人間はすぐに忘れてしまう生き物である。
だから、「こんなに冬って寒かったかね?」「今年の夏は特に暑いね!」などという事を毎年繰り返し言うのである。
しかし、僕は2007年の冬が暖冬であった事を決して忘れない。
この年の冬は、片手袋遭遇率が物凄く高かった。ちょっと外に出れば必ず出会う、という有様だった。
思うに、『みんな冬だから一応手袋は持って出る⇒しかし暖かいので手袋をしない⇒そのうち手袋の存在を忘れる⇒手袋に対する意識の低下⇒落としても気付かない』という流れが出来ていたのではないか?
片手袋一つ取ってみても、物事には原因と結果があることが良く分かります。