皆さんはドイツ人の画家、マックス・エルンストをご存じですか? 彼はシュールレアリズム(超現実主義)の代表的な画家のひとりですが、その多岐にわたる制作の中にフロッタ―ジュ(擦り出し)技法を使った『博物誌』という作品群があります。
さて、アトリエ夏休みこども教室の今回の課題は『図鑑を作ろう!』。 しかし、ただ上手に絵を描くだけでは普通なので、今回は“コラージュ”技法を使って、ちょっと意外性を楽しむような図鑑を作ってもらうことにしました。 コラージュもやはりシュールやキュビスム、ダダの画家たちがよく使った手法で、様々な素材を画面に貼り合わせて新しい表現を試みる技法です。
はたして皆の作品は・・・
まず、それぞれの図鑑のテーマを決めてもらい・・・

本物の図鑑などを参考にしながら、作品の下図を薄い上質紙に作りたい大きさに描いてもらいます。

描いた物の色や素材に見合ったものを用意された雑誌の中から選び、下絵に合わせて一緒に切断します。 本来は紙だけでなく、布などの材質の異なるものを貼り合わせるとより楽しいのですが、今回は“本”として装丁しなければならないので、紙類だけでのコラージュです。

本となる台紙の画用紙に切った素材を貼り合わせて行きます。

こちらはI・Cちゃんの“ハコフグ”、ひれの模様や目の輝きに工夫が見えますね。

出来上がった台紙を重ね合わせて製本し、さらに図鑑としての説明書きをペンで描き加え、また、時間に余裕のある人はコラージュ以外の所も色鉛筆などで補筆しました。

表紙は色紙で、もちろんここにもコラージュを

T・Kくんの『昆虫図鑑』の裏表紙。 あ~、こいつ、家にいるんだよねぇ・・・。
明日からは皆さんの作品のご紹介です。
さて、アトリエ夏休みこども教室の今回の課題は『図鑑を作ろう!』。 しかし、ただ上手に絵を描くだけでは普通なので、今回は“コラージュ”技法を使って、ちょっと意外性を楽しむような図鑑を作ってもらうことにしました。 コラージュもやはりシュールやキュビスム、ダダの画家たちがよく使った手法で、様々な素材を画面に貼り合わせて新しい表現を試みる技法です。
はたして皆の作品は・・・
まず、それぞれの図鑑のテーマを決めてもらい・・・

本物の図鑑などを参考にしながら、作品の下図を薄い上質紙に作りたい大きさに描いてもらいます。

描いた物の色や素材に見合ったものを用意された雑誌の中から選び、下絵に合わせて一緒に切断します。 本来は紙だけでなく、布などの材質の異なるものを貼り合わせるとより楽しいのですが、今回は“本”として装丁しなければならないので、紙類だけでのコラージュです。

本となる台紙の画用紙に切った素材を貼り合わせて行きます。

こちらはI・Cちゃんの“ハコフグ”、ひれの模様や目の輝きに工夫が見えますね。

出来上がった台紙を重ね合わせて製本し、さらに図鑑としての説明書きをペンで描き加え、また、時間に余裕のある人はコラージュ以外の所も色鉛筆などで補筆しました。

表紙は色紙で、もちろんここにもコラージュを

T・Kくんの『昆虫図鑑』の裏表紙。 あ~、こいつ、家にいるんだよねぇ・・・。
明日からは皆さんの作品のご紹介です。