか。
日本が抗議すると又新たな捏造歴史を持ちだし日本を非難した。
国際社会は、『南京大虐殺』が戦時中連合国側が行った宣伝であることは知っている。
しかし、ユネスコに登録されたことにより、中共の意図が思惑通りになるかどうか。
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第210号(10月24日)
http://melma.com/backnumber_190875/
*日中歴史戦、最終ラウンド
昨日、「南京大虐殺」の歴史捏造を正す国民会議が国会内で記者会見を開き、安倍総理への要請状を自民党の木原稔衆議院議員に手渡した。ちなみに小生もこの国民会議の呼び掛け人の一人である。
http://www.sankei.com/politics/print/151023/plt1510230022-c.html
中国が9日に「南京大虐殺文書」をユネスコの世界記憶遺産に登録させたのに対して、日本政府は直ちに遺憾の意を表明した。ところが22日、ニューヨークの国連の軍縮委員会で中国の傳聰軍大使が「旧日本軍が化学兵器や人体実験で多数の中国人を殺害した」という、これまた捏造事件を持ち出して日本を非難した。
この大使は軍服を着用していることから、中国人民解放軍の意図を体している事は明らかで、20日にも同委員会で、日本が核武装を画策していると核戦略関連で対日非難をしている。
旧日本軍の化学兵器使用といい日本の核武装といい、これらの対日非難は如何にも唐突で取って付けたような印象は免れない。一体、何故この時期に何の脈絡もないような対日非難を狂った様に繰り返すのか?
菅官房長官が13日に「ユネスコへの拠出金停止」を言及したのに対して、中国外務省の女性報道官はその日の内に、日本が「ユネスコを公然と脅迫する言論には驚かされた」とコメントした。
外交的脅迫がお家芸の中国外務省がこんな弱音を吐くぐらい、中国は日本の反応に動揺した訳だ。傳大使の狂った様な対日非難もこの動揺の顕われとしか考えられない。おそらく中国内部では今回のユネスコ登録は、致命的な失敗だったと認識されている筈である。
というのも「南京大虐殺」はもともと対日宣伝工作として捏造されたものであり、学術的に研究されれば戦時プロパガンダだと直ぐにばれてしまう。そこで学術研究の対象にしないという政治的な合意が国際的になされてきた。
ところが今年、日本の教科書検定で南京事件を記述しない歴史教科書(自由社)が合格した。
不安を感じた中国は、国連において政治的に大虐殺を認定させる意図をもって、遺産登録に踏み切ったのである。
だが、いやしくも国連の公式機関に資料が登録された以上、当然その資料は学術研究の対象となってしまう。もともと中国には学問の自由が存在しないから、この事態に立ち至るのを予見できなかったのだ。
日本の研究者から、今後は登録された資料を学術的に論破していくと聞かされて、中国の情報機関は初めて致命的な失敗に気付いた。習近平主席はロンドンで日本の残虐性に触れたが、遺産登録されたばかりの「南京大虐殺」には言及しなかった。論点を「南京大虐殺」から如何にそらすかに腐心しているのは明らかだ。
日中歴史戦は最終ラウンドに入ったと言えるだろう。
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。
動画配信中:「地図で見る第二次世界大戦」
http://www.nicovideo.jp/watch/1441391428
文庫新刊:「図解大づかみ第二次世界大戦」
http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000376/
著書:
「領土の常識」(角川学芸出版)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321212000089
「国防の常識」(角川学芸出版)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167
「戦争の常識」(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265
「エシュロンと情報戦争」(文春新書、絶版)
監修:
「イラスト図解 戦闘機」
http://www.tg-net.co.jp/item/4528019388.html
「超図解でよくわかる!現代のミサイル」
http://www.tg-net.co.jp/item/486298102X.html?isAZ=true
インターネット動画配信中:
「現代戦闘機ファイル」
http://www.nicovideo.jp/watch/1411697197
「よくわかる!ミサイル白書」
http://www.nicovideo.jp/watch/1383640409
http://melma.com/backnumber_190875/
*日中歴史戦、最終ラウンド
昨日、「南京大虐殺」の歴史捏造を正す国民会議が国会内で記者会見を開き、安倍総理への要請状を自民党の木原稔衆議院議員に手渡した。ちなみに小生もこの国民会議の呼び掛け人の一人である。
http://www.sankei.com/politics/print/151023/plt1510230022-c.html
中国が9日に「南京大虐殺文書」をユネスコの世界記憶遺産に登録させたのに対して、日本政府は直ちに遺憾の意を表明した。ところが22日、ニューヨークの国連の軍縮委員会で中国の傳聰軍大使が「旧日本軍が化学兵器や人体実験で多数の中国人を殺害した」という、これまた捏造事件を持ち出して日本を非難した。
この大使は軍服を着用していることから、中国人民解放軍の意図を体している事は明らかで、20日にも同委員会で、日本が核武装を画策していると核戦略関連で対日非難をしている。
旧日本軍の化学兵器使用といい日本の核武装といい、これらの対日非難は如何にも唐突で取って付けたような印象は免れない。一体、何故この時期に何の脈絡もないような対日非難を狂った様に繰り返すのか?
