神戸ビエンナーレに出品する作品の制作の為、神戸に滞在中です。
早速神戸でも片手袋を見つけました。
フェンスとガードレールがお互いに傷つけあわないように、緩衝材として用いられている片手袋です。なので、無意識ではなく意識的に作られた片手袋ですね。
でも地元から遠く離れた地でコイツに出会うとホッとします。
今週月曜日、神戸ビエンナーレ設営初日を終え、ひとまず東京に戻ってきました。
メリケンパークはすっかり神戸ビエンナーレ仕様。
大工さんの偉大さを目の当たりにした一日でした。京都から来てくれた大工さん、作業内容を工務店さんから聞かされたのはなんと当日の朝!
ちゃんとした図面などもなかったのですが、現地で木材の加工、組み立てをあっという間にやってくれました。
心配していた通りコンテナは所々歪みがあり、予定していた寸法と合わない事もあったのですが、それも大工さんがうまく細工してくれました。
唯一の心配はコンテナ内のコンディション。想像以上に暑く、何より湿気が凄い。結露が凄かったので、トラブルが起きるとしたらこれが原因になってくるだろうな、と思いました。
それにしても工務店さん。資材を全部提供してくれたり、土台作りが終わっても配線を手伝ってくれたり、駅まで送り迎えしてくれたり。自分なら神戸から見ず知らずの男が訪ねてきたら、そこまで世話出来るだろうか?それを考えると、本当に本当に感謝です。ところで会場内の事務局を訪ねたら、入ってすぐの落し物置き場にアイツが待っててくれました。僕を心配してくれてるんでしょうか?
予定通り土台作りが終わり、来週月曜から本格的設営に入ります。