落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

中国空軍「第1列島線突破宣言」

2018年01月18日 | 政治・外交
中国の軍拡競争が再度始まった。列島線突破訓練が本格化するという。
  列島線・産経新聞より
中国、「列島線突破巡航」訓練本格化 「日本列島を一周する訓練を始める危険性も」2018.1.18 11:30
http://www.sankei.com/world/print/180118/wor1801180018-c.html

写真:対馬海峡を初めて通過した中国空軍のスホイ30戦闘機(防衛省統合幕僚監部提供)

 北朝鮮の「核・ミサイル」が世界的脅威となるなか、アジア各地での領土的野心を隠そうとしない中国への警戒も緩めてはならない。中国空軍は昨年12月、戦闘機による日本海上空の飛行を強行し、同軍の「遠方展開」が新たなステージに入ったことを誇示した。尖閣諸島や沖縄本島に対する、中国の暴挙・野望に警鐘を鳴らし続けているジャーナリストで、日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚氏が緊急寄稿した。(夕刊フジ)

 朝鮮半島が緊迫するなか、日本政府は危機回避策として、中国による北朝鮮制裁に期待し、中国との関係改善に動き出している。だが、冷静に中国の動きをみると、日中友好とは対極的な動きをしている。

 中国空軍は昨年11月から12月にかけて、宮古海峡(沖縄本島-宮古島間)を突破する訓練を9回も繰り返し、空中給油機を使った小笠原諸島やグアムなどを結ぶ「第2列島線」の突破に向けた訓練を本格化させた。これらは、戦略的な意図のもと、日本国民に騒がれないように進められた。

 「中国を縛りつけることのできる鎖はない」

 同空軍報道官は昨年11月30日、こう強調した。
 事実上、沖縄や台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線の突破宣言」といえる。翌月12日には、「前日、『繞島(にょうとう=島の周り)巡航』を実施した」「多数の爆撃機や戦闘機が参加した」「定例・常態化した遠洋訓練だ」「国家主権と領土を守る能力の向上を図った」と発表した。

 そして、中国空軍は同月18日、初めて対馬海峡を超えて日本海で訓練を行い、「日本海は日本の海ではない」と言い放ったのである。
 「繞島巡航」について、「(台湾)島を回る飛行」と報じたメディアもあるが、中国空軍は11月、バシー海峡(台湾-フィリピン間)と宮古海峡を通過して、沖縄・先島諸島と台湾を周回する訓練を行っている。
 つまり、繞島巡航とは「列島線突破巡航」であり、私は「列島線突破訓練」だとみている。

 中国空軍のこうした動きを放置すれば、最終的には、北海道とロシア・サハリン島の間にある宗谷海峡も突破し、日本列島を一周する訓練を始める危険性がある。気がつけば、中国軍機がいつでも日本全土を爆撃できる態勢を整えてしまうことになりかねない。

 日本政府が、中国の野望を軽視して「一帯一路」構想に協力すれば、自分の首を締める縄を綯(な)うことになる。
©2018 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL All rights reserved.
小野寺防衛相 尖閣接続水域に入った中国船は原子力潜水艦 © AFP 2018/ Jim Watson
2018年01月15日 17:23(アップデート 2018年01月15日 17:47)
https://jp.sputniknews.com/politics/201801154471926/

日本の小野寺防衛相は15日、今月11日に尖閣諸島周辺の接続水域を航行した中国の潜水艦が、原子力潜水艦だったことを明らかにした。 スプートニク日本
防衛相は分析結果として、「商(シャン)」級の攻撃型原子力潜水艦だったと発表した。
また防衛相は記者団に、これは「緊張を一方的に高める行為だ」と述べ、深刻な懸念を表し、毅然とした対処をしていくと強調した。

中国爆撃機の長距離飛行、日本政府が「関心」表明 2017年 08月 25日 15:30 JST
http://jp.reuters.com/article/onodera-china-military-plane-idJPKCN1B50C3

 8月25日、小野寺五典防衛相(写真)は閣議後会見で、中国軍機が前日午前に紀伊半島沖まで長距離飛行したことについて、外交ルートを通じて日本側の関心を伝えたことを明らかにした。写真は都内で8日撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)
 8月25日、小野寺五典防衛相(写真)は閣議後会見で、中国軍機が前日午前に紀伊半島沖まで長距離飛行したことについて、外交ルートを通じて日本側の関心を伝えたことを明らかにした。写真は都内で8日撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)
国防費7%増 大国、軍拡競争再び 米国、南シナ海強化へ
毎日新聞2017年3月5日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20170305/ddm/002/030/132000c

 2017年の中国国防費予算案の伸び率が、前年実績比「7%前後」になると4日発表され、初めて1兆元(約16兆5000億円)の大台に乗ることが確実になった。米国の国防費もトランプ政権下で大幅にアップされる見通しだ。両大国の軍事バランスは日本の安全保障にも関わる。中国と米国の国防費の伸びは、冷戦期のような軍備拡張の競争を引き起こすのか。・・・