以前書いたのだが、「場所や時代や状況によって優先される価値観は変わる」という問題。
『大切だと思うものは場所や人によって変わる』(2015.5.15)
どういう事かというと、町中で見掛ける介入型は圧倒的に革や毛糸のファッション類片手袋が多いのに対し、
築地場内では軍手やゴム手袋も介入型になっている、という事だ。
つまり、町中ではファッション性が重視される為、軍手やゴム手袋を拾い上げる人はいないが、築地では作業性が重視されるので軍手やゴム手袋の価値が高く、拾われる機会も増えるのではないか?という事だ。
先日も見付けた。
片手袋を通じこのように大きなテーマを探り当てた時。これこそゾクッとして長年研究を続けてきて良かった、と思える瞬間だ。今後とも、このテーマには注目していきたい。