菅官房長官が13日に「ユネスコへの拠出金停止」を言及したのに対して、中国外務省の女性報道官はその日の内に、日本が「ユネスコを公然と脅迫する言論には驚かされた」とコメントした。
外交的脅迫がお家芸の中国外務省がこんな弱音を吐くぐらい、中国は日本の反応に動揺した訳だ。傳大使の狂った様な対日非難もこの動揺の顕われとしか考えられない。おそらく中国内部では今回のユネスコ登録は、致命的な失敗だったと認識されている筈である。
というのも「南京大虐殺」はもともと対日宣伝工作として捏造されたものであり、学術的に研究されれば戦時プロパガンダだと直ぐにばれてしまう。そこで学術研究の対象にしないという政治的な合意が国際的になされてきた。
ところが今年、日本の教科書検定で南京事件を記述しない歴史教科書(自由社)が合格した。
不安を感じた中国は、国連において政治的に大虐殺を認定させる意図をもって、遺産登録に踏み切ったのである。
だが、いやしくも国連の公式機関に資料が登録された以上、当然その資料は学術研究の対象となってしまう。もともと中国には学問の自由が存在しないから、この事態に立ち至るのを予見できなかったのだ。
日本の研究者から、今後は登録された資料を学術的に論破していくと聞かされて、中国の情報機関は初めて致命的な失敗に気付いた。習近平主席はロンドンで日本の残虐性に触れたが、遺産登録されたばかりの「南京大虐殺」には言及しなかった。論点を「南京大虐殺」から如何にそらすかに腐心しているのは明らかだ。
日中歴史戦は最終ラウンドに入ったと言えるだろう。
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。
動画配信中:「地図で見る第二次世界大戦」
http://www.nicovideo.jp/watch/1441391428
文庫新刊:「図解大づかみ第二次世界大戦」
http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000376/
著書:
「領土の常識」(角川学芸出版)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321212000089
「国防の常識」(角川学芸出版)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167
「戦争の常識」(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265
「エシュロンと情報戦争」(文春新書、絶版)
監修:
「イラスト図解 戦闘機」
http://www.tg-net.co.jp/item/4528019388.html
「超図解でよくわかる!現代のミサイル」
http://www.tg-net.co.jp/item/486298102X.html?isAZ=true
インターネット動画配信中:
「現代戦闘機ファイル」
http://www.nicovideo.jp/watch/1411697197
「よくわかる!ミサイル白書」
http://www.nicovideo.jp/watch/1383640409
【世界記憶遺産】「ユネスコ分担金を停止し、広報活動費に」 「『南京大虐殺』の歴史捏造を正す国民会議」が安倍晋三首相に要請 産経新聞2015.10.23 12:46
http://www.sankei.com/politics/print/151023/plt1510230022-c.html
国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産に中国が申請した「南京大虐殺文書」が登録されたことを受け、有識者有志が結成した「『南京大虐殺』の歴史捏造(ねつぞう)を正す国民会議」(議長、渡部昇一上智大名誉教授)が23日午前、都内で記者会見し、国際社会に対し正しい事実を早急に広報するよう求める安倍晋三首相宛ての要請状を発表した。
要請状では、「南京」登録について「歴史的事実に基づいておらず、中国の政治的宣伝に乗せられた決定だ」と強調。その上で、ユネスコへの分担金拠出を停止し、その予算を「南京」の研究や広報活動に使うべきだと提案した。また、同会議の研究者による南京事件検証資料の提供など政府に協力すると表明した。
同会議の藤岡信勝拓殖大客員教授は記者会見で「南京攻略戦はあったが大虐殺はなかったと実証されている。政府は正しい情報を世界に広める専属チームを作るべきだ」と訴えた。要請状は同日、首相官邸に提出する。
http://www.sankei.com/politics/print/151023/plt1510230022-c.html
国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産に中国が申請した「南京大虐殺文書」が登録されたことを受け、有識者有志が結成した「『南京大虐殺』の歴史捏造(ねつぞう)を正す国民会議」(議長、渡部昇一上智大名誉教授)が23日午前、都内で記者会見し、国際社会に対し正しい事実を早急に広報するよう求める安倍晋三首相宛ての要請状を発表した。
要請状では、「南京」登録について「歴史的事実に基づいておらず、中国の政治的宣伝に乗せられた決定だ」と強調。その上で、ユネスコへの分担金拠出を停止し、その予算を「南京」の研究や広報活動に使うべきだと提案した。また、同会議の研究者による南京事件検証資料の提供など政府に協力すると表明した。
同会議の藤岡信勝拓殖大客員教授は記者会見で「南京攻略戦はあったが大虐殺はなかったと実証されている。政府は正しい情報を世界に広める専属チームを作るべきだ」と訴えた。要請状は同日、首相官邸に提出する。